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ようこそ いらっしゃいました。日常生活から同人妄想(腐女子)を書いている管理人です。 爆丸のシュンダン及デジクロのキリタイに萌えてます! 一緒に萌をしましょう(笑) ブログに掲載されている画像や文章の無断持ち出し、転載、複製は硬くお断りしますのでどうぞご理解よろしくお願いいたします。
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2013/03/21 (Thu)                  爆丸「ひな祭り」
はい、先月以来の登場
うはは~もう日にち的には とっくに・・・とっくに過ぎている3月ネタ!!
3日はのひな祭りネタがようやく出来た(遠い目)
わぁ~すんごい時間かかったな~
ちゃんとCPなってるのか自分でも謎だ~
まだ今年に入って、これで二個目・・・すんごいノロノロすぎる妄想ネタ
ん~こぉ刺激がほしいのよね。刺激が
でないと、このままじゃ萎える!!
Σイヤァァア!萎えるのはイヤぁぁぁ!!

さて、気分を180度変えて
今日の妄想は、上記にも書いたとおり「ひな祭り」ネタ
シュンダン♀妄想となっております。
設定的には、二期です。まぁ~詳しくは中身をどうぞ
これより先は同人要素がございます。
爆丸 シュンダン♀妄想となっておりますので
BL・女体化・爆丸・シュンダン等々・・・が嫌いな方・苦手な方・知らない方
読まずに後退ください。
その萌を読みにきたんだぁ!という方のみどうぞ





爆丸

ひな祭り

シュンダン♀
ダンが女体化になっていますのでご注意

設定的には、二期
HEXとの戦いに備えマルチョ宅にいる設定です。
アニメ時期の突っ込みは無しで お願いします。




















ここはマルチョ宅
ダン達ブローラーズはHEX達から身を隠しつつ敵の動きを見張っている中、とある広い部屋には三人だけしか見当たらない。
ミラ・エース・バロンの三人だけ、他のメンバーはというと

「皆、まだ終わらないっスかね~」

「身動きとれないといっても、ダン達宿題大量みたいだしね」

「まっ、俺達には宿題とかねぇけどな」

そうダン達メンバーは学校から出された宿題を片づけるため皆で教えあいながらやっているのだ。
何故かって?それは宿題の量が半端なく大量だからだ。

「それにしても、地球って色々な行事やってるのね」

「二月には『バレンタイン』や『猫の日』なんてあったスからね」

「んで、三月には『ホワイトデー』か。地球の奴らはサプライズやら楽しいことが余程好きなんだな」

ベスターには無い様々な行事やイベント事にミラ達は感心するやら呆れるやらで新しい発見に驚いてばかりだった。

「あら?」

「どうかしたんスか?」

ミラが何かに気づいたのか小さく声をだした事にバロンは首を傾げながら問うとエースも気になったのか目線だけ向けていた。

「これ、何かしら?」

どれどれ?と三人はある一部分を見る。
だが、そこにはまたもや見知らぬ地球の行事か何かで意味が分からない。
と、そこへ良いタイミングでマルチョが入ってきた。

「皆様、そろそろおやつになさいませんか?」

「あ!マルチョいいところに。聞きたいことがあるんだけど」

「はい?なんでございましょう」

「実は、これなんだけど」

ミラに呼ばれ質問内容を聞かれたマルチョは、すぐに答えてあげた。


「~~と、いう事なんです」

「どんだけ騒がしいのが好きなんだ;」

内容を理解したエースは、呆れたのか肩をすくめバロンは「楽しそうっス」とはしゃいでいた。
ただ一人ミラは何かを考えるように顎に手をあてていた。

「……」

「ミラさん?」

「ねぇ、マルチョ。これって………」







場は変わり、ココはダン達が宿題をしている部屋
皆であれやこれやで大量の宿題を片づけていた。

「Σだぁぁ!もぉ、分けわかんねぇ!」

バッ!とプリントを投げ飛ばしふてくされてしまうダンに対しジュリーとルノは呆れながらも同感とばかりに溜息をついていた。

「確かに、ちょっとこの量は多すぎよね」

「やってもやっても終わりませぇん」

そんな状況の中一人もくもくと続ける人物が一人。
シュンである

「……なぁシュン」

「いっとくが写しは無しだぞ」

「Σ何もいってねぇし!!」

先手とばかりにダンが言おうとしたのを先に釘をさしてきたシュンに思わず突っ込むもダンはテーブルに頭を突っ伏しながらシュンに再び話しかける。

「こんな大量の宿題やってて嫌になんねぇ?」

「なった所で片づくものでもない。終わらせなければ座禅も出来ないしな」

また座禅かよ!?と思わず口に出そうだったのをこらえたダンは、ジィィ~……っとシュンを見つめる。

「……なんだ?」

「わかんねぇ」

「さっきと同じ内容で応用すれば解けると思うが?」

そうはいうが、できないものは出来ないとダンはすっかりやる気がゼロになってしまったらしく鉛筆を持とうとしない。
やれやれとシュンは溜息をついた瞬間盛大な音と共にミラが入ってきた。
しかも瞳を輝かせながら

「ダン!!」

「ぉ~ミラ、何んな興奮して……」

「今から準備するわよ!」

「は?いや、なに……ぉぉおお!?」

質問する前に連行されてしまったダン。
一体何なんだ?と残された三人は首を傾げると入れ違いに今度はマルチョが入ってきた。
息をきらして……

「ハァ、ハァ;ぁ、あれミラさんは?」

「さっきダンを引っ張ってどっか行っちゃったけど」

「もうでございますか!?」

「何かあったですかぁ?」

先ほどのミラがあまりにも興奮していた事が気になり宿題どころじゃないとばかりにジュリーとルノは質問を繰り返す。

「実はさっきミラさんに、ひな祭りについて教えたのです」

「「ひな祭り?」」

マルチョに言われ、今日が3月3日だと気づいた二人。

「そしたらミラさん、慌てダンさんをお雛様姿をさせよう!という事に;」

「えぇ!なにそれ」

「そんな楽しいこと一人でやるなんてずるいでぇす!」

自分達も混ざろう!と二人は慌ただしく部屋を出て行ってしまった。
マルチョは苦笑いをこぼしながら、視線はシュンの方へ。

「シュンさん、実はシュンさんにもお願いが」

「……ミラが絡んでいる以上断るのは無理そうだな」

よくお分かりでとマルチョは苦笑いするも、その声はどこか楽しそうであった。



***




「おいミラ!いきなり何なんだよ!?しかも服脱がすなぁ!」

連行されたダンは衣装部屋だろうか、そこへ到着するなりミラによって無理やり服を脱がされていた。

「大人しくする!今から寸法測るんだから」

「いやいや!測る意味わかんねぇし!」

そりゃそうだと、思うだろうが興奮状態のミラに何をいっても落ち着いてくれそうにない。
だが、何をされるのか分からないなダンはともかく説明してくれ!と悲願する。

「あ~ごめんごめん。実はさっきマルチョに今日『ひな祭り』だっていうの教えてもらって」

「で?」

「ダンにお雛様の衣装作って着させようってなったの」

「なんでひな祭りから、俺に衣装着させる事になんだよ!?」

全然関係ねぇだろ!?と声をあらげるダンにウフフと妖しい声を出してきたミラにゾクッと背筋が走ってしまったダン。

―な、なんだ?何なんだよ!?この笑みは!?―

「実は前にダンの家で写真見せてもらった時、一枚すんごい可愛いのがあってvv」

ミラが何を言いたいのか全く分からないなダンは嫌な汗がダラダラと垂れていくのを止められずミラの顔を見ていることしか出来なかった。
ちなみにミラが言ったダンの家で写真を見たという内容については、『写真』ネタをご覧ください。

「で、そこで見たのがコレなんだけどぉvv」

そういってミラはガントレットを数回操作し、あるデータを表示してきた。
それを見た瞬間ダンは目を見開きカァァと顔を赤くしてしまった。

「Σなっ、んなぁぁああ!?」

「この姿生で見たくなっちゃって」

ニッコリと満面の笑みを向けてきたミラに対しダンはそれどころじゃないと慌てふためく。

「ちょっ!ミラお前ッ!何勝手にそれ持ち出してんだよ!!」

「あら、持ち出したんじゃなくてガントレットにスキャンしただけよ。現物は、ちゃんとダンの家にあるわ」

「いやいや、スキャンした意味が分かんねぇし!つか消せよ!」

腕をのばしてきたダンをさらりと交わし、早く寸法測るんだからとダンを壁に追い込んでいく。

「ほらダン大人しくして」

「するか!つか、んな格好誰がするか!」

絶対嫌だからな!とダンは顔を真っ赤にしながら拒否る中ミラはニヤニヤとある言葉を耳打ちした。

「Σッ///!?」

「ねっ?」

「Σッ~///!!」

すっかり大人しくなったダンに満面の笑みをしながら作業に入るミラであった。
もちろんその数分後ルノとジュリーも混ざり、さらに大騒ぎになったのは言うまでもない。




***



「なんというか、さすがの一言につきるな」

あれから数時間しかたっていないのだが、シュンは感心するやら呆れるやらで肩でを落とす。
今彼は着慣れない服を着ていた。

見た目バッチリ『お内裏様』の衣装を

ちなみに、この衣装はマルチョ宅にお住まいの衣装係りの方がこの数時間で作り上げたのだ。
さすがという言葉しか出ないとはまさにこの事だ。

「さすがはシュンさん!見事な着こなしでございます!」

かなりの完成度にマルチョは興奮気味だ。
一方シュンは、この格好をされた意味をまだ説明されていない。その魂胆であるミラがいまだに現れていないからだ。
まぁおおよそ、誰に何をしているのかは分かるが……

「で?こんな格好された俺は何をするんだ?」

「ぁ、はい!皆様で『ひな祭りパーティー』をしようと思いまして!あいにく僕の家には雛人形はありせんし、なら等身大バージョンをしようとミラさんが」

「で、その被害が俺とダン……と言うことか」

楽しむのはいいが、それに自分とダンを巻き込むなと小さく溜息をついた瞬間、盛大な音を立て入ってきたミラ。
その瞳は輝いている

「お待たせ!もぉ、完璧よ!完成度が凄すぎるわ!」

「あ、ミラさん。こちらもシュンさんの準備完了です。」

マルチョに言われ、ミラはお内裏様の格好したシュンに「グッジョブ」と親指を立てた。

「……巻き込まれたこっちは、疲れるんだが?」

「まぁまぁシュン、そんな気持ちすぐどっかいっちゃうわよvv」

ウフフと笑みをしながら、じゃぁん!と言いながら誰かの腕を引っ張り部屋に入らせた。
誰か、ではない。当たり前だがダンである。
しかも綺麗に着飾ったお雛様の格好をしたダンである。
おまけに髪の長いウィッグをつけ

「……」

「Σッ~///!!!」

ダンの登場にシュンとマルチョは言葉を失い、一方ダンは顔を真っ赤にし俯いていた。

「ミ、ミラ!俺やっぱこんな似合わなッ!」

「じゃぁ、二人の準備は出来たしエースとバロンもやりにいってパーティー始めるわよ!」

了解とばかりにミラとマルチョはあっと言う間に部屋を後にしてしまい、シュンとダンだけが残ってしまった。

「……」

「……」

互いに言葉を交わす訳でもなく、暫く沈黙が続いてしまいダンは恥ずかしさと混乱と頭の中がごちゃごちゃしていた。
今すぐにでもココから逃げ出したい気分である。

「座ったらどうだ、ダン」

そういい話しかけたシュンに驚くも小さく頷き重い着物を引きずりながらソファに恐る恐る座り込む
すると、すぐにシュンが隣に座ってきた事に驚き異常なまでに肩を跳ね上がらせてしまったダン

「ぃ、いきなり隣座ってくんなよな!」

「すまない」

一応謝ってきたシュンではあるが、ジロジロと上から下まで見てくる視線に居心地が悪くなるダンは眉間に皺をよせ「なんだよ!?」と声をあげてしまった

「ぃゃ、随分と気合いのはいった形になったな」

「ッ///ミ、ミラが気合い入りまくりだったんだよ。つかシュンこそ随分素直に着たんだな」

改めてシュンの格好を見たダンは、今頬が赤いのとはまた違った熱が上がってきたのを感じた。

「ッ///」

「ミラが絡んでいる以上、素直に着た方が身の安全を保証できるからな」

苦笑いしながら半分以上は諦めてるシュンにダンは、あれだけ暴れ抵抗した自分はなんだったんだ?と肩を落としながらゆっくりシュンとの間をあけようと移動していた。
勿論そんなダンの動きに気付かないシュンではない。
そっとダンの頬に手をそえ自分の方へ向けさせた。

「あまり動くな、着物に皺がよるぞ」

「ッ///べ、別に構わねぇし!大体こんな重たいの着せられて動きづらいッ……!?」

突然言葉を止めたダン。何故なら作業よりさらにシュンが顔を近づけ目の前まできたからだ。

「……」

「な、な///なんだよ!?つか近ッ!」

離れようとするダンだが、着慣れない着物もあって思うように動くことが出来ない。

「いや……似合ってるな」

「カァァ///!!!」

シュンの一言、たった一言だというのにダンは全身に熱が走ったのを感じ耐えきれない!とばかりに、シュンとの間をあけるように二人の間に手で押していく。

「ちょ、シュン!一旦離れッ……!?」

力一杯離れようとしたが、頬に添えられていたシュンの手が後頭部へ移動すると、少し強い力で押され気付いたときにはシュンと唇が重なっていた。


すぐ目の前にシュンの瞳が、ダンの赤い瞳にうつり、そしてシュンとキスを交わしていると理解した瞬間恥ずかしくてギュゥッと瞳を堅く閉じてしまったダンに可愛いと感じながらシュンは瞳を閉じず、その愛らしい表情をするダンを見続けた。
勿論キスも最初は軽くしていたが、ゆっくりと徐々に深いキスへと角度を変えていく。
息が苦しくなってきたのか口を開こうとしたダンに、舌を忍び込ませ絡めるようにシュンはキスを堪能していく。

「んぅ///……ふっ、ふぁ……んんぅ!」

離れようとするが後頭部にシュンの手があり離れることが出来ないダンは、ただただシュンから与えられるキスに酔いしれていく。
シュンの衣服をギュッと握りしめ全身に快楽が走っていくダンは小さく瞳を開いていけばそこには、こちらをジッと見続けるシュンの瞳が移った。
まさか、ずっと見ていたのかと思うと恥ずかしくなり再び閉じようとしたが、シュンの鋭い瞳、雄の瞳、妖しい瞳にダンは魅入ってしまい閉じることも忘れ、その瞳に、そして与えられるキスに酔いしれていった。










「ハァ、ハッ……ぁっ///ふぇ、ハァ///ハァ」

ようやく離れた事により、息をすえたダンはまだ息苦しいのか肩で息を必死にすっていた。
全身の力は抜けシュンに寄りかかるようにグッタリする中、シュンはといえば満足げに口元をあげ優しくダンの髪を撫でていた。

「平気か、ダン?」

「ハァ、ハァんぅ……んな、事……聞くなら、長くすん、なよ///」

「すまない、だが可愛かったがな」

「カァァ///シュンのアホ!」

弱々しい力でシュンの顔をペチッと叩くと今の表情を見られまいとダンは胸板に顔を埋めすっかり隠れてしまった。
だが、そんな行動をとったところでシュンにとっては可愛い行動にしか見えない事にダンは気付いていない。





おまけ


あの後、エース・バロンも巻き込まれた二人は五人囃子の衣装を無理矢理着させられた。
ちなみに、エースは笛。バロンは太古をきちんと持っている。
そして始まったひな祭りパーティー。
色々な料理がテーブルにある中一室に見たことのある物にダンは顔をひきつらせていた。

「……」

「あらダン珍しく料理も食べず立ってるのね」

料理に手をつけず立ち尽くしているダンに話しかけてきたミラ。
ちなみに今彼女は三人官女の衣装を着ている。

「なぁ、コレ……」

そう言いながらダンが指さしたのは七弾飾り。
しかし、ここはマルチョの家。雛壇があるはずがない。なら、今目の前にあるのは?

「あ!ダンさん、そちらの雛壇はダンさんの自宅から持ってきたものです」

さも当然に言ってくるマルチョに、ダンはやっぱりと肩を落としながら「何であんだよ」と聞けば、どうやらダンの母親がせっかくだからと出してきたらしい。

「ハァ~マジかよ」

「ほらダンせっかくの料理が冷めちゃうわよ」

食べなきゃ損よ!と背中を押すミラに対し、着ているのが重いんだよ!と抗議しようとしたダンだっが重たい着物に足を取られ倒れる!と思わず目を瞑ったが誰かに支えられた感覚に思わず瞳を開けば、支えてくれたのはシュンだった。

「シュ、ン」

「気をつけろ」

そう一言シュンは言うと、ダンを姫様抱っこし移動し始めた。
勿論突然の体制にダンは顔を真っ赤にし、降ろせぇ!と暴れるもその行動は無意味と化し、あっという間にソファへ座らされてしまった。
しかも今のをバッチリミラ達に見られた訳でダンは恥ずかしすぎる!と顔が上げられないのか、すっかり顔を伏せてしまった。

「ッ~///シュンのアホんだら」

「まともに動けないくせに口だけは達者だな」

嫌みを言われた気がしたダンは眉間に皺を寄せながら顔を上げたが、そこには既にシュンはいなく変わりにミラが顔をニヤニヤさせながら立っていた。

「ダぁ~ン?顔、真っ赤よ」

「ぅ、うるせぇ///!!」

図星をつかれ思わず声を上げるが、あまり効果はなくミラはクスクス笑いながら向こうへと行ってしまった。
交代とばかりにシュンが料理を持って戻ってきた。
皿にいくつかのっている料理をダンに渡すと隣に座り込む。

「シュン?」

「思うように動かないんだろ?いくつか取ってきたら食べろ」

その言葉にダンは小さく礼を言うと、料理に手をつけていく。

「つかよ、シュンは動きづらくねぇのかよ?」

ダンは自分が着ている着物は重たくて動きにくいというのにシュンは普段通り動いている様子に不思議で仕方なかった。

「とくに普通だが?重たくは感じない。」

その言葉に思わずシュンの着ている生地に触れてしまうダン。
確かに言われれば生地が軽く感じなくもない。

「つか、俺もせめて動きやすいのがよかったぜ」

「まぁお雛様だからな」

好きでこんな格好してるんじゃねぇのに……と溜息をついた瞬間、ダンは隣に座るシュンの皿にのる料理に目がはいった

「なぁシュン!それくれよ!」

「ん?あぁこれか?ほら」

「おぉ、さんきゅ……へ?」

てっきり皿に乗せるかと思いきやシュンは箸で掴むとダンの口元へ持ってきた。

「ぁ、いやシュン……皿に」

「口を開けろ、食べたいんだろ?」

ずいっとさらに口元へ持ってくるシュンにダンは、いやいやよく考えろよ!この今の状況を!?と少しテンパっているのか声が出ないが顔は慌てていた。
シュンに食べさせてもらう、しかも皆がいるこの状況でかよ!?と心中叫ぶダンに対し、シュンは分かっててやっているのか、それとも素でやっているのか平常心な顔をしている。

「ダン、口をあけろ」

「ぅ///……ぁ、あ~」

恥ずかしながらも引かないシュンにダンは降参したのか、ゆっくりと口をあければシュンは食べさせてやった。

「ぅ~///」

「クスッ、美味いか?」

顔を伏せ、小さく頷くダンに優しく髪を撫でてやるシュン。
その表情は妖笑していたことにダンは気付いていない。



ちなみに、今の光景をミラはちゃっかりガントレットに保存し、後日ダンをからかっていたのはまた別のお話。







おまけのおまけ



「……去年のひな祭りは思い出しただけでも屈辱だ。ミラに散々遊ばれるしよ。」

爆丸インタースペースに今日もやってきたダン。
今日がひな祭りのせいか、去年の事を思いだし肩を落としていた。

「しかし中々の着こなしだったぞダン。今年も着てみたらどうだ?」

ちゃかすドラゴに「冗談じゃねぇ!」と声をあげれば、それは残念だと楽しげに羽をパタパタさせる姿に拳を握りしめ怒りを表すダンであった。

「あんな格好二度とごめんだぜ、今年はミラがいねぇから安心だけどな」

肩を落としながらテーブルに突っ伏すダンに、そう簡単にはいかない気がするがなとドラゴは一人心中思っていたのは秘密だ。
さて、今年のひな祭りはどんな事が起きるだろうか。







終わり



~あとがき~
ん~CP要素薄かったかな
もうちょっと、二人の甘々を書いた方がよかっただろうか?
あ、ちなみにミラがスキャンした写真は、シュンとダンが小さいころの写真
二人がお雛様あとお内裏様の衣装を着ている写真だったりする。
想像してください、絶対に可愛い!!
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