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ようこそ いらっしゃいました。日常生活から同人妄想(腐女子)を書いている管理人です。 爆丸のシュンダン及デジクロのキリタイに萌えてます! 一緒に萌をしましょう(笑) ブログに掲載されている画像や文章の無断持ち出し、転載、複製は硬くお断りしますのでどうぞご理解よろしくお願いいたします。
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2025/09/06 (Sat)                  [PR]
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只今お休みを満喫中~
だらだらと、してます。

今日は、やっと・・・やっと!!
二月からやってた爆丸 シュン←ダンの連チャン妄想が最終章!!終わったぁぁあ!!
な、長かった・・・・果てしなく長かった。13話も続くとは思わなかった。うん、結構頑張った!けど、題名のホワイトデーという名の月は、とっくのとうに過ぎてしまったけどね・・・・(遠い目)
でも自分的には満足だぁ~書きたかった妄想をどうにか詰め込んだぞぉ!!

これより先は、爆丸シュンダン妄想小説となっております。
同人・BL・女体化といった内容が知らない方・苦手な方・嫌いな方はブラウザを閉じてください。
ではでは・・・・

爆丸

シュン←ダン

続き物
最終章










『自分の気持ち、想いを』


『好きって』



『シュンに、ダンの今想っている気持ちを』



『言ってみろ』



『お前は、一人じゃない』


『ダン』







「リク」

ダンは次元のゲートを潜る中、リクに言われた言葉を思い出していた。
手の中にはリクから渡された作ったクッキー。
それをギュッと抱きしめ瞳を閉じた。

「自分の、気持ち」



リィ……ン



「音が」

ダンは先程より強くなった音と赤く輝く光が強まったことに気付き無意識のうちに足をけった。
眩しい光に覆われ、思わず目をつむるダン。



『ダン!』



「シュ、ン?」

小さかったが、確かに聞こえた声
その声は確かにシュンの、声……
ダンは、ゆっくりと瞳をあける。眩しい光から見えたそこは……

「Σいでっ!!」

地面に顔面直撃ご対面したダン。地味に痛かったようで、顔を手で覆いながらゆっくり起き上がる。
辺りを見渡せば、そこは見知った景色

「……公園?」

ダンの周りは見知った景色。そうダンが別次元へ飛ばされる前にいた公園の林の中。

「戻った、のか?」

ダンは半信半疑のようで、本当に自身の世界なのか戸惑った。
ひとまずここにいても分からないと、立ち上がり移動しようとした時遠くの方から声が聞こえた。
その声はとても安心する、落ち着ける声

「シュン?」

思わず口に出してしまうダン。それと同時にトクットクッと鼓動がうるさくなっていくのを感じた。
そして視界に入った、シュンの姿
向こうも気付いたようで、走ってきた。
ダンは走ってくるシュンに何故か動けず、シュンを見ていることしか出来なかった。

「ダン!」

「シュ、……ンぅ!?」

突然の事にダンは思わず声を上げてしまった。

「へ?……ぁ、へ」

「今まで何処へ行っていた!」

抱きしめられたかと思いきや突然怒鳴られ状況がついていけないダン。
瞳を丸くする中、背中に回されたシュンの腕は震えていた。

「シュ、ン?」

「……心配、したんだからな」

「ぁ、その……わりぃ?」

「何故疑問系なんだ」

「いや、なんでだろ?」

ダン自身まだ状況がつかめていないようで、オロオロするばかり。
シュンは一つ溜息をつくと、ゆっくりダンから離れた。

「ともかく無事でなによりだ」

「シュン」

「ドラゴから、お前が消えたと聞いたときは焦ったがな」

「ドラゴ、が……?」

「あぁ、皆でどうにか手かがりを探ろうとしたんだが中々見つからず」

「……」

「ダン?」

目を丸くしたまま固まったダンの様子に首を傾げながら「どうした?」とシュンは声をかけた

「ここは、俺がいる世界……で、いいんだよな?」

「ダン?」

「家族がいて、ドラゴがいて……皆が楽しく爆丸バトルして、それで……」

戸惑うダンに、シュンは優しく抱きしめた。

「安心しろ、ここはお前が。ダンがいるべき世界だ。皆で楽しくバトルして、爆丸がいる。仲間がいる。家族がいる。ドラゴもいる。勿論、俺もだ」

「ッ」

シュンの言葉にダンは息を詰めギュッとシュンの背中に腕を回し抱きついた。
シュンの言葉にようやく実感をもてたからだ。
今ここは、自分自身が存在する世界
家族がいて、仲間がいて、ドラゴがいて、そして……


シュンがいる世界



ダンは、ようやく帰ってこれたのだと実感できた。






「平気か?」

「あ、あぁ。大分落ち着いたからよ」

ようやく落ち着けたダン、先程シュンに抱きついてしまった事が気恥ずかしく少し動揺しながらも落ち着かせていた。

「皆の所にいくぞ、心配してる」

「ぉ、おう」

その後皆の所へ行けば、全員驚いたり喜んだり怒ったりと、様々だった。

「Σへ!?四日だぁ!?」

「だから皆様とても心配したのでございますよ」

ダンは驚きのあまり声を上げた。なにせ、ダンが消えたあの日から四日たったというのだから驚くほかなかった。
ダンにとっては、別次元へ飛ばされた時間は約一日間だけだったが、こちらでは四日もたっていたのだ。

「だから皆とても心配したんだ」

「そっか……心配かけてわりぃ」

ダンはギュゥッとドラゴに抱きつきながら皆に心配かけた事を謝る。

「でもダンさんが無事で何よりでございます」

「だな、けど四日もいなくなってたとはな……母さんにまた心配かけちまったな~」

「そうだな、早く帰って安心させたほうがいい」

「あぁ」

ダンが無事だった事に皆一安心し、帰宅することに。


「なぁシュン」

「なんだ?」

「別に送らなくても平気だぜ?」

「また勝手にいなくなられては困るからな。念のためだ」

「俺は問題児かなんかか?」

自宅に着くまで、つかぬ間の一時にダンはどこか心がホッとしていた。
戻れた事と、こうしてまたシュンと話せる事に

「そういえば、その格好どうしたんだ?」

「へ?あぁ~そういやこのまま戻ってきちまったんだっけ」

「?」

「飛ばされた向こうでさ、借りた服」

着たままだったな、とダンは苦笑いしながら手に持つ袋に目がいった。

―自分の気持ち、か―

「ん?」

「どうした」

「なぁ~シュン。俺四日間いなかったんだよな?」

「そうだが?」

「……聞くけど今日何日だ?」

「三月十五日だが」

「Σ!?」

シュンの言葉にダンは目を丸くし、思わず足を止めてしまった。

「ホワイトデー過ぎてんじゃねぇか!?」

「あぁ~皆ダンが消えて大騒ぎだったから、それどころじゃなかったがな」

「ぁ~……」

シュンの苦笑いにダンは気まずそうに頭をかくと、手に持つクッキーに無意識か力がはいる。

―十四日、過ぎちまった。けど……―

「ダン」

「へ?な、なんだよ」

「明日、また会いたいんだが」

「へ?」

「ホワイトデーのお返しだ。生憎家に置いてあってな、明日渡したい」

「ぁ……ん。いいぜ」

コクッと頷いたダンに無意識なのかシュンは表情が和らぐ。その姿にダンはドクッと心臓が高鳴った。

「じゃ、明日シュンの家にいくな!」

「別に俺が行ってもいいんだが?」

「いや、俺が行くよ。シュン家」

「……分かった。待ってるからな」

「おう!」

ダンの自宅前まで送り届けたシュンは明日また会う約束をし自宅へと帰って行った。
シュンの背中を暫し見ながらダンは手に持つ袋を持ち直し自宅へと入っていった。
やはり四日間もいなかった事に心配させ怒られたが、戻ってきたことにダンの母親は笑顔で迎えてくれた。その笑顔にダンは、自分の家に帰れたんだなと実感できた。
自身の部屋に入り、ベッドへとダイブすると落ち着く空気に肩の力が抜けた。

「なぁ、ドラゴ」

「ん?どうした」

「……いや、なんでもねぇ」

「今日はもう寝ろ。色々あって疲れたろ」

「ん……そうする」

そういってダンは早々に寝てしまった。
翌朝、ダンは約束通りシュンの家へとやってきた。
時間通りにきたダンに少々驚くシュンであったが、ちゃんと来たダンに安心をしたのか肩の力が抜けたのをダンは気付いた。
やはりいなくなった後かなり心配かけてしまったことに申し訳ないと苦笑いしてしまった。

「ほらダン。バレンタインのお返しだ」

「ぁ、サンキュウな!」

シュンから貰ったホワイトデー。
手に持った瞬間嬉しさが膨らんだ事にダンは気付いた。それと同時にシュンの事が、もっと……

「あけてもいいか?」

「あぁ」

シュンからの了解を得て中身をあければ、そこには

「ぁ……」

「それが俺からのホワイトデーだ」

「……買った、んじゃないよな?」

「俺が作った。味見はしかたから大丈夫だと思うが」

「……なんで」

「ダンから貰ったやつも、作った物だったからな。なら、俺も俺自身が作ったのを返すのが妥当かと思ってな」

そういってシュンは苦笑いしながらお茶を入れてくると、一旦部屋を後にした。
一人になったダンは目の前のシュンから貰ったホワイトデーから目が離せずにいた。

―シュンの洞察力、見くびりすぎ、だな―

ダンは苦笑いをこぼしながら自分がバレンタインにあげたチョコを思い出していた。
手作りだと分からないように、それなりに店で売っているように梱包したのだがシュンにはバレバレだったようだ。
そっとシュンから貰ったのをテーブルに置くと、ダンは自身の横にあるモノへ目をやった

「………」


ガチャ

「ダン、待たせたな」

茶を持って戻ってきたシュン。
テーブルに置くと、顔を伏せたままのダンに首を傾げた

「どうかしたか?」

「……」


バッ!


「ダン?」

「受け取れ」

「……」

突然目の前に出された袋に目を丸くしながらもシュンはそれを受け取った。

「これは?」

「シュンにやる」

「いいのか?」

「いいからシュンにやったんだ」

「ありがとう」

「………ッとな、シュン」

「ん?」

「聞いてほしいこと、あんだけどよ」

「なんだ?」

ギュッと自身の拳を握りしめダンはゆっくりと瞳をシュンにむけた。

「……俺、シュンが……シュンの事――――」
















「行っちまったな」

「無事に帰れた、よな?」

「大丈夫さ」

次元のゲートが消え、その場に立ちすくむシュン・ダン・リク

「そういやリク、あの時何を言ったんだ?」

「あ?」

「さっき!もう一人の俺に耳元でなんか言ってたろ?」

「あ~アレね」

ダンの言葉にリクはクスクスと笑いながら歩き出した。

「内緒」

「へ?」

「俺、この後サボるわ。夕飯までには帰るから。んじゃな~」

「ちょ、おいリク!」

「ミハエル校長に説明よろしく~」

そういって手をふりながら行ってしまったリク。
残された二人はポカンとしながらも、取りあえずミハエル校長に解決したことを報告すべく行くことに

「リクのやつ、何を言ったんだろうな?」

「さぁな」

「気になるな~」

「気になるのか?」

「まぁ、うん。気になる」

恐らくリクが言ったことはシュンについてだとダンは無意識に感じていたからだ。あの時の不安そうに顔を左右にふった時の表情を見れば分かるから

「……なぁシュン。シュンは、その」

「どうした?」

「……なんでもねぇ」

コテンとシュンの手をとり腕に寄りかかるダンに苦笑いをこぼしながら反対側の手で優しく頭を撫でるシュン。その動きが気持ちよくて安心できてダンは静かに瞳を閉じた。


―男の俺は、言えたかな。シュンに……好きって―


「ダン」

「な、に?」

シュンに呼ばれ顔を上げれば唇に暖かい温もりが触れた。目の前に広がるシュンの瞳に思わず瞳を見開くも、そっと瞳を閉じシュンからのキスに身をゆだねた。
軽く触れるだけのキスだったが、ダンは頬を赤くし離れていくシュンの瞳を見つめた。

「シュン///?」

「好きだ」

「ッ!……な、なんだよいきなり」

「言いたくなった」

「……シュンはずりぃ。あの時だって」

「あの時?」

「なんでもねぇ!」

そういってダンはギュッとシュンに抱きつく。
背中に回された腕の力にシュンは苦笑いをしながらも優しくダンの髪を撫でていく。
そんなシュンにダンは、小さく謝った。シュンにではない。別次元からきたもう一人の『自分自身』にだ。



―俺、嘘ついた。―



―本当は、俺から言ったんじゃないんだ―



―シュンから―



―シュンが言ってきてくれたんだ―



―好きだって―



―なのに俺、自分自身を勇気づける為に嘘ついた。自分が言ったって―



「……」

「ダン?」

背中に回されたダンの腕が強まった事にシュンは優しく声をかけた。
すると、ダンはゆっくり顔を上げシュンと瞳をあわす

「……好き」

「ダン?」

「好き、だからな。俺……シュンの事、大好きだから。だからッ!」

「……ダン」

シュンはダンを再び自身の胸に優しく抱きしめた

「俺も好きだ。ダンの事が一番……大切な俺の想い人だ」

「シュン」

「だから、そんなつらそうな顔をするな」

「ぇ?」

「泣きそうな顔、してるぞ」

「ぁ、ッ」

シュンは優しくダンの頭を撫で落ち着かせていく。
そんなシュンの優しい温もりにダンはギュッと力いっぱい抱きついた。
この温もりをいっぱい感じていたくて







好きという気持ち


その気持ちを、あなたならどうする?


伝えますか?


伝えませんか?




「『アナタ』なら、どちらにしますか?」

「何を一人ブツブツ言っている?」

「んぁ?」

気の抜けた声を出しながら振り向いたのはリク。

「別にいいだろぉ~」

「……要件はすんだんだろうな?」

「ぉ~ばっちし」

「……」

「んな睨むなよ。仕方ねぇだろ?大事なキョウダイの危機だったんだし。」

苦笑いしながらリクは目の前の人物に目をやる。
そこにはリクより年上だろうか、背の高い人物が立っていた

「まったく、電話が来たかと思えば突然のキャンセルとはな」





『キャンセルだと?』

『だから、緊急事態だっていってんだろうが!』

『ふざけているのか、貴様は?』

『怒るなって』

『すぐに片つくんだろうな、貴様』

『あぁ~すぐは無理だろうけど……ちゃんと片づいたら電話する。悪いとは思ってる。けど、ほっとけねぇんだ。埋め合わせはちゃんとする。じゃぁな』







「だぁから!仕方ねぇだろ」

「一方的に切っといてよく言うな」

「いい大人がいつまでもネチネチ言ってんじゃねぇよ」

「生憎と俺は『いい大人』ではないのでな」

「うっわぁ~……出たよ、俺様」

ゲェと顔を渋らせながらリクは、その人物へと近づく。

「ほれ、昨日キャンセルした分おねだり聞いてやっから機嫌直せよ」

「ふん、いい度胸だ。後で泣き言を言わなければいいがな」

「こんの……返り討ちしてやろうか?」

その人物はリクの後頭部に手をそえると、自身の方へと近づけた。
リクは驚くも抵抗などはしなかった。
その人物の好きなようにさせた。




好きという想いを、アナタなら打ち明けますか?


とどめますか?


どちらを、選びますか?








『……俺、シュンが……シュンの事――――』







『ダン、俺は――――』








終わり
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