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ようこそ いらっしゃいました。日常生活から同人妄想(腐女子)を書いている管理人です。 爆丸のシュンダン及デジクロのキリタイに萌えてます! 一緒に萌をしましょう(笑) ブログに掲載されている画像や文章の無断持ち出し、転載、複製は硬くお断りしますのでどうぞご理解よろしくお願いいたします。
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2025/09/03 (Wed)                  [PR]
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2011/11/12 (Sat)                  爆丸「11/11/11の不思議な出来事-3-」
で、出来上がった;;
ようやく「1」ネタ妄想小説が完結できたぁ~・・・・萌つきた
∑いやいや、萌つきちゃだめだ!!
昨日の妄想ネタの続きがようやく出来上がりました。まさかこんなに長くなるとは思わなかったよ。うん・・・
頑張って携帯とずっと睨めっこしすぎて視力がさらに落ちた!!
って、今はそんな事どうでもいいか
爆丸妄想小説vシュン←ダンです。続き物なので昨日アップした爆丸1から読んだほうがいいかと思います。
さて、毎度ながら同人・BL・女体化といった内容が嫌いな方・知らない方・苦手な方は読まれないほうがいいですよ?

爆丸
シュン←ダン続き物






「マルチョ!どういう意味だよ!?」

『いえ、ですからダンさんの体のデータが一致しない訳で』

「だから!一致しない意味が分かんねぇんだよ!」

ダイブアウトできない理由を聞いたダンだったが、その原因に納得できないと先程からマルチョに突っかかっていた

「大体なんなんだよ、男と女って!?」

『それが先程ダンさんのデータを見たところ何故か男性のデータになっていまして……恐らくバグか何かかと思うのですが』

マルチョは言いづらそうにフォローいれる中ダンは再び声を上げる

「だぁから!そもそも、そこがおかしいだろッ!俺は生まれたときから男だっての!なんなんだよ女って!?」

『え?』

「……」

ダンの発言にマルチョはポカンとした声を出し、また先程から黙り込んでいたシュンも声は出さなかったが目を見開いていた。
そんな二人の異様な空気を感じたのかダンは二人の顔をみる。

「な、なんだよ二人して黙り込んでよ;」

『ダンさん?』

「な、なんだよ」

『一つ伺いますがダンさん今なんとおっしゃいました?』

「はっ?」

マルチョの言葉に、今度はダンがポカンと口をあけてしまった。
今?とは先程自分が言った発言の事か?とダンは首を傾げながらリピートする

「え、だから女ってなんなんだ」

『その前です!』

「ま、前?」

えっと~とダンは思いだそうとするが何を言ったっけと眉間に皺をよせていたら、シュンが口を開く

「お前性別は」

「はっ?性別もなんも、男に決まってんじゃんかよ」

再び沈黙が広がり、耐えきれなくなったダンは「Σだぁぁ!」と声をあげ、何なんだよ!?と怒鳴る

「……決定だな、お前ダンじゃないだろ」

「ッ!だから、俺じゃないってなんなんだよ!」

先程のように冷たい瞳でみてきたシュンに胸が締め付けられるような感覚がきたダンは振り払うように声をあげる。すると、モニターからマルチョが言葉を発する

『……僕たちの知ってるダンさんは女性です。男性などと決してありません』

「ぇ?」

二人からの疑惑の視線にダンは息をのむが、再び声をあげる。

「女ってなんだよ!?俺は生まれたときから男だ!お前等こそ何いって……」

「聞こえなかったのか?俺たちの知るダンは女だ」

「シュ、ン」

敵意をみせるシュンの瞳
その瞳をジッと捕らえてくる視線にダンは耐えきれなくなり「勝手に言ってろ!」と声を上げ部屋を取びだしてしまった

「Σダン!おい、お前等悪ふざけにも程があるぞ!」

「ドラゴ、これが悪ふざけに見えるのか?ダンは女だ。それはお前も当たり前のように知ってるだろ」

「何をバカなことを……俺の知るダンは正義感が強くて俺達爆丸のために必死に戦ってくれた男のダンだ!」

そういってドラゴも部屋を飛び出しダンの後をおう。残ったシュンは、ゆっくりとマルチョの方をむく

「マルチョ」

『ぁ、はい』

「ドラゴのデータもエラーだったのか?」

『いえ、ドラゴさんは正常です。ダンさんだけがエラーでした』

「そうか……」

少し考えるとシュンは扉の方へと足を進める

『シュンさん?』

「ダンでないしろ、野放しにする訳にはいかないからな。連れ戻してくる」

『お願いします』

「それとマルチョ、一つ調べてもらいたいことがある」

『ぁ、はい。なんでしょうか?』


**


「ダン!」

外に飛び出したダンを探しに辺りを見渡すドラゴ
ダイブアウトできないのだから、インタースペース内にいるのは確かだが何処へいったのか。
先程飛び出したダンの顔は泣くのを必死にこらえていた。二人から疑惑の視線をあび耐えきれなく走り去ったダンにドラゴは不安が走った

「ダン……」

辺りを飛び回りようやくダンを発見した。
階段に腰掛け体を丸くし顔を塞ぎ込んでいた

「ダン」

「……ドラゴ、なんなんだよ一体」

「ダン…」

小さく喋るダンの声はかすれ泣いていたのが分かった。

「落ち着け、きっと二人は悪ふざけを……」

「あれ、悪ふざけに見えたか?」

「……」

「見えなかったろ?あれは本気だった。本気で俺のこと疑ってた……なんなんだよ、ちくしょッ」

体を少し震わせるダン。顔は塞ぎ込んでいたが、泣いているのは明白だった。すると後方から人の気配が。振り向けばそこには……

「シュン」

「Σッ!?」

ドラゴの声にダンはビクッと身体を跳ねらせた

「なんか用かよ……」

「……」

「俺はシュンが知ってる俺じゃねぇんだろ!だったらほっといてシュンが知ってる俺でも探しにいけよ!」

「探すさ、だがお前を野放しにすることは出来ない」

「ッ……あぁ、そうだよな。シュンにとっちゃ俺は怪しさ百倍だからな。だったら、逃げないように縄とかで縛っとけよ!」

顔を上げ振り向いたダンの瞳からは涙が頬を伝っていた。
睨み付けるダンだが、その瞳はとても寂しそうな、戸惑いの瞳で揺れ動いていた。
シュンは黙ったままダンの腕を掴み先程の場へと戻るべく歩き出した
ダンは抵抗する訳でもなく止まらない涙を止めようと何度も目を擦っていた

「ダン」

ドラゴは心配そうにダンの肩に乗り話しかけるがダンからの返答はなかった。


**


『シュンさん』

「マルチョ、さっきのだが調べはついたか」

『はい!』

なんの話だ?とダンは二人を擬しする。
するとスクリーンには再びあの鏡場が映し出された

『これをご覧ください』

そういって映し出されたのは、ダンが鏡の前に立っている映像

『まだこの時ダンさんのデータは正常です。』

そのまま見続けていればダンが鏡の中に吸い込まれていった。
そして一分も立たない内にダンが鏡の中から出てきた。

『この時のダンさんのデータを調べた結果ここでデータが変わっています』

「やはりそうか」

二人が話し合う中ダンは今映し出された映像をみてそういえば吸い込まれたなと独り言の様に呟いた

「ダンが入れ替わったのはここだ。そしてダンのデータが変わったのもここ。本物のダンをどこへやった」

「ッ!だから、本物のなんもあるか!俺は鏡の奥に次元のゲートが現れたから、それに飛び込んだ。まぁ吸い込まれたってのが正しいけどよ……けど、すぐに元の場に出ちまったんだ。だから、本物もなんも俺はダンなんだ!」

「……」

信じて欲しいというダンの強い瞳
それをジッと見つめるシュン。すると先程まで張りつめていた空気が和らいだ

「分かった」

「シュン?」

「マルチョ、今からこの鏡を調べに行く」

『分かりました。では僕もすぐそちらへ行きますので少々お待ちください』

そういって映像がきれる。ダンは戸惑いながらシュンの名を呼ぶ。そこには先程までの冷たい瞳を向けるシュンではなかった。

「シュン?」

「今の瞳は俺の知るダンと同じだったからな。信じてやる」

「シュン……」

そういって表情を和らげるシュンの顔をみてダンは先程まで感じていた不安が少し取り払われた気がした
と、ここでダンは恐る恐るシュンに疑問に感じていることを問うことに

「な、なぁ~ここでの俺ってマジ女なのか?」

「あぁ」

「そ、そうなんだ……」

顔を少し引きつらせながらダンは肩に乗るドラゴの方を向く

「ドラゴ、俺女だってよ……」

「ん、そのようだな」

「マジ想像できねぇ……女の俺ってどんなんだよ;?」

「別に姿形は今と全く変わらないぞ。ただ、態度が違うだけだ」

「ぁ、そっ;」

態度ってどんなだよ……とダンは小さな溜息をつき、ここでの自分が女だと聞くがやはり違和感を感じて仕方ないようだ

「女の俺、か……」

「……」

小さくボヤいたダンの表情はどこか寂しそうな顔をしていた。

「お待たせしました!では、参りましょう!」

マルチョも再びダイブインしてきた事により、これから例の鏡を調べに行くことに
その間つくまでダンはここでの自分の事が頭をよぎっていた




女の俺、か


女なら


きっと


シュンに気持ちを伝えられるんだろうな


今の俺は男で


でもここでの俺は女




正直


どこか羨ましいって思った




世間に批判すらされない女である俺は



もし、ここでの俺もシュンが好きだったなら



自分の気持ちを言えるんだろうな




ダンは小さく空笑いし、シュンを見つめる


その瞳はここでの自分を羨ましいがる想いと、シュンがやっぱり好きだという想いが混じり合っていた



「いくぞ」

「ぁ、あぁ」

シュンにせかされ、慌て後を追うダン
問題の鏡。それを調べれば何かが分かるかもしれない



続く
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