ようこそ いらっしゃいました。日常生活から同人妄想(腐女子)を書いている管理人です。
爆丸のシュンダン及デジクロのキリタイに萌えてます!
一緒に萌をしましょう(笑)
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どうも
今日の妄想は、昨日の続き物です。なので、1を読んでからのほうがいいかと思います。
頑張ってシュンダン(女体化)妄想書き上げた!!うん、ハチャメチャだね。欲望バリバリだしました!
ぁ、ダンが幼少になってますので苦手な方はご注意ください。
ダンの幼い頃って一期で出ていたほうですが私全く一期見たことないので欲望の妄想で仕上げました!!うん、ダンってこんなキャラか?というくらい。でも笑顔のダンは可愛いのでヨシ!!
だんだんと、私が書くダンって乙女ちっくなっている気がしてならないな。ダンってもっと男前っていうかなんというか、そんなキャラだよね。なんか私が書くキャラってこうなるんだよな~って、それは私がまだまだ腐女子になりきれてないということか!?∑いかぁぁん!!
って、こんな前置き長々く書いてしまった・・てか、妄想小説もすんごい量になったな・・・うん、私の欲望も頑張ってます。シュンダン萌です!
さて、毎度ながら同人・BL・女体化といった内容が嫌いな方・苦手な方・知らない方は読まれないほうがいいですよ??
今日の妄想は、昨日の続き物です。なので、1を読んでからのほうがいいかと思います。
頑張ってシュンダン(女体化)妄想書き上げた!!うん、ハチャメチャだね。欲望バリバリだしました!
ぁ、ダンが幼少になってますので苦手な方はご注意ください。
ダンの幼い頃って一期で出ていたほうですが私全く一期見たことないので欲望の妄想で仕上げました!!うん、ダンってこんなキャラか?というくらい。でも笑顔のダンは可愛いのでヨシ!!
だんだんと、私が書くダンって乙女ちっくなっている気がしてならないな。ダンってもっと男前っていうかなんというか、そんなキャラだよね。なんか私が書くキャラってこうなるんだよな~って、それは私がまだまだ腐女子になりきれてないということか!?∑いかぁぁん!!
って、こんな前置き長々く書いてしまった・・てか、妄想小説もすんごい量になったな・・・うん、私の欲望も頑張ってます。シュンダン萌です!
さて、毎度ながら同人・BL・女体化といった内容が嫌いな方・苦手な方・知らない方は読まれないほうがいいですよ??
爆丸
二期37話前
シュンダン♀で続き物
注意1:ダンが幼くなってます。
注意2:オリキャラの名前が出てきます。
「シュン!」
「ん、あぁ」
後方からミラ達が走ってきた。
それにシュンはゆっくりと立ち上がると皆すぐ隣に先程の子供、ダンらしき子がいる事に気づき近付いてきた
「見つけたのね」
「あぁ」
「ね、ねぇその子本当にダン……なの?」
「恐らくな、名を聞いたら本人だったからな」
シュンがそう言うと、皆信じられないという顔をしながら小さいダンを見る。
その視線が恐かったのか小さいダンはギュッとシュンの足に隠れるように抱きついてきた
「大丈夫だ、怖がる必要はない」
シュンは落ち着かせるように頭を撫でるが、ぎゅぅ~と顔を隠してしまうダン
すると、ドラゴがダンの方へと近づく
「本当にダンなのか?」
「……」
ふわふわと小さいダンを見て驚きを隠せないドラゴ。ダンは恐る恐る顔を上げドラゴと目があう
「……なに、コレ?」
「ん?俺はドラゴノイドだ」
「喋った!!」
目を丸くし、先程まで怖がっていたのが嘘のようにドラゴを見つめた
「すっげぇ!なんで、なんで喋ってんだ!?」
「俺は爆丸だ。ダンのパートナーでもある」
「俺の?」
キョトンと首を傾げるダンに皆やっぱりダンなのか?と、まだ戸惑う中一旦部屋に戻ろうという事になった。
「ふわぁ!」
「落ちないようにしっかり掴まってろ」
シュンはダンを抱き上げると、そのまま部屋へと歩き出す。
ドラゴはダンの肩に乗り一緒に向かう中他の者は一瞬キョトンと動きが一歩遅れ慌て追いかけた
***
「で、マジそのガキがダンだっていうのかよ」
「あぁ」
「信じられない」
「でも何でこうなったのかしら?」
皆疑問に思いながらダンを見つめた。
そのダンはといえばドラゴ並びに沢山の爆丸を目の前に大はしゃぎしながらお話していた。
「つかよ、なんでテメェの膝上にダン乗せてんだよ」
「ダンが言ったからだが?」
エースの言葉にさらりと答えるシュンに、些か苛つきを感じたエース。
そう今ダンはシュンの膝上に乗っているのだ。
部屋に戻りソファへと座らせたがダンはシュンの膝上に乗りたいといいだし今の状況にいたる。
「でも、なんで急に小さいダンが現れたのかしら?」
「そこよね、しかも記憶とかも子供の頃みたいだし」
「しかもシュン先輩にしか懐いてないっス」
そう、シュン以外の人が近づこうとするとダンはシュンに顔を隠すように抱きつき一向に他の人と話すことをしようとしなかった。
ミラ達がダンを抱っこしたいと言ったら、隠すように抱きつくばかりで一向に他の人と顔を合わせようとしないのだ。
唯一懐いているシュンと初めて見る爆丸以外は……
「こうなった原因を突き止めなきゃいけないけど……」
「その原因が全く分からないっス」
「唯一分かるのは急にダンが消えたことだけ、か」
ハァ~と溜息をつくと
グゥ~……
どこかしらお腹の虫が
誰だ?と目を丸くしていたら
「お腹、すいた」
ダンだ。
どうやらお腹の虫はダンから聞こえてきたようだ。
「では、話は食事の後に致しましょう。腹が減ってはなんとやらですし」
マルチョの言葉に皆賛成し、席を立つ中シュンも向かおうとダンの方を向けば、ちょうどダンも顔を上げてきた。
「食事にするぞ」
安心させるように頭を撫でれば目をつむり、嬉しそうな表情をしたダン
「俺お腹すいたから、家に帰る!」
「ぇ?」
『え?』
ダンの言葉にシュンも含め皆踊ろか目を丸くする
その間ダンはシュンの膝から降りようとしていたので慌てる止めに入る
「待てダン」
「?」
なんで止めるんだ?という顔をするダン。
「皆で食べないか?」
「でも、家で母さんが作って待ってる」
だから早く帰らなきゃというダンだが、今ダンを一人にするわけにはいかない。というか、小さなダンを一人にさせては危険!
皆どうにかダンを引き留めようとあれこれ考えていたらシュンが……
「お前の母親から、急に用事が出来たといってきてな。だから今家に帰ってもいないぞ?」
「ふぅん」
納得してくれたのかしてくれないのか、ダンは分かったと頷き皆で食事をとることに賛成してくれた。
「じゃ行くか」
「おう!」
そういってダンは、シュンにギュッと抱きつき落ちないように腕をまわす。
それにシュンもダンを落とさないように抱きしめ食事処へと向かう
食事の間ダンはずっとシュンの傍から離れようとはしなかった。
先程の様に膝上に乗ると言ったことはなかったがシュンの前では笑顔を見せていた。
食事も終わり、何故子供の頃のダンが現れたのか本格的に考えることに
その間ダンは少し離れた場で爆丸達と遊んでいた
「さて、どうするか」
「原因を探ろうにも……」
「その原因が分からねぇしな」
ハァ~と重い溜息をし肩を落とすメンバー。
「あ!」
「なんだ、ミラ何か気付いたのか」
「確かダン腕にガントレットつけてたわよね」
『ぁ』
ダンが消える間際確かにダンはガントレットをつけていた。
「マルチョ、ダンのガントレット反応とかって分かるか?」
「やってみます」
そういうと、マルチョはすぐさまコンピュータールームに向かう。もしダンがどこか別の場に転送されたなら、反応があるはずだ。
しかし、そうなると小さいダンはどう説明すべきか?皆ダンの方を見ると……
「あれ?」
「寝てる?」
ゆっくり近づけば確かに眠っている。
どうやらお腹いっぱいで、お昼寝タイムに入ったようだ。
「部屋に寝かせてくる」
そういっていち早くシュンが動き、ダンを抱き上げ部屋へと向かう。
「シュン、ダンの事となると早いわね」
「いいな~私も小さいダン抱き上げたい」
「なんでシュンばっかり」
そっと眠ってしまっているダンをベッドに寝かせるシュン。
そっと髪を撫で小さい頃のことを思い出していた。
「確か、この頃はよくダンと喧嘩してたっけな……」
苦笑いをこぼしていると、ダンがもぞもぞと動く。
起こしてしまったか?と顔を覗けば、やはり起きてしまったようで瞳を開けていた。
「すまない、起こしたな」
「ん~……」
眠い目を擦りながら起き上がるダン。
すると、シュンをじぃっと見出した。
なんだ?と首を傾げればダンが口を開く
「なぁ、なんでシュンと同じ名前なんだ?」
恐らく小さい頃の自分のことを言っているのだろう。しかし、今更聞くところはなんだかダンらしいと苦笑いをこぼすシュン。
さて、今のダンに言ってわかるだろうか?と少し考えていたら
「あのな、シュンって俺の幼馴染みなんだ」
ダンはシュンについて話し始めた。
幼馴染みだということ、毎日一緒に遊んでいること、毎日喧嘩していること
そして
「それでな、喧嘩すっと毎回リクが止めるんだ。いい加減にしろっ!て」
「……リク」
その名にシュンは息をのむ。それはそうだろう、リクという人物はダンにとってかけがえのない大切な姉なのだから
「……毎日楽しいか?」
「ん!リクとシュンと俺と毎日一緒に遊んで楽しいぜ!けどよ……」
急に顔を伏せてしまったダン。なにかあったのか?と首を傾げればダンは瞳を潤ませていく。
「シュン、にな……シュンと喧嘩して。大っきらいって言っちまったんだ」
「嫌い?」
シュンは子供の頃を思いだそうとした。
ダンからそのような事を言われたかの記憶を
しかしそれより先にダンが口を開く
「いつもみたいに喧嘩しちまって。でもいつもよりムキになって、ついカァァってなって」
「嫌いっていったのか?」
コクッと頷くダン。
その瞳からも分かるくらい、後悔の気持ちをもっていた。それと同時にシュンはその時のことを思い出した。
確か
喧嘩の理由など、些細なことだった
しかし、子供の頃からすればそんな些細な喧嘩もムキになってしまう
互いにムキになったせいか、シュンはダンと取っ組み合いになり誤って強く叩いてしまった。いつも喧嘩で取っ組み合いにはよくあったが今回は強く叩いてしまったあげく、よろめいたダンは地面に倒れてしまったのだ。
その時のダンは瞳に涙いっぱいため、感情的に嫌いという言葉をぶつけた。
その言葉にシュンは、とても心が痛かったのを思い出した。
ダンを泣かせてしまったこと。
ダンに大っ嫌いと言われたこと
「そうか……」
「シュン、もな……俺のこと嫌いって;」
ポロポロと大きな瞳から涙を流すダン。
その姿にシュンは昔の自分を悔いやむ
その時の自分もムキになってしまい言ってしまった言葉。その後ダンはその場から走り出してしまった。
「……そのシュンって奴は本当に嫌いと思って言ったんじゃないさ」
「……なんでそう思うんだ?」
「ダンは、嫌いといって後悔してるんだろ?」
そういえば、ダンは顔をふせ小さく頷いた。
「ならシュンだって同じ思いさ。言って後悔してる」
「そうかな?」
「そうさ、だからちゃんと『ごめん』って謝れば仲直りできる」
「……」
「仲直りしたいだろ」
「……したい」
ギュッと自分の服を掴むダンの頭を優しく撫でる。
あの時の喧嘩はうろ覚えだが、いつの間にか仲直りしていた。
互いに『ごめん』と謝っていつもの笑顔になっていたことを
続く
~あとがき~
妄想内にでてきた『リク』はオリキャラとして妄想したキャラです。
簡単に説明すると
名前:空操陸馬 通称リク
ダンとは双子で姉になる。小さい頃はよくシュンとダンとリクの三人で遊んでいたが、リクは事故で亡くなっている。
もう少し詳しい内容が知りたい方は、前にアップした『約束と君の笑顔』を読まれたら分かるかと思います。10月28日にアップした妄想ですが、小説内にある目次から飛べば早いです。
ではでは……
二期37話前
シュンダン♀で続き物
注意1:ダンが幼くなってます。
注意2:オリキャラの名前が出てきます。
「シュン!」
「ん、あぁ」
後方からミラ達が走ってきた。
それにシュンはゆっくりと立ち上がると皆すぐ隣に先程の子供、ダンらしき子がいる事に気づき近付いてきた
「見つけたのね」
「あぁ」
「ね、ねぇその子本当にダン……なの?」
「恐らくな、名を聞いたら本人だったからな」
シュンがそう言うと、皆信じられないという顔をしながら小さいダンを見る。
その視線が恐かったのか小さいダンはギュッとシュンの足に隠れるように抱きついてきた
「大丈夫だ、怖がる必要はない」
シュンは落ち着かせるように頭を撫でるが、ぎゅぅ~と顔を隠してしまうダン
すると、ドラゴがダンの方へと近づく
「本当にダンなのか?」
「……」
ふわふわと小さいダンを見て驚きを隠せないドラゴ。ダンは恐る恐る顔を上げドラゴと目があう
「……なに、コレ?」
「ん?俺はドラゴノイドだ」
「喋った!!」
目を丸くし、先程まで怖がっていたのが嘘のようにドラゴを見つめた
「すっげぇ!なんで、なんで喋ってんだ!?」
「俺は爆丸だ。ダンのパートナーでもある」
「俺の?」
キョトンと首を傾げるダンに皆やっぱりダンなのか?と、まだ戸惑う中一旦部屋に戻ろうという事になった。
「ふわぁ!」
「落ちないようにしっかり掴まってろ」
シュンはダンを抱き上げると、そのまま部屋へと歩き出す。
ドラゴはダンの肩に乗り一緒に向かう中他の者は一瞬キョトンと動きが一歩遅れ慌て追いかけた
***
「で、マジそのガキがダンだっていうのかよ」
「あぁ」
「信じられない」
「でも何でこうなったのかしら?」
皆疑問に思いながらダンを見つめた。
そのダンはといえばドラゴ並びに沢山の爆丸を目の前に大はしゃぎしながらお話していた。
「つかよ、なんでテメェの膝上にダン乗せてんだよ」
「ダンが言ったからだが?」
エースの言葉にさらりと答えるシュンに、些か苛つきを感じたエース。
そう今ダンはシュンの膝上に乗っているのだ。
部屋に戻りソファへと座らせたがダンはシュンの膝上に乗りたいといいだし今の状況にいたる。
「でも、なんで急に小さいダンが現れたのかしら?」
「そこよね、しかも記憶とかも子供の頃みたいだし」
「しかもシュン先輩にしか懐いてないっス」
そう、シュン以外の人が近づこうとするとダンはシュンに顔を隠すように抱きつき一向に他の人と話すことをしようとしなかった。
ミラ達がダンを抱っこしたいと言ったら、隠すように抱きつくばかりで一向に他の人と顔を合わせようとしないのだ。
唯一懐いているシュンと初めて見る爆丸以外は……
「こうなった原因を突き止めなきゃいけないけど……」
「その原因が全く分からないっス」
「唯一分かるのは急にダンが消えたことだけ、か」
ハァ~と溜息をつくと
グゥ~……
どこかしらお腹の虫が
誰だ?と目を丸くしていたら
「お腹、すいた」
ダンだ。
どうやらお腹の虫はダンから聞こえてきたようだ。
「では、話は食事の後に致しましょう。腹が減ってはなんとやらですし」
マルチョの言葉に皆賛成し、席を立つ中シュンも向かおうとダンの方を向けば、ちょうどダンも顔を上げてきた。
「食事にするぞ」
安心させるように頭を撫でれば目をつむり、嬉しそうな表情をしたダン
「俺お腹すいたから、家に帰る!」
「ぇ?」
『え?』
ダンの言葉にシュンも含め皆踊ろか目を丸くする
その間ダンはシュンの膝から降りようとしていたので慌てる止めに入る
「待てダン」
「?」
なんで止めるんだ?という顔をするダン。
「皆で食べないか?」
「でも、家で母さんが作って待ってる」
だから早く帰らなきゃというダンだが、今ダンを一人にするわけにはいかない。というか、小さなダンを一人にさせては危険!
皆どうにかダンを引き留めようとあれこれ考えていたらシュンが……
「お前の母親から、急に用事が出来たといってきてな。だから今家に帰ってもいないぞ?」
「ふぅん」
納得してくれたのかしてくれないのか、ダンは分かったと頷き皆で食事をとることに賛成してくれた。
「じゃ行くか」
「おう!」
そういってダンは、シュンにギュッと抱きつき落ちないように腕をまわす。
それにシュンもダンを落とさないように抱きしめ食事処へと向かう
食事の間ダンはずっとシュンの傍から離れようとはしなかった。
先程の様に膝上に乗ると言ったことはなかったがシュンの前では笑顔を見せていた。
食事も終わり、何故子供の頃のダンが現れたのか本格的に考えることに
その間ダンは少し離れた場で爆丸達と遊んでいた
「さて、どうするか」
「原因を探ろうにも……」
「その原因が分からねぇしな」
ハァ~と重い溜息をし肩を落とすメンバー。
「あ!」
「なんだ、ミラ何か気付いたのか」
「確かダン腕にガントレットつけてたわよね」
『ぁ』
ダンが消える間際確かにダンはガントレットをつけていた。
「マルチョ、ダンのガントレット反応とかって分かるか?」
「やってみます」
そういうと、マルチョはすぐさまコンピュータールームに向かう。もしダンがどこか別の場に転送されたなら、反応があるはずだ。
しかし、そうなると小さいダンはどう説明すべきか?皆ダンの方を見ると……
「あれ?」
「寝てる?」
ゆっくり近づけば確かに眠っている。
どうやらお腹いっぱいで、お昼寝タイムに入ったようだ。
「部屋に寝かせてくる」
そういっていち早くシュンが動き、ダンを抱き上げ部屋へと向かう。
「シュン、ダンの事となると早いわね」
「いいな~私も小さいダン抱き上げたい」
「なんでシュンばっかり」
そっと眠ってしまっているダンをベッドに寝かせるシュン。
そっと髪を撫で小さい頃のことを思い出していた。
「確か、この頃はよくダンと喧嘩してたっけな……」
苦笑いをこぼしていると、ダンがもぞもぞと動く。
起こしてしまったか?と顔を覗けば、やはり起きてしまったようで瞳を開けていた。
「すまない、起こしたな」
「ん~……」
眠い目を擦りながら起き上がるダン。
すると、シュンをじぃっと見出した。
なんだ?と首を傾げればダンが口を開く
「なぁ、なんでシュンと同じ名前なんだ?」
恐らく小さい頃の自分のことを言っているのだろう。しかし、今更聞くところはなんだかダンらしいと苦笑いをこぼすシュン。
さて、今のダンに言ってわかるだろうか?と少し考えていたら
「あのな、シュンって俺の幼馴染みなんだ」
ダンはシュンについて話し始めた。
幼馴染みだということ、毎日一緒に遊んでいること、毎日喧嘩していること
そして
「それでな、喧嘩すっと毎回リクが止めるんだ。いい加減にしろっ!て」
「……リク」
その名にシュンは息をのむ。それはそうだろう、リクという人物はダンにとってかけがえのない大切な姉なのだから
「……毎日楽しいか?」
「ん!リクとシュンと俺と毎日一緒に遊んで楽しいぜ!けどよ……」
急に顔を伏せてしまったダン。なにかあったのか?と首を傾げればダンは瞳を潤ませていく。
「シュン、にな……シュンと喧嘩して。大っきらいって言っちまったんだ」
「嫌い?」
シュンは子供の頃を思いだそうとした。
ダンからそのような事を言われたかの記憶を
しかしそれより先にダンが口を開く
「いつもみたいに喧嘩しちまって。でもいつもよりムキになって、ついカァァってなって」
「嫌いっていったのか?」
コクッと頷くダン。
その瞳からも分かるくらい、後悔の気持ちをもっていた。それと同時にシュンはその時のことを思い出した。
確か
喧嘩の理由など、些細なことだった
しかし、子供の頃からすればそんな些細な喧嘩もムキになってしまう
互いにムキになったせいか、シュンはダンと取っ組み合いになり誤って強く叩いてしまった。いつも喧嘩で取っ組み合いにはよくあったが今回は強く叩いてしまったあげく、よろめいたダンは地面に倒れてしまったのだ。
その時のダンは瞳に涙いっぱいため、感情的に嫌いという言葉をぶつけた。
その言葉にシュンは、とても心が痛かったのを思い出した。
ダンを泣かせてしまったこと。
ダンに大っ嫌いと言われたこと
「そうか……」
「シュン、もな……俺のこと嫌いって;」
ポロポロと大きな瞳から涙を流すダン。
その姿にシュンは昔の自分を悔いやむ
その時の自分もムキになってしまい言ってしまった言葉。その後ダンはその場から走り出してしまった。
「……そのシュンって奴は本当に嫌いと思って言ったんじゃないさ」
「……なんでそう思うんだ?」
「ダンは、嫌いといって後悔してるんだろ?」
そういえば、ダンは顔をふせ小さく頷いた。
「ならシュンだって同じ思いさ。言って後悔してる」
「そうかな?」
「そうさ、だからちゃんと『ごめん』って謝れば仲直りできる」
「……」
「仲直りしたいだろ」
「……したい」
ギュッと自分の服を掴むダンの頭を優しく撫でる。
あの時の喧嘩はうろ覚えだが、いつの間にか仲直りしていた。
互いに『ごめん』と謝っていつもの笑顔になっていたことを
続く
~あとがき~
妄想内にでてきた『リク』はオリキャラとして妄想したキャラです。
簡単に説明すると
名前:空操陸馬 通称リク
ダンとは双子で姉になる。小さい頃はよくシュンとダンとリクの三人で遊んでいたが、リクは事故で亡くなっている。
もう少し詳しい内容が知りたい方は、前にアップした『約束と君の笑顔』を読まれたら分かるかと思います。10月28日にアップした妄想ですが、小説内にある目次から飛べば早いです。
ではでは……
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