ようこそ いらっしゃいました。日常生活から同人妄想(腐女子)を書いている管理人です。
爆丸のシュンダン及デジクロのキリタイに萌えてます!
一緒に萌をしましょう(笑)
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どうも
今日午後から、打ちこんで出来た妄想小説です(笑)
うん、かなり集中して出来たわ~仕事中になにしてんだろうね(爆)
今日のは、デジクロでキリタイ小説
なんだか、出来上がった瞬間「キャラが絶対キャラの性格じゃねぇぇ!!」と思いながらも
「これは、これでよし!」なんて勝手に妄想つっぱしった自分
一応甘いです。
設定的には、二期ですので☆
さて、これより先同人要素がございます。
BL・女体化・女装やらなにやら・・・・嫌いな方・苦手な方・知らない方はブラウザを閉じてください。
デジクロ キリタイ小説となっております。
大丈夫!という方のみ どうぞ
今日午後から、打ちこんで出来た妄想小説です(笑)
うん、かなり集中して出来たわ~仕事中になにしてんだろうね(爆)
今日のは、デジクロでキリタイ小説
なんだか、出来上がった瞬間「キャラが絶対キャラの性格じゃねぇぇ!!」と思いながらも
「これは、これでよし!」なんて勝手に妄想つっぱしった自分
一応甘いです。
設定的には、二期ですので☆
さて、これより先同人要素がございます。
BL・女体化・女装やらなにやら・・・・嫌いな方・苦手な方・知らない方はブラウザを閉じてください。
デジクロ キリタイ小説となっております。
大丈夫!という方のみ どうぞ
デジクロ
キリタイ
二期設定
キャラがなにやら、少々壊れています。
二人のキャラ全部許せる!という方のみどうぞ;
デスジェネラルを倒すべく、新たな国へときたタイキ達。
しかし、夜も更け不用意に行動は危険と判断し今日は野宿をすることに
「ぅ~なんか急に冷えてきたな」
「昼間は暑さで堪えたけど、夜になると一気に気温が下がるのね」
風邪引かないように薪を多めに集めた方がいいと、それぞれ分担しテキパキと行動していく中タイキはある人物の様子が気になり、その人物へと近づいていく
「キリハ」
「……なんだ」
タイキに呼ばれ、少し間をあけながら身体を振り向かせたキリハ。
そんな彼にタイキは「大丈夫か?」と唐突もなく言ったせいかキリハは意味が分からないとばかりに眉間に皺を寄せながら「何がだ」と口をこぼす
「ぁ、いや……なんかキリハ調子悪そうだったから」
「……」
「その、ほっとけない気がして」
「……」
「あ、の……キリハ?」
黙り込んだままのキリハに、タイキはなんだかマズいこと言ったかな?と言葉が片言になっていく。
「も、もしもし?」
「……気のせいだろ、そんな事より自分の仕事をしろ」
そういってキリハはタイキから離れ歩いていってしまった
残ったタイキは、なんだかスッキリしない気分ではあったが、キリハに言われたとおり今は野宿の準備をしようと決め込め、その後聞き出そうと拳を握りしめていた
皆、さすがに疲れがたまっているのか、すぐに眠りについた。
それは勿論キリハもそうだ。ただ、彼は皆より少し離れた場で木に寄りかかりながら寝ているせいか暗くあまり見えないでいた。
「……」
タイキはあまり音を立てないように起きあがると、ゆっくりキリハの方へと近づいていく。
徐々に近づいていき、キリハの表情が見える位置までくるとタイキは顔を伏せているキリハの顔をのぞき込むように見始めた。
「……大丈夫、かな」
先程キリハの表情は、どこか違和感を感じだが今はその時より幾分よくはなっているような気がするタイキは、モヤモヤしていた気持ちが少し薄れキリハから離れようとすると、閉じていたキリハの瞳がゆっくりと開き始めた
「……タイキ?」
「ぁ、わるい。起こしちまったか?」
「……」
「キリハ?」
ジッと見てくるキリハに、なんだかいつものキリハらしくないとタイキは首を傾げる。
寝起きで寝ぼけているのか?と思った時キリハがタイキの腕を掴んできた。
突然の事に驚いたが、それ以上に驚きタイキは瞳を丸くする。
「キリハ、お前冷たッ!」
「……うるさい」
そのままキリハは腕を引っ張ると、タイキを自身の方へと抱き寄せ胸にすっぽりと収まるよう抱き締めてきた。
突然の事に驚くタイキだったが、それ以上にキリハの身体が冷たく顔を上げ声をあげる。
「キリハ、お前冷たすぎないか!?」
「うるさい、黙れ……夜中だぞ。他の奴らを起こす気か?」
「ぁ、それは謝る。けど、キリハお前冷たすぎだぞ?」
再度同じ事を言ってくるタイキの質問に、さも面倒だと言わんばかりな顔をしながらキリハは溜息をつくと、瞳を閉じタイキを抱き締めてきた。
「ちょ、おい!」
「低体温なんだ」
「は?」
キリハの言葉に、目を丸くし固まってしまうタイキ。
一方のキリハはといえば好き勝手とばかりにタイキを抱きしめ堪能していた。
「俺は平熱が低い方なんだ。だから同時に身体も冷たい」
「ぁ、なるほど……だからこんなに冷たいのか。んで?何で俺を抱きしめる必要がある」
離せとキリハから離れようとするタイキだったが、離すかと抱きしめる力が強まり、タイキは諦めたのか大人しくなった。
「お子様体温だな」
「は?」
「よく言うだろ?子供は温かいってな」
「離せ、喧嘩なら離してから買ってやる」
ググッとキリハの髪を引っ張るが、さすがに本気で引っ張ることはしない所がタイキらしい。
だが、そんな攻撃みじんもかゆくもないとばかりにキリハはタイキを離そうとしない。
すると、今まで動かなかったキリハの頭が動き離す気になったか?と思ったが甘かった。
突然の刺激にタイキは思わず声を出してしまった。
「Σひゃっ!?」
「……ここも、温かいんだな」
「な、な、なぁぁぁ!?」
キリハはタイキの喉元へ唇を落としてきたのだ。
キリハの唇は身体と同じく冷たかったせいか突然のひんやりとした感覚に思わず声を出してしまったタイキ。
すぐに離すかと思いきや、キリハはそのままタイキの首筋、項へと唇で触れていき仕舞いには舌で舐めてきたのだ。
さすがのタイキも、これ以上は自分の身が危険だ!と判断すると、どうにかしてキリハから離れようと試みる。
「キリハ!おまッ、いい加減離せ!」
「……うるさい」
声を出すタイキに耳元で囁くと、その唇を塞ぐように口づけてきた。
キリハの唇は、少し冷たくて一瞬気持ちいいと思ってしまったタイキは、すぐに思考を元に戻し離れようとするが後頭部にキリハの手が押さえつけるように置かれ離れることができなかった。
「ん、んぅ///」
「……」
「Σ!?」
触れるだけのキスから、口内に突然ヌルッとしたのが侵入してきたことにタイキは思わず瞳を見開いた。
それは言わずとしれたキリハの舌。
タイキの中を、タイキの舌を味わうように絡めてくるキリハの舌に最初は逃げていたタイキも徐々に絡め取っていった。
恐らく無意識なのだろう、甘い快楽にタイキはどうしようもない刺激に腕をキリハの背中に回し、彼のジャケットを握りしめる。
「ハッ、ふぁ……んぁ、ハァ、ハァ///」
ようやく離れた時、タイキは息遣いが荒く瞳を潤していた。
するとキリハは少し涙目になっているタイキの目元へ唇を落とすと、再びタイキを抱きしめてきた。
「キリ、ハ?」
「もう遅い、このまま寝かせろ」
「……」
そういって、黙り込んでしまったキリハにタイキは一つ溜息をつくと彼に寄りかかるように肩へ頭を寄りかからせた。
どうやら諦めたようだ
「たくっ……低体温が」
ふと視界に入ったキリハの手に、そっと触れるタイキ。
やはりキリハの手は冷たい。タイキはもう片方の手も同じように触るとキリハの手を暖めるようにキュッと握りしめた。
「……低体温って体も寒いのか?」
顔を伏せ隙間から見えるキリハの顔にジッと見つめるタイキ
今は閉じられているキリハの瞳。その瞳が開けばいつも自身を捉える青い瞳
その瞳も、最初の頃は黒いものを感じたが今はそれもなく寧ろ柔らかいものへ変わっていた。
「……性格は全く変わってないけどな」
思わず独り言を呟き苦笑いをこぼすタイキ
するとキリハの肩から布がパサッと落ちてしまった。
今は夜のせいで気温が低くキリハの身体も冷たい。
きちんとかけないと風邪ひくな、とタイキは布へ手を伸ばそうとするがキリハにガッチリ抱き締められているため動けない。
「どうすっかな」
目の前の人物は、スヤスヤと寝ているのかタイキが動こうとしても全く反応がない。
というより、寝付くのが早くないか?とタイキは疑問を感じつつも、このままじゃ埒があかないと仕方なく無理やり動こうとしたら、キュッキュッと可愛らしい足音が聞こえてきた。
そちらに目をやれば、キュートモンが近付いてきた。
「キュートモン」
「キュ?眠いッキュ」
「眠いところ悪いけど、キュートモン。そこの布取ってキリハにかけて貰ってもいいかな?」
「キュッ」
キュートモンは少し寝ぼけながらも言われたとおり布を取りキリハにかけてやる
「ありがとうキュートモン」
「キュッ………二人とも、くっついて暖かそうッキュ」
「へ?」
そういってキュートモンはドルルモンの方へと駆け寄り抱きつくようにくっつくと、そのまま眠ってしまった
「……寝ちゃった」
タイキは小さく呟くと、もう一度キリハの方へと目線を向ける。
キュートモンのお陰でキリハに布をかけられたし、自分の布は無造作ではあったがかけてるし、何よりキリハに抱き締められているためせいで寒くはない。
「……まっ、こんな日もたまにはいっか」
身体の力をぬきキリハに寄りかかると瞳をゆっくり閉じていくタイキ
だが、閉じた瞳を再び開けるとキリハの顔をのぞき込み始めたタイキ
「……」
回りをキョロキョロと見渡し、再度キリハの顔をのぞけばそこにはスヤスヤと寝ているキリハが。
タイキは、そっと顔を近づけるとキリハの頬に一つキスを落とした
「ッ///」
触れるだけののキスなのに、自らキリハにしたという行動にタイキは恥ずかしくなり顔を伏せ、もう寝る!とばかりに瞳をギュッと閉じてしまった
―た、たまたまだ!してやったことないからしただけだ!………Σって、違ぇぇ!!キリハがいつもと少し様子が違うからだ!―
なにやら一人心中格闘するタイキだったが、以外にも眠気の方が勝っていたのかすぐに眠ってしまった。
明日、皆が起きる前に起きなきゃと眠気がくる直前思いながらタイキは眠りについた。
「……これは、どうとりゃいいんだ?」
「襲われた後、とか?」
「だったら、もっと乱れてるだろ?」
「ただ単に一緒に寝た……とか?」
翌朝、皆が起床する中全員視界に入った光景に思わず目を疑うかのように固まってしまった。
なにせ、キリハがタイキを抱き締めながら寝ていたからだ。
「タイキ君、よく逃げなかったわね」
「ネネ、あんなに抱きしめられちゃ逃げれねぇだろ?」
「ともかく起こそうぜ」
「ん~……もう少し待ってみましょ」
ネネの発案に、シャウトモン達はブゥブゥとクレームをだす
「ほら、朝食の準備とかあるでしょ」
ぐいぐいと文句を言うシャウトモン達の背中を押しながら、その場を歩き出すネネ
もう一度振り向くと、面白そうな笑みをしていた
「一回貸しよ、キリハ君」
そういって、離れていったと同時にキリハの瞳がゆっくりと開いていく
「……貸し、ねぇ」
肩をすくめると、キリハは未だ寝ているタイキへと視線を落とす。
「日中も、こんな風にしてくれれば喜んで抱きしめてやるのに」
そういって面白そうに口元をあげるキリハの手には、タイキの両手が重なるように置かれていた。
冷たいキリハの手を暖めるように
「タイキが起きるまで、寝顔を存分に見てるか」
そういってキリハは、シャウトモン達が戻ってくるまでタイキの寝顔を楽しそうに見つめていた。
~おまけ~
「………んぅ」
「やっと起きたか、タイキ」
「……」
「タイキ?」
「……離せ変態」
「第一声がそれか?」
「うるさい、誰のせいで横になれず寝たと思ってんだ」
「さて、誰のせいだろうな?悪いが俺には身に覚えがないな」
「お前だよお前!なに知らん顔してんだ!」
「タイキから抱きついてきた記憶しかないな」
「勝手に自分の妄想へ記憶を変えんな!つか、離せ!」
「断る」
「あのな!………ん?皆は?」
「朝食探しだ」
「……もしかしなくても、この状況皆に」
「あぁ、バッチリ見られたな」
「ッ///!!」
「だから安心して、この状態を続けるぞ」
「誰が続けるか!いい加減離せ!」
ちなみにシャウトモン達が戻ってくるまで二人の口論は続いていた
終わり
キリタイ
二期設定
キャラがなにやら、少々壊れています。
二人のキャラ全部許せる!という方のみどうぞ;
デスジェネラルを倒すべく、新たな国へときたタイキ達。
しかし、夜も更け不用意に行動は危険と判断し今日は野宿をすることに
「ぅ~なんか急に冷えてきたな」
「昼間は暑さで堪えたけど、夜になると一気に気温が下がるのね」
風邪引かないように薪を多めに集めた方がいいと、それぞれ分担しテキパキと行動していく中タイキはある人物の様子が気になり、その人物へと近づいていく
「キリハ」
「……なんだ」
タイキに呼ばれ、少し間をあけながら身体を振り向かせたキリハ。
そんな彼にタイキは「大丈夫か?」と唐突もなく言ったせいかキリハは意味が分からないとばかりに眉間に皺を寄せながら「何がだ」と口をこぼす
「ぁ、いや……なんかキリハ調子悪そうだったから」
「……」
「その、ほっとけない気がして」
「……」
「あ、の……キリハ?」
黙り込んだままのキリハに、タイキはなんだかマズいこと言ったかな?と言葉が片言になっていく。
「も、もしもし?」
「……気のせいだろ、そんな事より自分の仕事をしろ」
そういってキリハはタイキから離れ歩いていってしまった
残ったタイキは、なんだかスッキリしない気分ではあったが、キリハに言われたとおり今は野宿の準備をしようと決め込め、その後聞き出そうと拳を握りしめていた
皆、さすがに疲れがたまっているのか、すぐに眠りについた。
それは勿論キリハもそうだ。ただ、彼は皆より少し離れた場で木に寄りかかりながら寝ているせいか暗くあまり見えないでいた。
「……」
タイキはあまり音を立てないように起きあがると、ゆっくりキリハの方へと近づいていく。
徐々に近づいていき、キリハの表情が見える位置までくるとタイキは顔を伏せているキリハの顔をのぞき込むように見始めた。
「……大丈夫、かな」
先程キリハの表情は、どこか違和感を感じだが今はその時より幾分よくはなっているような気がするタイキは、モヤモヤしていた気持ちが少し薄れキリハから離れようとすると、閉じていたキリハの瞳がゆっくりと開き始めた
「……タイキ?」
「ぁ、わるい。起こしちまったか?」
「……」
「キリハ?」
ジッと見てくるキリハに、なんだかいつものキリハらしくないとタイキは首を傾げる。
寝起きで寝ぼけているのか?と思った時キリハがタイキの腕を掴んできた。
突然の事に驚いたが、それ以上に驚きタイキは瞳を丸くする。
「キリハ、お前冷たッ!」
「……うるさい」
そのままキリハは腕を引っ張ると、タイキを自身の方へと抱き寄せ胸にすっぽりと収まるよう抱き締めてきた。
突然の事に驚くタイキだったが、それ以上にキリハの身体が冷たく顔を上げ声をあげる。
「キリハ、お前冷たすぎないか!?」
「うるさい、黙れ……夜中だぞ。他の奴らを起こす気か?」
「ぁ、それは謝る。けど、キリハお前冷たすぎだぞ?」
再度同じ事を言ってくるタイキの質問に、さも面倒だと言わんばかりな顔をしながらキリハは溜息をつくと、瞳を閉じタイキを抱き締めてきた。
「ちょ、おい!」
「低体温なんだ」
「は?」
キリハの言葉に、目を丸くし固まってしまうタイキ。
一方のキリハはといえば好き勝手とばかりにタイキを抱きしめ堪能していた。
「俺は平熱が低い方なんだ。だから同時に身体も冷たい」
「ぁ、なるほど……だからこんなに冷たいのか。んで?何で俺を抱きしめる必要がある」
離せとキリハから離れようとするタイキだったが、離すかと抱きしめる力が強まり、タイキは諦めたのか大人しくなった。
「お子様体温だな」
「は?」
「よく言うだろ?子供は温かいってな」
「離せ、喧嘩なら離してから買ってやる」
ググッとキリハの髪を引っ張るが、さすがに本気で引っ張ることはしない所がタイキらしい。
だが、そんな攻撃みじんもかゆくもないとばかりにキリハはタイキを離そうとしない。
すると、今まで動かなかったキリハの頭が動き離す気になったか?と思ったが甘かった。
突然の刺激にタイキは思わず声を出してしまった。
「Σひゃっ!?」
「……ここも、温かいんだな」
「な、な、なぁぁぁ!?」
キリハはタイキの喉元へ唇を落としてきたのだ。
キリハの唇は身体と同じく冷たかったせいか突然のひんやりとした感覚に思わず声を出してしまったタイキ。
すぐに離すかと思いきや、キリハはそのままタイキの首筋、項へと唇で触れていき仕舞いには舌で舐めてきたのだ。
さすがのタイキも、これ以上は自分の身が危険だ!と判断すると、どうにかしてキリハから離れようと試みる。
「キリハ!おまッ、いい加減離せ!」
「……うるさい」
声を出すタイキに耳元で囁くと、その唇を塞ぐように口づけてきた。
キリハの唇は、少し冷たくて一瞬気持ちいいと思ってしまったタイキは、すぐに思考を元に戻し離れようとするが後頭部にキリハの手が押さえつけるように置かれ離れることができなかった。
「ん、んぅ///」
「……」
「Σ!?」
触れるだけのキスから、口内に突然ヌルッとしたのが侵入してきたことにタイキは思わず瞳を見開いた。
それは言わずとしれたキリハの舌。
タイキの中を、タイキの舌を味わうように絡めてくるキリハの舌に最初は逃げていたタイキも徐々に絡め取っていった。
恐らく無意識なのだろう、甘い快楽にタイキはどうしようもない刺激に腕をキリハの背中に回し、彼のジャケットを握りしめる。
「ハッ、ふぁ……んぁ、ハァ、ハァ///」
ようやく離れた時、タイキは息遣いが荒く瞳を潤していた。
するとキリハは少し涙目になっているタイキの目元へ唇を落とすと、再びタイキを抱きしめてきた。
「キリ、ハ?」
「もう遅い、このまま寝かせろ」
「……」
そういって、黙り込んでしまったキリハにタイキは一つ溜息をつくと彼に寄りかかるように肩へ頭を寄りかからせた。
どうやら諦めたようだ
「たくっ……低体温が」
ふと視界に入ったキリハの手に、そっと触れるタイキ。
やはりキリハの手は冷たい。タイキはもう片方の手も同じように触るとキリハの手を暖めるようにキュッと握りしめた。
「……低体温って体も寒いのか?」
顔を伏せ隙間から見えるキリハの顔にジッと見つめるタイキ
今は閉じられているキリハの瞳。その瞳が開けばいつも自身を捉える青い瞳
その瞳も、最初の頃は黒いものを感じたが今はそれもなく寧ろ柔らかいものへ変わっていた。
「……性格は全く変わってないけどな」
思わず独り言を呟き苦笑いをこぼすタイキ
するとキリハの肩から布がパサッと落ちてしまった。
今は夜のせいで気温が低くキリハの身体も冷たい。
きちんとかけないと風邪ひくな、とタイキは布へ手を伸ばそうとするがキリハにガッチリ抱き締められているため動けない。
「どうすっかな」
目の前の人物は、スヤスヤと寝ているのかタイキが動こうとしても全く反応がない。
というより、寝付くのが早くないか?とタイキは疑問を感じつつも、このままじゃ埒があかないと仕方なく無理やり動こうとしたら、キュッキュッと可愛らしい足音が聞こえてきた。
そちらに目をやれば、キュートモンが近付いてきた。
「キュートモン」
「キュ?眠いッキュ」
「眠いところ悪いけど、キュートモン。そこの布取ってキリハにかけて貰ってもいいかな?」
「キュッ」
キュートモンは少し寝ぼけながらも言われたとおり布を取りキリハにかけてやる
「ありがとうキュートモン」
「キュッ………二人とも、くっついて暖かそうッキュ」
「へ?」
そういってキュートモンはドルルモンの方へと駆け寄り抱きつくようにくっつくと、そのまま眠ってしまった
「……寝ちゃった」
タイキは小さく呟くと、もう一度キリハの方へと目線を向ける。
キュートモンのお陰でキリハに布をかけられたし、自分の布は無造作ではあったがかけてるし、何よりキリハに抱き締められているためせいで寒くはない。
「……まっ、こんな日もたまにはいっか」
身体の力をぬきキリハに寄りかかると瞳をゆっくり閉じていくタイキ
だが、閉じた瞳を再び開けるとキリハの顔をのぞき込み始めたタイキ
「……」
回りをキョロキョロと見渡し、再度キリハの顔をのぞけばそこにはスヤスヤと寝ているキリハが。
タイキは、そっと顔を近づけるとキリハの頬に一つキスを落とした
「ッ///」
触れるだけののキスなのに、自らキリハにしたという行動にタイキは恥ずかしくなり顔を伏せ、もう寝る!とばかりに瞳をギュッと閉じてしまった
―た、たまたまだ!してやったことないからしただけだ!………Σって、違ぇぇ!!キリハがいつもと少し様子が違うからだ!―
なにやら一人心中格闘するタイキだったが、以外にも眠気の方が勝っていたのかすぐに眠ってしまった。
明日、皆が起きる前に起きなきゃと眠気がくる直前思いながらタイキは眠りについた。
「……これは、どうとりゃいいんだ?」
「襲われた後、とか?」
「だったら、もっと乱れてるだろ?」
「ただ単に一緒に寝た……とか?」
翌朝、皆が起床する中全員視界に入った光景に思わず目を疑うかのように固まってしまった。
なにせ、キリハがタイキを抱き締めながら寝ていたからだ。
「タイキ君、よく逃げなかったわね」
「ネネ、あんなに抱きしめられちゃ逃げれねぇだろ?」
「ともかく起こそうぜ」
「ん~……もう少し待ってみましょ」
ネネの発案に、シャウトモン達はブゥブゥとクレームをだす
「ほら、朝食の準備とかあるでしょ」
ぐいぐいと文句を言うシャウトモン達の背中を押しながら、その場を歩き出すネネ
もう一度振り向くと、面白そうな笑みをしていた
「一回貸しよ、キリハ君」
そういって、離れていったと同時にキリハの瞳がゆっくりと開いていく
「……貸し、ねぇ」
肩をすくめると、キリハは未だ寝ているタイキへと視線を落とす。
「日中も、こんな風にしてくれれば喜んで抱きしめてやるのに」
そういって面白そうに口元をあげるキリハの手には、タイキの両手が重なるように置かれていた。
冷たいキリハの手を暖めるように
「タイキが起きるまで、寝顔を存分に見てるか」
そういってキリハは、シャウトモン達が戻ってくるまでタイキの寝顔を楽しそうに見つめていた。
~おまけ~
「………んぅ」
「やっと起きたか、タイキ」
「……」
「タイキ?」
「……離せ変態」
「第一声がそれか?」
「うるさい、誰のせいで横になれず寝たと思ってんだ」
「さて、誰のせいだろうな?悪いが俺には身に覚えがないな」
「お前だよお前!なに知らん顔してんだ!」
「タイキから抱きついてきた記憶しかないな」
「勝手に自分の妄想へ記憶を変えんな!つか、離せ!」
「断る」
「あのな!………ん?皆は?」
「朝食探しだ」
「……もしかしなくても、この状況皆に」
「あぁ、バッチリ見られたな」
「ッ///!!」
「だから安心して、この状態を続けるぞ」
「誰が続けるか!いい加減離せ!」
ちなみにシャウトモン達が戻ってくるまで二人の口論は続いていた
終わり
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