ようこそ いらっしゃいました。日常生活から同人妄想(腐女子)を書いている管理人です。
爆丸のシュンダン及デジクロのキリタイに萌えてます!
一緒に萌をしましょう(笑)
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どうも
昨日続きものがアップできず今日になってしまった(苦笑)
今日の妄想はつづきものです。2月29日のを先に読んだほうがいいです!!
爆丸シュン←ダン妄想です。
ただ、ここで残念なお知らせ・・・
今日の妄想
キャラが壊れてます!!
シュン←ダンなのに、シュンまったく出てきません!!
はい、シュン←ダンなのに、一体何をしてるのかといえば、今回キャラ壊れのギャグを書きたかった!!ヘタレを書きたかった!!
うん、妄想だね~
しかも、まだまだ続きます(笑)
これ話すっ飛ばしすぎて、意味分らなくなってないか不安だ・・・
さて、毎度ながら同人・BL・女体化といった言葉が嫌いな方・苦手な方・知らない方は読まれないほうがいいですよ??
昨日続きものがアップできず今日になってしまった(苦笑)
今日の妄想はつづきものです。2月29日のを先に読んだほうがいいです!!
爆丸シュン←ダン妄想です。
ただ、ここで残念なお知らせ・・・
今日の妄想
キャラが壊れてます!!
シュン←ダンなのに、シュンまったく出てきません!!
はい、シュン←ダンなのに、一体何をしてるのかといえば、今回キャラ壊れのギャグを書きたかった!!ヘタレを書きたかった!!
うん、妄想だね~
しかも、まだまだ続きます(笑)
これ話すっ飛ばしすぎて、意味分らなくなってないか不安だ・・・
さて、毎度ながら同人・BL・女体化といった言葉が嫌いな方・苦手な方・知らない方は読まれないほうがいいですよ??
爆丸
シュン←ダン
続き物ですが、ここで注意点
あるキャラがすんごい壊れてます。イメージ壊したくない方は読まれないほうがいいです。
シュン←ダンなんですが、シュンまったく出てきません。
全部許せる方のみどうぞ(苦笑)
ダンは目の前の人物に目を見開く。
なぜなら、目の前にいる人物はかつての仲間で一緒に戦った一人
「スペクトラ」
そう、目の前にいる人物はスペクトラことキース・フェルミン
なんでいるのか?とダンは目を丸くしていたらスペクトラが声をかけてきた。
「ダン、お前こっち側の方に何のようなんだ?」
「へ?」
こっち側という発言にダンは意味が分からず口をポカンとあけていたら、突然スペクトラがクスクス笑い出した。
「その表情、やはり可愛いな」
「はいっ!?」
突然笑い出したと思えば彼の口から可愛い発言にダンは声を上げる。
するとスペクトラはより、ダンとの隙間をなくし顔を近づけてきた。
勿論そんなスペクトラにダンは慌てて押さえ込みというなの彼の頭を押さえつけた。
「ちょ、近い近い!!」
「近づいているのだから当たり前だろう」
「いやいや!近づける意味が分からねぇから!」
目の前にいるスペクトラはどこかのネジが外れたのか?とダンは慌てる。
第一今近づけて何をされるのか知りたくないほどダンは嫌な予感を感じていたからだ。
そしてダンはスペクトラとの間をどうにか開け、ここでようやく気付いた。
彼が着ている服が制服のような格好に。
ここはヴェスターの学校か何かか?と思った矢先スペクトラはダンの手を取ってきた。
「この紙袋は俺へ渡すためのものだろ?そしてその恰好も普段見慣れている服ではなく少しボーイッシュというギャップを刺激させるため……ふっ、相変わらず可愛いことをする」
「………」
ダンは思った
一刻も早くコイツから離れたい!!と
「意味分かんねぇこと言ってんじゃねぇよ!つか、これはお前に渡すやつじゃねぇし」
バッとスペクトラの手を振り払い嫌そうな顔をするが、そんなダンの反応にスペクトラはめげずに「ツンデレか?そういうプレイも嫌いではない」などと背筋を凍らす発言をしてきた。
「……ぉぃ、スペクトラひとまずお前病院いって脳の検査してこい」
「ふっ、病院………そうか、ついに妊娠したか。ダンなら母子とも健康であるに違いない。だが、病院より先に挙式をあげなくてはいけないな、いやその前にプロポーズか」
なにやら自分の世界に入り込んでしまったスペクトラにダンは顔が引きずって仕方なかった。
寧ろ今すぐにここから逃げたい!本気でそう思った。
だが、ここがどこか分からない以上見知った人物に(目の前にいるのにハッキリ頼りたくはないが)聞くしかない。
ダンは肩を落とし溜息をついた瞬間スペクトラに抱きしめられた。
「Σちょ、おい!?」
「ダン、もう待てない。学校というスリリングの中で……」
「Σ本気で待てぇええ!!」
ダンは泣きたくなるほど焦り大声をあげた。
と、その瞬間
ガシャーン!!
「ちょっと待ちやがれぇ!!」
盛大な音を立てて扉をぶっ壊し中に入ってきたのは、これまた見知った人物
「ぇ、エース!?」
そうエース・グリット
スペクトラと同様に以前戦ったかつての仲間だ。
ダンは目を丸くしていたらエースがスペクトラに突っかかっていた。
「テメェ!抜け駆けしてんじゃねぇ!!」
「ふっ、呑気にHRなどに出ているからだ」
「サボってる奴に言われたくねぇ!とにかく離れやがれ(怒)」
エースは、くっついているスペクトラとダンを力付くで引き離す。
ダンはようやく離れられた事にホッとし、スペクトラは不満げな様子でエースへ怒りを静かにぶつけていた。
「貴様、俺とダンの愛ある行為を邪魔するな」
「なにが愛だ!むちゃくちゃ無理やりじゃねぇか!」
ガウガウ吠えるエースに睨みつけるスペクトラ
そんな二人を見ながらダンはエースもスペクトラと同じ様に制服を着ていることに気付いた。
やはりここはヴェスター本国なのか?と目を丸くするダンに対し、エースとスペクトラは喧嘩を続けていた。
「大体抜け駆けしといて、無理矢理!?それがテメェのやり方か!」
「ふん、ダンを俺の物にするためなら手段は選ばん。貴様にも、奴にもな」
「……確かに、俺もテメェなんかにダンをやるか。勿論アイツにもな」
二人の間に小さな火花が飛び散る中、突然バッとダンの方を向くエースとスペクトラにダンは肩をビクッとはねらす。
「「ダン!」」
「な、なんだよ;?」
一歩後退し、些かビビるダン。
するとエースがゆっくりとダンに近づき肩に手を置く。
「ダン」
「ぉ、おう;?」
なにやら真剣な眼差しで見てくるエースに若干顔を引きつらせながら答えるダン。
「お、俺はお前がッ!」
「させるか、ヘタレ!!」
ゲシッと鈍い音とともに目の前にいたエースが消えた。いや正確に言えばスペクトラに蹴りをくらい壁にめり込んだ……まではいかないが、ひとまずダンから離されたエース。
スペクトラはどや顔をし、ダンの手を取る
「ダン、俺とともに一つになろう。」
「……マジ、医者いけ」
一言、スペクトラにいえたダン。
もう今すぐにここから立ち去ろうと決めたダン。
目の前にいるかつての仲間はどこかのネジがとれたんだ。そう解釈しようと決め込んだダン。
と、吹き飛ばされたエースが再びスペクトラに突っかかっていた。
そして始まる二人の喧嘩
ダンは今のうちだとばかりに廊下にでることに成功した。
「たくっ、久々に会っての第一声がアレかよ?たくっ、二人ともマジどっかのネジとれたんじゃねぇか」
あの二人がいるのなら、どこかにミラもいるはずだとダンはミラを探すことを決めた。
ここがどこか分からないが、あんな変な二人に聞くより常識人のミラを頼った方がいいと判断したのだ。
ひとまず下に降りるか……と階段を探そうとした瞬間、後方から地響きが。
ダンは後ろを向きたくない、このまま振り向かず走り去った方がいいと言っていると本気で今は自分の勘を信じた。
だが、振り向かなかったらなかったで恐怖のような気がする
ダンはゆっくりと後ろを振り向くと、そこには……
「「ダンッ!!」」
「Σげっ!?」
目に飛び込んできたのは、物凄く勢いで廊下を走ってきたスペクトラとエースだ。
ダンは思わず走った。いや、走ったのは正解だ、なぜなら後方からくる二人は恐怖というなの顔で追いかけてきているからだ。
「ダン、テメェ待ちやがれ!」
「愛の逃避行か、ダン!なら、お前を捕まえた後好きにさせてもらう」
「意味分かんねぇこと言ってんじゃねぇよ;!!」
ダンは必死に二人から逃げるべく廊下を走る。
ふと、見えてきた階段に思わず上へと駆け上る。
到着した三階に廊下を物凄い勢いで走っていく。
後方から追いかけてくる二人も中々の速さでダンは、ともかく距離をとらなくては!と再び階段を次は駆け下り逃げ去る。
曲がり角などを使いひとまず隠れるべきか!?と周りへ目をやった瞬間、腕をひっぱられ移動教室の中へと引っ張られてしまったダン。
抵抗する暇もなく口を押さえられ、声をあげることができない。
ダンを引っ張った人物は後ろのため顔が見えない。
ダンは抵抗しようと暴れようとした瞬間、「静かに……あいつらに見つかるぞ」と落ち着いた声が聞こえた。
一瞬力がぬけるも、知らない声にダンは警戒心はとかなかった。
と、廊下で騒ぐスペクトラとエースの声
通り過ぎたのか、騒ぐ二人の声が聞こえなくなったと同時に口を押さえられていた手が解かれた。
ダンはゆっくりと後ろを振り向き相手をみる。
「……」
「大丈夫だったか?相変わらず大変だな、ダンは」
目の前にいる人物にダンは目を丸くする。
なにせ、知らない人物だからだ。
猫目のような目に金色の瞳、髪は銀髪でダンと変わらない青年だ。エースとスペクトラと同じ様に制服を着ていた。
一体誰だ?とダンに、その青年は申し訳なさそうな顔をしながら頬をかきだした。
「すまない、実は相談があってだな」
「へ?」
相談?と、ダンは首を傾げていたら、どこからかもう一人の声が
「すまないな、今日という日に忙しいと分かってはいるがレンの相談にのってはくれないか?」
どこから?とダンは目を泳がせようとした瞬間目の前の青年の肩から小さな陰が。それは黒い爆丸
その姿に目の前の青年はあわてるようにその爆丸の名をいう。
「ラ、ラインハルト!?」
「レン、ダンだって忙しいんだ。早く相談ごとを聞いて貰え」
「わ、分かっている」
ここでようやくダンは目の前にいる青年の名が分かった。名は『レン』
そして彼の肩にいる爆丸は『ラインハルト』
すると、レンは照れながら口を開く
「実はダンも知っているだろうが、一緒に住んでいるアイツ等にあげようとは思ったんだが、何をあげたらいいか迷ってだな」
「アイツ等?」
一体レンがいうアイツ等とは誰のことかハッキリいって分からないダン
するとラインハルトが口を開く
「レンなりに考えたのだが、やはり好みが皆バラバラでな。好き嫌いもなんだが……今日は好意の他にも日頃の感謝の意味もあるだろ?だからレンはアイツ等に渡そうとしたんだが」
ハァ~と重い溜息をつくラインハルトに、かなり悩んだんだなというのが分かったダン
「えっと、そうだな……ならクッキーとかはどうだ?」
「クッキー、か?」
「あぁ、ちょっと面倒かもしれねぇけど甘さとか調整しちまえば渋みや甘みや辛さとかのクッキー作れっし」
と、提案するダンに「なるほど」と呟くレン
どうやら一緒に住んでいるアイツ等とは、年上達らしく部活やら研究やら色々らしい。
「なら手軽に食えるクッキーでいいんじゃねぇか?」
「そうする、確か調理室に材料があったはずだしな」
「レン、なら早く作ろう。今日が終わってしまう」
「あぁ、ダン礼を言う」
「いや、いいって」
「今日一日大変だろうが、頑張れよ」
レンの言う頑張れとは先程追いかけてきたエースとスペクトラのことを言っているのだと分かりダンは苦笑いをこぼす。
「早くアイツ等の所に戻ってやれ、心配してるだろうからな」
そういってレンは早々に教室を後にし、ダンはそんな彼に手を振り見送る。だが、ここでハタと首を傾げることが、それは
「アイツ等って、誰?」
キョトンとしながら、ダンはレンがいった言葉に思わず固まる。
アイツ等って誰のことをいったのだろうか?
ここで、ダンは先程のスペクトラ達の言葉を思い出す
『普段見慣れている服ではなく……』
『相変わらず大変だな、ダンは』
『ダンだって忙しいんだ』
『ダンを俺の物にするためなら手段は選ばん。貴様にも、奴にもな』
『……確かに、俺もテメェなんかにダンをやるか。勿論アイツにもな』
『早くアイツ等の所に戻ってやれ、心配してるだろうからな』
よくよく考えればおかしいことにダンは気付いた。
彼らの会話の内容はどれもダンと日頃一緒にいる発言ばかり。
最初はここはヴェスター本国かと思った。たが違う、ここは前に体験した時と同じ……似ているようで違う世界
この世界に、自分とは異なる空操弾馬が存在している。
先程まで会ったエース、スペクトラ、レンはこの世界のダンと間違えたのだろう。
そうなると、またこの世界と自分が入れ替わったのか?とダンは眉間に皺を寄せた。
一体どうしたら……と、ダンは一人の人物が頭に浮かぶ。それは……
「……シュン」
シュンなら、この世界にいるはずのシュンならきっと前のように分かってくれるはず。根拠も何もないがダンはシュンを探すべく廊下に出た瞬間見たくない人物二人を発見してしまった。
「「見つけたぞ、ダン!」」
「Σゲッ!?」
それはエースとスペクトラだ。まだ諦めず探していた様子。ダンを見つけるや否や勢いよく走ってきた事にダンも再び逃亡。
とにかく今はシュンを探す方が先決だ!と逃げる
「待ちやがれ、逃げんじゃねぇ!ダン」
「いい加減俺にソイツを渡したらどうだ?照れなくともダンのは美味しく頂く。勿論ダンもな」
「テメェ、下ネタ言ってんじゃねぇよ!」
エースの言うことはもっともだ!と、ダンは心中思ったが声には出さなかった。
出すことすらアホらしかったからだ。それと今は逃げているため、そんな事で無駄な体力を消費したくなどない。
廊下を走る中、連絡通路が見えてきた。次あそこを曲がって逃げ切ってやる!と、ダンは走るスピードをあげた
そんな騒がしい廊下を隣の校舎から見る一つの人影が
「またやってるのか?」
「待ちやがれ、ダン!」
「テメェ等こそしつこいぞ!」
「ダンから貰うまで諦めきれるか!」
何を貰うつもりだよ!?とダンは思ったが逃げ切ってから考えようと思った。
次の角を曲がって視界から消えてやる!とダンは足に力を込めた。
と、その瞬間後方から鈍い音が。
「Σのわっ!?」
「Σグハッ!?」
その声に思わずダンは後ろを振り返る。だが、急だったせいかバランスをくずし廊下に尻餅をついてしまった。
少し痛かったが、それどころではなかった。
先程まで追いかけていたエースとスペクトラが廊下に突っ伏していたのだ。
その二人の前に立つ一人の青年
一体誰?とダンは目を丸くしていたら青年はダンに背中を見せたまま突っ伏している二人の頭を叩く
「たくっ、廊下走ってんじゃねぇよ」
そういって青年は振り返りダンの方を向く。
そこで初めてダンは青年の顔が見れた。
しかし、その青年を見た瞬間ダンは驚きと戸惑いに目を丸くした。
「………ぉ、れ?」
目の前にいる青年はダンそっくりの人だったからだ。
続く
~あとがき~
はい!一言すみません!(゜Д゜;≡;゜Д゜)
スペクトラのキャラ完全崩壊してました。
エースはヘタレを頑張って書いてみたのだが、もう少し書けばよかったな(苦笑)
シュンは全く出てきませんでした。シュン←ダンなのにね(泣)
一応補足として
レンが言っていた『アイツ等』とは、エイザン達の事ッす
妄想として、エイザン・シド・リーナ・ゼネット・ブルースと一緒に住んでる妄想
続きは次回に!
シュン←ダン
続き物ですが、ここで注意点
あるキャラがすんごい壊れてます。イメージ壊したくない方は読まれないほうがいいです。
シュン←ダンなんですが、シュンまったく出てきません。
全部許せる方のみどうぞ(苦笑)
ダンは目の前の人物に目を見開く。
なぜなら、目の前にいる人物はかつての仲間で一緒に戦った一人
「スペクトラ」
そう、目の前にいる人物はスペクトラことキース・フェルミン
なんでいるのか?とダンは目を丸くしていたらスペクトラが声をかけてきた。
「ダン、お前こっち側の方に何のようなんだ?」
「へ?」
こっち側という発言にダンは意味が分からず口をポカンとあけていたら、突然スペクトラがクスクス笑い出した。
「その表情、やはり可愛いな」
「はいっ!?」
突然笑い出したと思えば彼の口から可愛い発言にダンは声を上げる。
するとスペクトラはより、ダンとの隙間をなくし顔を近づけてきた。
勿論そんなスペクトラにダンは慌てて押さえ込みというなの彼の頭を押さえつけた。
「ちょ、近い近い!!」
「近づいているのだから当たり前だろう」
「いやいや!近づける意味が分からねぇから!」
目の前にいるスペクトラはどこかのネジが外れたのか?とダンは慌てる。
第一今近づけて何をされるのか知りたくないほどダンは嫌な予感を感じていたからだ。
そしてダンはスペクトラとの間をどうにか開け、ここでようやく気付いた。
彼が着ている服が制服のような格好に。
ここはヴェスターの学校か何かか?と思った矢先スペクトラはダンの手を取ってきた。
「この紙袋は俺へ渡すためのものだろ?そしてその恰好も普段見慣れている服ではなく少しボーイッシュというギャップを刺激させるため……ふっ、相変わらず可愛いことをする」
「………」
ダンは思った
一刻も早くコイツから離れたい!!と
「意味分かんねぇこと言ってんじゃねぇよ!つか、これはお前に渡すやつじゃねぇし」
バッとスペクトラの手を振り払い嫌そうな顔をするが、そんなダンの反応にスペクトラはめげずに「ツンデレか?そういうプレイも嫌いではない」などと背筋を凍らす発言をしてきた。
「……ぉぃ、スペクトラひとまずお前病院いって脳の検査してこい」
「ふっ、病院………そうか、ついに妊娠したか。ダンなら母子とも健康であるに違いない。だが、病院より先に挙式をあげなくてはいけないな、いやその前にプロポーズか」
なにやら自分の世界に入り込んでしまったスペクトラにダンは顔が引きずって仕方なかった。
寧ろ今すぐにここから逃げたい!本気でそう思った。
だが、ここがどこか分からない以上見知った人物に(目の前にいるのにハッキリ頼りたくはないが)聞くしかない。
ダンは肩を落とし溜息をついた瞬間スペクトラに抱きしめられた。
「Σちょ、おい!?」
「ダン、もう待てない。学校というスリリングの中で……」
「Σ本気で待てぇええ!!」
ダンは泣きたくなるほど焦り大声をあげた。
と、その瞬間
ガシャーン!!
「ちょっと待ちやがれぇ!!」
盛大な音を立てて扉をぶっ壊し中に入ってきたのは、これまた見知った人物
「ぇ、エース!?」
そうエース・グリット
スペクトラと同様に以前戦ったかつての仲間だ。
ダンは目を丸くしていたらエースがスペクトラに突っかかっていた。
「テメェ!抜け駆けしてんじゃねぇ!!」
「ふっ、呑気にHRなどに出ているからだ」
「サボってる奴に言われたくねぇ!とにかく離れやがれ(怒)」
エースは、くっついているスペクトラとダンを力付くで引き離す。
ダンはようやく離れられた事にホッとし、スペクトラは不満げな様子でエースへ怒りを静かにぶつけていた。
「貴様、俺とダンの愛ある行為を邪魔するな」
「なにが愛だ!むちゃくちゃ無理やりじゃねぇか!」
ガウガウ吠えるエースに睨みつけるスペクトラ
そんな二人を見ながらダンはエースもスペクトラと同じ様に制服を着ていることに気付いた。
やはりここはヴェスター本国なのか?と目を丸くするダンに対し、エースとスペクトラは喧嘩を続けていた。
「大体抜け駆けしといて、無理矢理!?それがテメェのやり方か!」
「ふん、ダンを俺の物にするためなら手段は選ばん。貴様にも、奴にもな」
「……確かに、俺もテメェなんかにダンをやるか。勿論アイツにもな」
二人の間に小さな火花が飛び散る中、突然バッとダンの方を向くエースとスペクトラにダンは肩をビクッとはねらす。
「「ダン!」」
「な、なんだよ;?」
一歩後退し、些かビビるダン。
するとエースがゆっくりとダンに近づき肩に手を置く。
「ダン」
「ぉ、おう;?」
なにやら真剣な眼差しで見てくるエースに若干顔を引きつらせながら答えるダン。
「お、俺はお前がッ!」
「させるか、ヘタレ!!」
ゲシッと鈍い音とともに目の前にいたエースが消えた。いや正確に言えばスペクトラに蹴りをくらい壁にめり込んだ……まではいかないが、ひとまずダンから離されたエース。
スペクトラはどや顔をし、ダンの手を取る
「ダン、俺とともに一つになろう。」
「……マジ、医者いけ」
一言、スペクトラにいえたダン。
もう今すぐにここから立ち去ろうと決めたダン。
目の前にいるかつての仲間はどこかのネジがとれたんだ。そう解釈しようと決め込んだダン。
と、吹き飛ばされたエースが再びスペクトラに突っかかっていた。
そして始まる二人の喧嘩
ダンは今のうちだとばかりに廊下にでることに成功した。
「たくっ、久々に会っての第一声がアレかよ?たくっ、二人ともマジどっかのネジとれたんじゃねぇか」
あの二人がいるのなら、どこかにミラもいるはずだとダンはミラを探すことを決めた。
ここがどこか分からないが、あんな変な二人に聞くより常識人のミラを頼った方がいいと判断したのだ。
ひとまず下に降りるか……と階段を探そうとした瞬間、後方から地響きが。
ダンは後ろを向きたくない、このまま振り向かず走り去った方がいいと言っていると本気で今は自分の勘を信じた。
だが、振り向かなかったらなかったで恐怖のような気がする
ダンはゆっくりと後ろを振り向くと、そこには……
「「ダンッ!!」」
「Σげっ!?」
目に飛び込んできたのは、物凄く勢いで廊下を走ってきたスペクトラとエースだ。
ダンは思わず走った。いや、走ったのは正解だ、なぜなら後方からくる二人は恐怖というなの顔で追いかけてきているからだ。
「ダン、テメェ待ちやがれ!」
「愛の逃避行か、ダン!なら、お前を捕まえた後好きにさせてもらう」
「意味分かんねぇこと言ってんじゃねぇよ;!!」
ダンは必死に二人から逃げるべく廊下を走る。
ふと、見えてきた階段に思わず上へと駆け上る。
到着した三階に廊下を物凄い勢いで走っていく。
後方から追いかけてくる二人も中々の速さでダンは、ともかく距離をとらなくては!と再び階段を次は駆け下り逃げ去る。
曲がり角などを使いひとまず隠れるべきか!?と周りへ目をやった瞬間、腕をひっぱられ移動教室の中へと引っ張られてしまったダン。
抵抗する暇もなく口を押さえられ、声をあげることができない。
ダンを引っ張った人物は後ろのため顔が見えない。
ダンは抵抗しようと暴れようとした瞬間、「静かに……あいつらに見つかるぞ」と落ち着いた声が聞こえた。
一瞬力がぬけるも、知らない声にダンは警戒心はとかなかった。
と、廊下で騒ぐスペクトラとエースの声
通り過ぎたのか、騒ぐ二人の声が聞こえなくなったと同時に口を押さえられていた手が解かれた。
ダンはゆっくりと後ろを振り向き相手をみる。
「……」
「大丈夫だったか?相変わらず大変だな、ダンは」
目の前にいる人物にダンは目を丸くする。
なにせ、知らない人物だからだ。
猫目のような目に金色の瞳、髪は銀髪でダンと変わらない青年だ。エースとスペクトラと同じ様に制服を着ていた。
一体誰だ?とダンに、その青年は申し訳なさそうな顔をしながら頬をかきだした。
「すまない、実は相談があってだな」
「へ?」
相談?と、ダンは首を傾げていたら、どこからかもう一人の声が
「すまないな、今日という日に忙しいと分かってはいるがレンの相談にのってはくれないか?」
どこから?とダンは目を泳がせようとした瞬間目の前の青年の肩から小さな陰が。それは黒い爆丸
その姿に目の前の青年はあわてるようにその爆丸の名をいう。
「ラ、ラインハルト!?」
「レン、ダンだって忙しいんだ。早く相談ごとを聞いて貰え」
「わ、分かっている」
ここでようやくダンは目の前にいる青年の名が分かった。名は『レン』
そして彼の肩にいる爆丸は『ラインハルト』
すると、レンは照れながら口を開く
「実はダンも知っているだろうが、一緒に住んでいるアイツ等にあげようとは思ったんだが、何をあげたらいいか迷ってだな」
「アイツ等?」
一体レンがいうアイツ等とは誰のことかハッキリいって分からないダン
するとラインハルトが口を開く
「レンなりに考えたのだが、やはり好みが皆バラバラでな。好き嫌いもなんだが……今日は好意の他にも日頃の感謝の意味もあるだろ?だからレンはアイツ等に渡そうとしたんだが」
ハァ~と重い溜息をつくラインハルトに、かなり悩んだんだなというのが分かったダン
「えっと、そうだな……ならクッキーとかはどうだ?」
「クッキー、か?」
「あぁ、ちょっと面倒かもしれねぇけど甘さとか調整しちまえば渋みや甘みや辛さとかのクッキー作れっし」
と、提案するダンに「なるほど」と呟くレン
どうやら一緒に住んでいるアイツ等とは、年上達らしく部活やら研究やら色々らしい。
「なら手軽に食えるクッキーでいいんじゃねぇか?」
「そうする、確か調理室に材料があったはずだしな」
「レン、なら早く作ろう。今日が終わってしまう」
「あぁ、ダン礼を言う」
「いや、いいって」
「今日一日大変だろうが、頑張れよ」
レンの言う頑張れとは先程追いかけてきたエースとスペクトラのことを言っているのだと分かりダンは苦笑いをこぼす。
「早くアイツ等の所に戻ってやれ、心配してるだろうからな」
そういってレンは早々に教室を後にし、ダンはそんな彼に手を振り見送る。だが、ここでハタと首を傾げることが、それは
「アイツ等って、誰?」
キョトンとしながら、ダンはレンがいった言葉に思わず固まる。
アイツ等って誰のことをいったのだろうか?
ここで、ダンは先程のスペクトラ達の言葉を思い出す
『普段見慣れている服ではなく……』
『相変わらず大変だな、ダンは』
『ダンだって忙しいんだ』
『ダンを俺の物にするためなら手段は選ばん。貴様にも、奴にもな』
『……確かに、俺もテメェなんかにダンをやるか。勿論アイツにもな』
『早くアイツ等の所に戻ってやれ、心配してるだろうからな』
よくよく考えればおかしいことにダンは気付いた。
彼らの会話の内容はどれもダンと日頃一緒にいる発言ばかり。
最初はここはヴェスター本国かと思った。たが違う、ここは前に体験した時と同じ……似ているようで違う世界
この世界に、自分とは異なる空操弾馬が存在している。
先程まで会ったエース、スペクトラ、レンはこの世界のダンと間違えたのだろう。
そうなると、またこの世界と自分が入れ替わったのか?とダンは眉間に皺を寄せた。
一体どうしたら……と、ダンは一人の人物が頭に浮かぶ。それは……
「……シュン」
シュンなら、この世界にいるはずのシュンならきっと前のように分かってくれるはず。根拠も何もないがダンはシュンを探すべく廊下に出た瞬間見たくない人物二人を発見してしまった。
「「見つけたぞ、ダン!」」
「Σゲッ!?」
それはエースとスペクトラだ。まだ諦めず探していた様子。ダンを見つけるや否や勢いよく走ってきた事にダンも再び逃亡。
とにかく今はシュンを探す方が先決だ!と逃げる
「待ちやがれ、逃げんじゃねぇ!ダン」
「いい加減俺にソイツを渡したらどうだ?照れなくともダンのは美味しく頂く。勿論ダンもな」
「テメェ、下ネタ言ってんじゃねぇよ!」
エースの言うことはもっともだ!と、ダンは心中思ったが声には出さなかった。
出すことすらアホらしかったからだ。それと今は逃げているため、そんな事で無駄な体力を消費したくなどない。
廊下を走る中、連絡通路が見えてきた。次あそこを曲がって逃げ切ってやる!と、ダンは走るスピードをあげた
そんな騒がしい廊下を隣の校舎から見る一つの人影が
「またやってるのか?」
「待ちやがれ、ダン!」
「テメェ等こそしつこいぞ!」
「ダンから貰うまで諦めきれるか!」
何を貰うつもりだよ!?とダンは思ったが逃げ切ってから考えようと思った。
次の角を曲がって視界から消えてやる!とダンは足に力を込めた。
と、その瞬間後方から鈍い音が。
「Σのわっ!?」
「Σグハッ!?」
その声に思わずダンは後ろを振り返る。だが、急だったせいかバランスをくずし廊下に尻餅をついてしまった。
少し痛かったが、それどころではなかった。
先程まで追いかけていたエースとスペクトラが廊下に突っ伏していたのだ。
その二人の前に立つ一人の青年
一体誰?とダンは目を丸くしていたら青年はダンに背中を見せたまま突っ伏している二人の頭を叩く
「たくっ、廊下走ってんじゃねぇよ」
そういって青年は振り返りダンの方を向く。
そこで初めてダンは青年の顔が見れた。
しかし、その青年を見た瞬間ダンは驚きと戸惑いに目を丸くした。
「………ぉ、れ?」
目の前にいる青年はダンそっくりの人だったからだ。
続く
~あとがき~
はい!一言すみません!(゜Д゜;≡;゜Д゜)
スペクトラのキャラ完全崩壊してました。
エースはヘタレを頑張って書いてみたのだが、もう少し書けばよかったな(苦笑)
シュンは全く出てきませんでした。シュン←ダンなのにね(泣)
一応補足として
レンが言っていた『アイツ等』とは、エイザン達の事ッす
妄想として、エイザン・シド・リーナ・ゼネット・ブルースと一緒に住んでる妄想
続きは次回に!
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