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ようこそ いらっしゃいました。日常生活から同人妄想(腐女子)を書いている管理人です。 爆丸のシュンダン及デジクロのキリタイに萌えてます! 一緒に萌をしましょう(笑) ブログに掲載されている画像や文章の無断持ち出し、転載、複製は硬くお断りしますのでどうぞご理解よろしくお願いいたします。
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2025/09/07 (Sun)                  [PR]
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2012/09/24 (Mon)                  爆丸「夏祭り 前半」

どうも!
久しぶりの妄想出来上がったぁぁ!
しかも、このネタ8月にアップしたかったネタだったりする・・・
なにせ夏祭り妄想だからね(苦笑)今になって、ようやく前半出来上がったよ
電車の中だと、完全に今酔ってしまうから中々打てなくなってしまったぜぃ(遠い目)
ちょこちょと、少しずつ書いてようやく書けた~
後半頑張ろうぉぉ

さて、これより先は爆丸同人要素小説となっております。
爆丸 シュンダンとなっておりますので、BL・同人など嫌いな方・苦手な方・知らない方はページを閉じてください。

爆丸

シュンダン前提で、前半はダン総受っぽいです

出演するキャラは、二期と三期のブローラーズやキャラごちゃまぜです














「これなんてどうかしら?」

「こっちの柄もいいですよ!」

キャッキャッと楽しそうに会話しているのは、ミラとファビア
今二人の手には大量の浴衣が所狭しと並んでいた。
そんな二人から少し離れた場で、何もしていないのにグッタリしている男性陣
エース、バロン、レン、スペクトラ(キース)の四人だ。

「元気だな、あの二人」

「まぁ~これだけ沢山の浴衣好きに選んでいいから余計かもしれないっスね」

「しかし、地球には面白い行事があるんだな」

「俺も名は知っているが、実際言ったことはないな」
ヴェスターには夏祭りなどなく、レン自身ガンダルディアにある筈もなくミラ、ファビア同様初めての夏祭りに楽しみはある。

あるのだが……

「浴衣選びにどんだけ時間かかんだ」

そう、ミラとファビアはかれこれ二時間以上浴衣選びにかかっているのだ。
男性陣はすぐに決まった為目の前の光景にグッタリ状態なのだ

「そういえば、シュンとダンの姿がどこにもないな?」

「あの二人なら一旦家に戻ったぜ、家に浴衣あっから取りにいってくるんだってよ」

マルチョがこんなに用意してくれたんだから、借りればいいのによ……とエースは肩をすくめていると、隣にいたスペクトラが顎に手をあて何かを考え始めた

「ん……ダンの浴衣姿、か」

「ぉぃ、テメェ何考えてやがる」

「ふっ……知れたこと。浴衣姿のダンなど一年に一度見れるか見れないかの吊り橋。なら、絶好のチャンスを逃すなどゴミのすること」

口元を上げ、妖笑するスペクトラにエースは冷めた視線を向けたまま口を開く

「今テメェが何考えてるかもろバレだぜ」

「ふっ、ならば邪魔はしない事だな」

「させるか!変態野郎が!!」

ギャァギャァ騒ぐ二人(主にエースだけだが)そんな光景にレンは溜息をついていた。

「ヴェスターという人間は随分と賑やかな奴が多いんだな」




***


「お~い!シュン」

「ダン」

向こうからダンの声が聞こえ、そちらに向けばちょうどシュンの方へ駆け寄ってくるダンが視界に入った。

「へへっ、シュン見えたからよ」

「そうか」

照れくさそうに、しかし嬉しそうな笑みをするダンに、つられてかシュンも表情を和らげる。

「おっ!シュン浴衣あったんだな」

「あぁ、そういうダンは……??」

シュンはダンの手元に目をやれば、そこには何も持っていない。

「浴衣、なかったのか?」

「ぁ、いや~;」

「?」

渋るダンに首を傾げていたら、ダンの肩に乗っていたドラゴが助け舟を出すかのように説明し始めた。

「実はママさんが、ちょうどダンの浴衣を親戚に貸していたようでなかったらしい。」

「そうなのか」

「ぁ、あぁ」

やはり苦笑いをするダンに、他に何かあるのか?とシュンは再び首を傾げればドラゴがクスクスと笑いながら話を続けた。

「実は、ダンの浴衣が無い変わりに…「Σダァァ!!ドラゴ、言うな///!!」ウルサいぞダン」

ドラゴの言葉を遮るように声を上げるダンだったが、ドラゴは言葉を止めることなく続けた。

「変わりに女性物の浴衣をママさんが出してきてくれてな」

「ドラゴ!話ながら笑ってんじゃねぇよ!」

ダンは顔を真っ赤にしながら声をあげるが、ドラゴはそんなの全く効かないとばかりに平然と、いやいや笑いながら喋りおえた。

「で、女性物の浴衣なんか着るかと捨て台詞を言って家を後にしたと?」

「ん、その通りだシュン。よく分かったな」

「いや、話の流れからすれば……」

シュンは小さな溜息をつきダンを見れば、そこにはいまだに顔を赤くしふてくさているダンがいた。

「じゃ~ダンは浴衣借りなくてはいけないな」

「あ、あぁ///」

「それはそうと、女性物の浴衣なんだが誰のをだしてきたんだ?」

ふとシュンは素朴な疑問を問うとドラゴが平然としながらダンの母親のらしい。

「結構木地が良いのらしくてな。大事にとっていたらしい」

「なるほど」

「たくっ、あんな女物の浴衣なんか着れるか!」

まだまだご機嫌斜めなダンに苦笑いをこぼしながら、ポンポンと優しく頭を撫でてきたシュン

「シュン?」

「せっかくの祭りに、不機嫌のままじゃ楽しめないだろ?いい加減機嫌直せ」

「ぉ、ぉぅ///」

たった、たった一言シュンに言われただけなのに。
それだけでさっきまでモヤモヤしていた気持ちが薄れる自分は現金だな……とダンは心中に感じていた。


***


ガチャ

「あれ?マルチョは?」

「よぉ、二人とも戻ったのか。マルチョなら用とかで別の部屋いっちまったぜ」

マルチョの家へと戻ってきたシュンとダンは、部屋に入ってマルチョを探すも居ないことに訪ねればエースが答えてくれた。

「そっか、シュン俺マルチョンとこ行ってくるな」

「あぁ」

そういって部屋を後にしたダンに対し、エースはマルチョに何か用なのか?とシュンに訪ねれば浴衣を借りに行ったんだと答える。

「なんだ、ダンの奴浴衣なかったのか」

「……そんな所だ」

どうしてなかったのか前提の理由は省くシュンであった。








タタタッ

「あれ?」

廊下を小走りで走っていると前方にミラとファビアの姿を捕らえたダンは声をかけようとした瞬間、何故か背筋が凍るような感覚が走った。
何故なら視界にうつる二人の顔が満面の笑みを浮かべながら、ゆっくりとダンに近付いてきたからだ。

「ダン、戻ったのね」

「ぁ、あぁ」

スタスタ

「なんか急いでいたけど、どうかしたの?」

「ぁ、あぁ~マルチョ探して……」

スタスタ

「ところで、何で下がってくの?」

「ぃゃ、つかそういう二人こそ何で近づいてくんだよ」

ミラとファビアが一歩一歩進めば、ダンは反射的に後方へと下がっていく。
だが、その攻防も長くは続かないもの。
ミラとファビアが勢いよくといっていいほど見事な動きでダンの両脇に立つと腕をガッタリ拘束しだした。

「ぉ、おい!?」

勿論突然の事にダンは驚き声をあげ振り払おうとするが意外にも二人の力は中々のもので……逃げれません(笑)

「Σ笑い事じゃねぇ!!」

「ダン、ナレーションに突っ込むのはマナー違反よ?」

「そうですよ?ココでは、素敵な腐女子専門、萌のあるお話場ですよ?」

「ファビア!それなんか色々間違ってんぞ!?つか、その言葉言うのも違反だろ!」

少々冷静を失っているダンを余所にミラとファビアはダンの腕を拘束したままズルズルと引きずり始めた。

「ぉ、おい!何処行く気だよ?俺マルチョの所行かなきゃいけねぇんだけど」

「大丈夫大丈夫すぐに終わるから」

「Σいやいや!つか離せ!思いっきり嫌な予感しかしねぇし。それに俺浴衣借りにマルチョの所へ……」

「大丈夫、大丈夫!安心しなさいダン」

「Σなにが安心しろなんだよぉ!?」

ダンの叫び声はマルチョ宅に虚しく響くだけ。
そのままミラとファビアによってダンは引きずられていった














ガヤガヤ


ドンドン、チャラチャラ


辺りから賑やかな音と人の声
そして、お馴染みの香ばしい匂い

夏の定番 夏祭り

その入り口にひときわ目立つ人物達

それは


「ねぇ、あの人達格好良くない!?」

「ホントだ!」

「ねぇ声かけてみない?」

「え~彼女待ちかもよ?」

「羨ましい~」

周りから色々な声が飛び交う人物達

そこには、浴衣を着飾ったシュン・エース・バロン・スペクトラ・レン・マルチョが立っていた

「たくっ、いつになったら来るんだよ」

壁に寄りかかりながら眉間に皺を寄らせご機嫌斜めのエース

「しかし、周りの人も見事に浴衣を着ているな……しかも柄が多種多様だ」

レンは地球の人達が着ている浴衣に視線をおくりながら興味津々に見ていた。

「皆様よく似合っていらっしゃいますよ」

「浴衣というのも悪くないな」

マルチョは皆の浴衣を誉め、スペクトラも初めて着た浴衣に満更でもないらしく表情が柔らかい。

「う~!いい匂いッス!早く食べたいッスよ!」

バロンは屋台から香る食べ物に我慢できないのかウズウズしていた。

そして、シュンはある方向をずっと見ていた。

「それにしても、ミラ達遅いな」

「そうですね、先に行ってるよう言われましたが」

そう、ミラ達は先にシュン達を先に行かせたのだ。
すぐに行くとは言っていたが、中々来ないことに苛立つのはエースだけ

「たくっ、こんなんなら一緒に来た方がよかったんじゃねぇか?只でさえさっきからジロジロ見られてるってのに」

そうエースの苛立つ最大の原因は、周りからの視線にあった。
まぁ、ここまでイケメン勢揃いなら世の地球女子は目の保養とばかりに見たいのは仕方ないものだ。

「大体ダンも後からって……」

「ふっ……ダンの浴衣姿は後のお楽しみという事だ」

「ぜってぇ、ダンが来たらお前にだけは近づけさせねぇよ。変態が」

「黙れ、ヘタレ」

バチバチとエース、スペクトラとの間に火花が飛び交う光景にマルチョ達は苦笑いをこぼす。

「きたぞ」

「ぇ?」

シュンの一言にマルチョは首を傾げながらシュンが見る視線の先に目をやれば、そこには綺麗に着飾ったミラ達がやってきた

「お待たせ」

「すみません、準備に少々手間取ってしまって」

ミラとファビアが遅れたことを謝る中、もう一人いるはずの人物が見当たらない

「あれ?ダンさんは?」

「ふふっ、じぁ~ん!」

ミラとファビアは、楽しそうに満面の笑みをしながら横にずれると二人の後ろから見慣れない女の子が

いや、違う

女の子の瞳は、その場にいる者が知る赤い瞳

「ダンか?」

「Σッ///!?」

シュンの一言にカァァと赤くなり顔を伏せてしまった女の子ならぬ可愛く女性の浴衣を着たダン
その姿に男子全員言葉を失う。

「ッ!ほら見ろよミラ!皆呆れかえってんじゃねぇか!」

「んな訳ないでしょ」

「そうですよダン!今のアナタは素敵な萌姿ですよ!」

ミラの冷静な言葉と興奮しまくっているファビアにダンはガクッと肩を落とす。
すると、すぐに我に返ったのはマルチョとバロン

「ダンさん素敵です!」

「ダン先輩、激可愛すぎっス!」

「……嬉しくねぇよ」

何故ダンがこの様な格好をしているのか、察しが速い方はお分かりか思うがミラとファビアによって引きずられていったダンは、そのまま二人によって女性の浴衣を無理矢理着させられたのだ。
しかも二人がかなりのハイテンションだったせいか、薄化粧やらウィッグやら多種多様試されられた結果見事な浴衣姿に

「ダン、俺のために着飾ったのだな」

「いや違ぇし……つかスペクトラ、ベタベタ触んな」

「ダン、この後祭り俺と二人きりで回ろうぜ」

「いや皆で回ればいいだろ。つかエース話ながら目線は何故反対を見てんだ」

スペクトラとエースの行動にダンは呆れながら足けりすると、視線を感じそちらを向けばシュンと目が合う

「ッ///」

目が合うと同時にシュンが柔らかく表情をする姿にダンはドキッと顔が赤くなり恥ずかしそうに顔を伏せてしまった。

「さっ!お祭り楽しみましょう」

「そうですね、地球の祭り楽しみです」

ミラとファビアの言葉を先頭に全員出店が並ぶ中へと歩いていった。





続く
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