ようこそ いらっしゃいました。日常生活から同人妄想(腐女子)を書いている管理人です。
爆丸のシュンダン及デジクロのキリタイに萌えてます!
一緒に萌をしましょう(笑)
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ほわぁ~・・・
うん、まだまだ続いている爆丸妄想小説 ホワイトデーネタ
もうとっくに過ぎているのにね(泣)うん、でもめげずに書きあげる!!
というか、もうこの妄想の中のダン内面的弱いね;;すみません
こんなダン書きたくて仕方ない子なんです
取りあえず、続きものですので1~5話のを読んだほうが話の内容がわかるかと思います!!
さて、毎度ながら同人・BL・女体化といった内容が嫌いな方・苦手な方・知らない方は読まれないほうがいいですよ??
うん、まだまだ続いている爆丸妄想小説 ホワイトデーネタ
もうとっくに過ぎているのにね(泣)うん、でもめげずに書きあげる!!
というか、もうこの妄想の中のダン内面的弱いね;;すみません
こんなダン書きたくて仕方ない子なんです
取りあえず、続きものですので1~5話のを読んだほうが話の内容がわかるかと思います!!
さて、毎度ながら同人・BL・女体化といった内容が嫌いな方・苦手な方・知らない方は読まれないほうがいいですよ??
爆丸
シュン←ダン
続き物ですので、2/29から始まっている1~5を先に読んだほうがよいですよ。
あれから、どのくらいリクはダンと話しただろうか。
ふと気がつけば、なにやらいい香りにダンは気付いた。
それはリクも気付いたようで、楽しそうに口元をあげた。
「母さん、夕飯の支度してるみたいだな」
「へ?」
その言葉にダンは、窓の外を眺めた。
外は薄暗く雪がまだ降り続けていた。
リクとの話に夢中になり、元の世界に戻る方法を全く考えていないことに気付いたダン。
少し慌てるようにリクの方へ振り向き口を開こうとしたら、扉のノック音が。
それと同時に扉が開き入ってきたのは、この世界のリクとダンの母親だった。
「陸馬、夕飯なんだけど……」
入ってきたと同時に、ダンと目が合い一瞬間があった。
ダンもドキッとし、どう説明したらいいかと悩んでいたら母親はニッコリと笑みをし出した。
「いらっしゃい」
「ぁ、えっと」
「陸馬、夕飯なんだけど」
「あ!そうだそうだ、一人追加ね」
そういってリクはダンの方を指差し笑顔を母親に向けた。
「了解、そう思って大目に作っといたわよ」
「さっすが母さん!」
「後少しで出来るから、ダンが帰ってきたら夕飯にするから」
そういって部屋を後にした母親。
現状についていけないダンは、ポカンとしながら目を丸くする。
すると、リクが今日泊まっていけといってきた。
この言葉に驚いたダンは慌てがリクは笑いながら口を開く。
「だって、ダン帰り道分からないだろ?こんな真冬の中外で寝たら風邪引くぜ?」
「け、けどいいのかよ?俺なんかが……」
別次元からきた人間を泊まらせてと言いかけた時リクが少し怒った表情し出した。
「ダン、今の言葉二度というなよ?」
「ッ」
そのリクの表情にダンは息を詰まらし、頷くことしか出来なかった。
「俺なんか、なんて言葉二度と言うなよ?別次元だろうがなんだろうが困った奴がいれば助ける。なにより、性別なんか関係ない。ダンはダン。俺の大切なキョウダイだぜ?」
ニッと笑みをするリクに、ダンはただ黙ったまま頷いた。今度は微笑みながらの頷きを
今晩泊めて貰うのだからと、ダンは手伝いを自分からうってでた。
普段あまり料理などはしないが、簡単な手伝いならとこの世界のリクとダンの母親の手伝いをすることに。
「それにしても不思議よね~別次元でダンが男の子か~」
母親はニコニコしながら、ダンが別次元からきた話を信じてくれたようで楽しそうに会話していた。
そんな母親に、さすがは母さんだな…とダンは関心していた。
すると、玄関の扉が開く音が。父親が帰ってきたのか?と思った矢先聞こえてきたのは……
「ただいま~!」
「お邪魔します」
リビングに入ってきたのは、シュンとダンだ。ちょうどリビングにいたリクが二人を出迎えた。
「お帰りダン。ちゃんと送ってきたみたいだなシュン」
近寄ってきたダンの頭を撫でながら、リクはシュンの方を見れば当たり前だと言わんばかりの顔をし黙っていた。
その顔が面白かったのかリクはクスクスと笑い出す。
「リク!あのな」
「ん?なんだ」
ダンに呼ばれ、そちらに顔を向ければそこには嬉しそうな照れているダンが目にうつった。
「ダン?」
「エヘヘ、これ俺とシュンから!リクにバレンタインのチョコだぜ」
そういってダンが出してきた物にリクは一瞬目を丸くするも、すぐに満面の笑みをしそれを受け取ると二人に礼をいう。
「ありがとうな」
「へへっ」
そんな和やかな空気の中、ちょうどキッチンから出てきたダンはその光景に目を丸くしていた。
そんなダンに気付かず母親もキッチンから出てきた。
「あらリク良かったじゃない」
「おぉ!可愛い妹から愛あるバレンタインを貰ったぜ!」
「リク、それ俺とシュンからだからな!」
シュンの名が出なかったことに少しふてくされるダンが可愛かったのかリクはポンポンと頭を撫でる。
「分かってるって」
「それで?リクは今年何個貰ったの?」
「母さん、聞くだけ野暮だぜ?俺は可愛い可愛いダンと母さんからチョコ貰えればそれでいい!」
ドーンと言いのけるリクに少し呆れるシュンとポカンとした表情をするダン。
「あらあら、じゃ~はいこれ母さんから。それとコレ。シュン君にもね」
そういってリクとダンの母親はチョコを手渡す。
シュンとリクは礼を言う中、ただ一人少し状況についていけなかったのがダンだ。
思わず口をこぼしてしまう。
「こっちじゃ、今日がバレンタインなのか?」
「へ?そうだぜ?なんだ、そっちは違うのか?」
「あ、あぁ……バレンタインは先月で、こっちじゃもうホワイトデーのお返し、だ」
リクの質問にダンは戸惑いながらも答える。
すると母親が興味本位に、どのくらい貰ったの?と訪ねれば、ダンは慌てるように顔を左右に振り逆にあげた方だといえば、リクが面白いくらいに反応し誰にあげたんだと食いついてきた。
「ぅぇ、ぁ……いや、仲間にあげたんだよ。日頃の感謝こめて」
「へぇ~」
なにやら楽しそうな顔をするリクの視線に耐えきれなくなったのかダンはその目線を反らすと、後ろにいたシュンと目があいドキッとしてしまった。
「後少しで夕飯できるから。シュン君も食べていきなさいね」
「ぁ、いえおかまないなく。家で母さんが待ってますので」
「あらそう?お母さんによろしくいってね」
そういってキッチンへと戻る母親にダンはリクから逃れるように手伝う!といって走っていった。
そんなダンにリクは楽しそうに笑ってしまう。
「ハハッ、可愛いな~。そういやダンからチョコは嬉しいけど何でシュンとなんだ?」
「ん?リク、こっちにきて初めてのバレンタインだろ?シュンと話して二人で作って渡そうって事になったんだ」
「じゃ~用ってのは、コレを作るためか?」
「エヘヘ、おう!シュン家のキッチン借りて作ったんだ」
「そうか~てっきりシュンと甘い甘いバレンタイン過ごしてるのかと思ったぜ。なんにせよ、ありがとうな。二人とも」
満面の笑みを礼をいうリクに、シュンもダンも心が温かくなった。
「リク、話はついたのか?」
「ん?あぁ~『ダン』のことか?」
意味ありげな笑みをするリクに、シュンは頷けばリクはソファへと腰を下ろし先ほどまでダンから聞いた内容を二人に話した。
「と、まぁ~簡単に言えばこんな感じだ」
「そう、なんだ……」
「で、話に夢中になり肝心な帰り道を考えなかったと?」
「うっわ、痛い所つくね~シュンちゃん」
「ちゃん付けで呼ぶな」
ケラケラ笑うリクに、シュンは少し眉間に皺を寄せながらキッチンの方へと目線をむけた。
「ひとまず、今日はゆっくりして明日考えるつもりだ」
「……泊める気か?」
「まぁな、いいだろ?ダン」
「ん?俺は構わないぜ?」
ニコッと笑うダンに、一つ重いため息をつくシュン。
するとキッチンから母親がダンを呼んだため、そちらの方へといくダン。
必然的にリビングにはリクとシュン、二人だけとなった
「……心配か?」
「害があるとは思ってはいない」
「ハハッ、さすがシュンだな。あぁ……別の世界でも『ダン』は『ダン』だ。話しててそう感じた。色々聞かせてくれたんだ、『ダン』の世界の事、仲間の事、爆丸の事、そして………シュンの事をな」
シュンはリクの方を向けば、ちょうどリクもまたシュンの方へと顔を向けていた。そこには、らしくない寂しそうな表情をするリクがいた。
「リク?」
「……沢山話してくれたんだけどよ、『俺』についての話は全く出なかったんだよな」
「……」
リクは深くソファへと背中を預けるように寄りかかり天井へと目を向ける
「もしかしたら、って……やっぱ思い浮かべちまうんだよな~それに、『ダン』の奴アイツの名言うとき他とは違う瞳しちまうからよく分かるんだよな」
「アイツ?」
「……多分、お節介しちまうかもしれねぇな。けど、大切なキョウダイの悩みはやっぱ少しでも解決してやりたい」
「………お節介だな」
「可愛い可愛い妹の隣立ってる奴に言われたくねぇな。大体このチョコだって、宣戦布告かなんかか?」
そういいながら、先程貰ったチョコをシュンに見せながらブラブラと揺らす。
「別にそんなんじゃない。強いて言うならダンの隣は俺だけだ。いい加減シスコン卒業しろとだけ言っておく」
「うっわ、何で可愛い妹の隣がシュンなんかね~」
ケラケラ笑いながらリクはソファから立ち上がるとシュンの隣に立つと、彼の頭に手をポンポンと置き始めた。
「ダンの事、泣かすなよ絶対」
「クスッ……勿論だ」
互いに口元をあげ、リクはシュンを信じ又シュンは大切なダンを守るという誓いをリクにたてた。
シュンは帰宅しようとすれば、リクがキッチンにいるダンを呼び寄せる。シュンが帰るぜ?といえば玄関まで送る!とパタパタ出てきた。そんな可愛らしい行動に目を細め二人を見送る中、目線に入ったのは男の子のダン。その表情は寂しい微笑みをしている事にリクは眉間に皺を寄せていた
***
「シュン、気をつけて帰れよ?」
「あぁ」
まだ雪がふる中滑らないよなど言ってくるダンに、大丈夫だと肩をすくめてしまうシュン。
「ダン」
「ん?なんだよ、シュ……ん」
呼ばれると同時にシュンが近付いてきた。
するとシュンの瞳が間近に、そして唇に振れるだけの温もり
「ん……ッ///」
すぐに離れたキスだったが、未だにシュンの瞳は目の前にありダンの赤い瞳を捉えていた。
「シュン///?」
「チョコ、ありがとうな」
「ッ///そ、その台詞あげたときにも言ったじゃんかよ」
「それでも言いたくなったんだ」
その言葉にダンはチョコを手渡した事を思い出す。
『シュン、あのなコレ』
そう言い照れながら手に持つのは、チョコ。
シュンはそれを目に表情を和らげながら礼をいい受け取る。
『ちゃんと食えよな!』
『あぁ、ダンから貰ったんだ。残さず食べるさ』
そう言いながら中身を開封すれば、可愛らしいチョコがコロコロと一口サイズで入っていた。
一粒取ると、そのまま口に運ぶシュン
『ど、どうだ?』
『ん、うまいな。手作りか?』
『ぅ///ん……』
『ありがとうな、ダン』
『へへっ』
思い出せば、なんだか恥ずかしくなりシュンの瞳からそらそうとしたが頬にシュンの手が添えられ顔を背くことができず目線だけ横にむける。
「来月のお返し楽しみにしてろ」
「ぉ、おぅ」
「来年は、もっと一緒にいような」
そう囁く言葉に、そっと反らした目線を再びシュンと合わせれば、今度は目元に優しく唇を落とした。
「また明日な」
「ぉぅ///」
降り続ける雪は冷たいのに何故か暖かく感じた。
続く
~あとがき~
うん、えっと……甘いね。甘いわ~
もう、妄想がひっちゃかめっちゃかだよ°・(ノД`)・°・
まだ、こう内面的に深いやつを書きたいのがあるのに収まりきれなかった!
よし、次だ次
シュン←ダン
続き物ですので、2/29から始まっている1~5を先に読んだほうがよいですよ。
あれから、どのくらいリクはダンと話しただろうか。
ふと気がつけば、なにやらいい香りにダンは気付いた。
それはリクも気付いたようで、楽しそうに口元をあげた。
「母さん、夕飯の支度してるみたいだな」
「へ?」
その言葉にダンは、窓の外を眺めた。
外は薄暗く雪がまだ降り続けていた。
リクとの話に夢中になり、元の世界に戻る方法を全く考えていないことに気付いたダン。
少し慌てるようにリクの方へ振り向き口を開こうとしたら、扉のノック音が。
それと同時に扉が開き入ってきたのは、この世界のリクとダンの母親だった。
「陸馬、夕飯なんだけど……」
入ってきたと同時に、ダンと目が合い一瞬間があった。
ダンもドキッとし、どう説明したらいいかと悩んでいたら母親はニッコリと笑みをし出した。
「いらっしゃい」
「ぁ、えっと」
「陸馬、夕飯なんだけど」
「あ!そうだそうだ、一人追加ね」
そういってリクはダンの方を指差し笑顔を母親に向けた。
「了解、そう思って大目に作っといたわよ」
「さっすが母さん!」
「後少しで出来るから、ダンが帰ってきたら夕飯にするから」
そういって部屋を後にした母親。
現状についていけないダンは、ポカンとしながら目を丸くする。
すると、リクが今日泊まっていけといってきた。
この言葉に驚いたダンは慌てがリクは笑いながら口を開く。
「だって、ダン帰り道分からないだろ?こんな真冬の中外で寝たら風邪引くぜ?」
「け、けどいいのかよ?俺なんかが……」
別次元からきた人間を泊まらせてと言いかけた時リクが少し怒った表情し出した。
「ダン、今の言葉二度というなよ?」
「ッ」
そのリクの表情にダンは息を詰まらし、頷くことしか出来なかった。
「俺なんか、なんて言葉二度と言うなよ?別次元だろうがなんだろうが困った奴がいれば助ける。なにより、性別なんか関係ない。ダンはダン。俺の大切なキョウダイだぜ?」
ニッと笑みをするリクに、ダンはただ黙ったまま頷いた。今度は微笑みながらの頷きを
今晩泊めて貰うのだからと、ダンは手伝いを自分からうってでた。
普段あまり料理などはしないが、簡単な手伝いならとこの世界のリクとダンの母親の手伝いをすることに。
「それにしても不思議よね~別次元でダンが男の子か~」
母親はニコニコしながら、ダンが別次元からきた話を信じてくれたようで楽しそうに会話していた。
そんな母親に、さすがは母さんだな…とダンは関心していた。
すると、玄関の扉が開く音が。父親が帰ってきたのか?と思った矢先聞こえてきたのは……
「ただいま~!」
「お邪魔します」
リビングに入ってきたのは、シュンとダンだ。ちょうどリビングにいたリクが二人を出迎えた。
「お帰りダン。ちゃんと送ってきたみたいだなシュン」
近寄ってきたダンの頭を撫でながら、リクはシュンの方を見れば当たり前だと言わんばかりの顔をし黙っていた。
その顔が面白かったのかリクはクスクスと笑い出す。
「リク!あのな」
「ん?なんだ」
ダンに呼ばれ、そちらに顔を向ければそこには嬉しそうな照れているダンが目にうつった。
「ダン?」
「エヘヘ、これ俺とシュンから!リクにバレンタインのチョコだぜ」
そういってダンが出してきた物にリクは一瞬目を丸くするも、すぐに満面の笑みをしそれを受け取ると二人に礼をいう。
「ありがとうな」
「へへっ」
そんな和やかな空気の中、ちょうどキッチンから出てきたダンはその光景に目を丸くしていた。
そんなダンに気付かず母親もキッチンから出てきた。
「あらリク良かったじゃない」
「おぉ!可愛い妹から愛あるバレンタインを貰ったぜ!」
「リク、それ俺とシュンからだからな!」
シュンの名が出なかったことに少しふてくされるダンが可愛かったのかリクはポンポンと頭を撫でる。
「分かってるって」
「それで?リクは今年何個貰ったの?」
「母さん、聞くだけ野暮だぜ?俺は可愛い可愛いダンと母さんからチョコ貰えればそれでいい!」
ドーンと言いのけるリクに少し呆れるシュンとポカンとした表情をするダン。
「あらあら、じゃ~はいこれ母さんから。それとコレ。シュン君にもね」
そういってリクとダンの母親はチョコを手渡す。
シュンとリクは礼を言う中、ただ一人少し状況についていけなかったのがダンだ。
思わず口をこぼしてしまう。
「こっちじゃ、今日がバレンタインなのか?」
「へ?そうだぜ?なんだ、そっちは違うのか?」
「あ、あぁ……バレンタインは先月で、こっちじゃもうホワイトデーのお返し、だ」
リクの質問にダンは戸惑いながらも答える。
すると母親が興味本位に、どのくらい貰ったの?と訪ねれば、ダンは慌てるように顔を左右に振り逆にあげた方だといえば、リクが面白いくらいに反応し誰にあげたんだと食いついてきた。
「ぅぇ、ぁ……いや、仲間にあげたんだよ。日頃の感謝こめて」
「へぇ~」
なにやら楽しそうな顔をするリクの視線に耐えきれなくなったのかダンはその目線を反らすと、後ろにいたシュンと目があいドキッとしてしまった。
「後少しで夕飯できるから。シュン君も食べていきなさいね」
「ぁ、いえおかまないなく。家で母さんが待ってますので」
「あらそう?お母さんによろしくいってね」
そういってキッチンへと戻る母親にダンはリクから逃れるように手伝う!といって走っていった。
そんなダンにリクは楽しそうに笑ってしまう。
「ハハッ、可愛いな~。そういやダンからチョコは嬉しいけど何でシュンとなんだ?」
「ん?リク、こっちにきて初めてのバレンタインだろ?シュンと話して二人で作って渡そうって事になったんだ」
「じゃ~用ってのは、コレを作るためか?」
「エヘヘ、おう!シュン家のキッチン借りて作ったんだ」
「そうか~てっきりシュンと甘い甘いバレンタイン過ごしてるのかと思ったぜ。なんにせよ、ありがとうな。二人とも」
満面の笑みを礼をいうリクに、シュンもダンも心が温かくなった。
「リク、話はついたのか?」
「ん?あぁ~『ダン』のことか?」
意味ありげな笑みをするリクに、シュンは頷けばリクはソファへと腰を下ろし先ほどまでダンから聞いた内容を二人に話した。
「と、まぁ~簡単に言えばこんな感じだ」
「そう、なんだ……」
「で、話に夢中になり肝心な帰り道を考えなかったと?」
「うっわ、痛い所つくね~シュンちゃん」
「ちゃん付けで呼ぶな」
ケラケラ笑うリクに、シュンは少し眉間に皺を寄せながらキッチンの方へと目線をむけた。
「ひとまず、今日はゆっくりして明日考えるつもりだ」
「……泊める気か?」
「まぁな、いいだろ?ダン」
「ん?俺は構わないぜ?」
ニコッと笑うダンに、一つ重いため息をつくシュン。
するとキッチンから母親がダンを呼んだため、そちらの方へといくダン。
必然的にリビングにはリクとシュン、二人だけとなった
「……心配か?」
「害があるとは思ってはいない」
「ハハッ、さすがシュンだな。あぁ……別の世界でも『ダン』は『ダン』だ。話しててそう感じた。色々聞かせてくれたんだ、『ダン』の世界の事、仲間の事、爆丸の事、そして………シュンの事をな」
シュンはリクの方を向けば、ちょうどリクもまたシュンの方へと顔を向けていた。そこには、らしくない寂しそうな表情をするリクがいた。
「リク?」
「……沢山話してくれたんだけどよ、『俺』についての話は全く出なかったんだよな」
「……」
リクは深くソファへと背中を預けるように寄りかかり天井へと目を向ける
「もしかしたら、って……やっぱ思い浮かべちまうんだよな~それに、『ダン』の奴アイツの名言うとき他とは違う瞳しちまうからよく分かるんだよな」
「アイツ?」
「……多分、お節介しちまうかもしれねぇな。けど、大切なキョウダイの悩みはやっぱ少しでも解決してやりたい」
「………お節介だな」
「可愛い可愛い妹の隣立ってる奴に言われたくねぇな。大体このチョコだって、宣戦布告かなんかか?」
そういいながら、先程貰ったチョコをシュンに見せながらブラブラと揺らす。
「別にそんなんじゃない。強いて言うならダンの隣は俺だけだ。いい加減シスコン卒業しろとだけ言っておく」
「うっわ、何で可愛い妹の隣がシュンなんかね~」
ケラケラ笑いながらリクはソファから立ち上がるとシュンの隣に立つと、彼の頭に手をポンポンと置き始めた。
「ダンの事、泣かすなよ絶対」
「クスッ……勿論だ」
互いに口元をあげ、リクはシュンを信じ又シュンは大切なダンを守るという誓いをリクにたてた。
シュンは帰宅しようとすれば、リクがキッチンにいるダンを呼び寄せる。シュンが帰るぜ?といえば玄関まで送る!とパタパタ出てきた。そんな可愛らしい行動に目を細め二人を見送る中、目線に入ったのは男の子のダン。その表情は寂しい微笑みをしている事にリクは眉間に皺を寄せていた
***
「シュン、気をつけて帰れよ?」
「あぁ」
まだ雪がふる中滑らないよなど言ってくるダンに、大丈夫だと肩をすくめてしまうシュン。
「ダン」
「ん?なんだよ、シュ……ん」
呼ばれると同時にシュンが近付いてきた。
するとシュンの瞳が間近に、そして唇に振れるだけの温もり
「ん……ッ///」
すぐに離れたキスだったが、未だにシュンの瞳は目の前にありダンの赤い瞳を捉えていた。
「シュン///?」
「チョコ、ありがとうな」
「ッ///そ、その台詞あげたときにも言ったじゃんかよ」
「それでも言いたくなったんだ」
その言葉にダンはチョコを手渡した事を思い出す。
『シュン、あのなコレ』
そう言い照れながら手に持つのは、チョコ。
シュンはそれを目に表情を和らげながら礼をいい受け取る。
『ちゃんと食えよな!』
『あぁ、ダンから貰ったんだ。残さず食べるさ』
そう言いながら中身を開封すれば、可愛らしいチョコがコロコロと一口サイズで入っていた。
一粒取ると、そのまま口に運ぶシュン
『ど、どうだ?』
『ん、うまいな。手作りか?』
『ぅ///ん……』
『ありがとうな、ダン』
『へへっ』
思い出せば、なんだか恥ずかしくなりシュンの瞳からそらそうとしたが頬にシュンの手が添えられ顔を背くことができず目線だけ横にむける。
「来月のお返し楽しみにしてろ」
「ぉ、おぅ」
「来年は、もっと一緒にいような」
そう囁く言葉に、そっと反らした目線を再びシュンと合わせれば、今度は目元に優しく唇を落とした。
「また明日な」
「ぉぅ///」
降り続ける雪は冷たいのに何故か暖かく感じた。
続く
~あとがき~
うん、えっと……甘いね。甘いわ~
もう、妄想がひっちゃかめっちゃかだよ°・(ノД`)・°・
まだ、こう内面的に深いやつを書きたいのがあるのに収まりきれなかった!
よし、次だ次
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