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ようこそ いらっしゃいました。日常生活から同人妄想(腐女子)を書いている管理人です。 爆丸のシュンダン及デジクロのキリタイに萌えてます! 一緒に萌をしましょう(笑) ブログに掲載されている画像や文章の無断持ち出し、転載、複製は硬くお断りしますのでどうぞご理解よろしくお願いいたします。
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2012/05/07 (Mon)                  爆丸―二期―「恐怖と前に進む一歩」
どうも!
久々に妄想、二期のアニメに戻りましたぁ~
すんごい久しぶりの二期妄想な気がしてならない。うん・・・最後に妄想した二期は一体いつだろうか??
今日のは、爆丸 二期で38話みて思いついた妄想
ダンがスペちゃんに、マザーパレスマデ連れてってもらおう!!って言った後の妄想vv
結構この回好き☆
もうダンが何を言いたいのか分るシュンが・・・シュンがぁ!!愛だわ!
ダンの生き生きした瞳、あれ萌がくる
結構38話見て思いついた妄想結構あるんだよね、ただちゃんと書きあげれるか不安だ、うんファイト!!

これより先 爆丸 シュンダン(女体化)妄想小説となっております。
同人様子がございますので、BLや女体化などといった内容が嫌いない方・苦手な方・知らない方は読まれなほうがいいです。
静かにブラウザをお閉じください。

爆丸
二期38話を見て思いついた妄想です。
ダンがスペクトラに協力してもらおうと言い出した事の後の妄想です。
ダンが弱いです。内心的に。そんなダンが嫌い!見たくない!という方は読まれない方がよいです。


シュンダン♀










『確かに俺達だけじゃどうしようもない。だけど、あいつが手を貸してくれれば』



『かつてのHEXのリーダー、スペクトラだ』




『スペクトラならマザーパレスの居場所だって知ってるだろ。手を貸して貰うにはうってつけだぜ』




『な、なんだよ!他に手があるのかよ!』



『他の、方法が………』







カチャ



「ダン」

「シュン」

「少しいいか?」

「あぁ」

部屋に入ってきたのはシュンだ。しかし、いつもとは違う空気をダンは感じた。しかしその理由がなんとなく分かるダンは苦笑いを零していた。

「ダン、俺は席を外す」

「ぉ、おいドラゴ」

ドラゴはあっという間に部屋から退出してしまい、シュンとダン二人きりとなった。

「ダン」

「……なんだよ」

「俺がここに来た理由分かるか?」

「さっきの事だろ」

「そうだ。はっきりといって先程のは得策とはいえない。」

「……ドラゴにも言われた。本気でスペクトラが俺達に協力してくれると思っているのかって。正直分からなかった、けど他に方法が思いつかなかったのも事実だったしな」

そういって苦笑いをこぼすダンに一つ溜息をつくと、隣に座り込むシュン。

「確かに、完全に手を貸すとは思えない。だが他にもある」

「へ?」

他に何があるんだと首を傾げていたらシュンの手が肩に触れると寄りかかるように抱き寄せられた。

「シュン?」

「ダンの心が壊れる所は、もう見たくない」

「ぁ……」

シュンの言葉にダンは小さく声をもらすと、ゆっくり顔を伏せていく。



ダンにとって、スペクトラはまだ恐怖の塊が強い。
あの時のは恐怖と絶望などが入りじまり暫く震えが消えなかった。



「……ありがとうな、シュン」

「ダン?」

シュンは、そっとダンの顔を見ればそこには泣きそうな表情と微笑む表情のダンがいた。

「確かに、スペクトラにされた事一生消えない……シュンに、シュンの傍にもう二度といられないって絶望の塊だった。けどシュンはそんな俺を許してくれた……一緒に背負ってくれるって言ってくれた。それが凄く嬉しかったんだ……凄く」

「ダン……」

すると触れるだけのキスをダンから与えてきた。
滅多にないダンからのキス。

「けど、いつまでも逃げてちゃ駄目だって自分でも思ってた。このままじゃいけないって」

「だから、あんな言葉を言ったのか?」

「まぁ他に方法が思い浮かばなかったってのもあるんだけどよ」

ハハッと苦笑いするダンに、ダンらしいとつられてシュンもまた苦笑いしてしまう。

「何わともあれ、スペクトラと連絡を取る手段はない。その方法は最後の手段として考えるべきだ」

「ぁ、あぁ」

すくっと立ち上がったシュンを目で追うと、苦笑いをし見上げていたダンの髪をくしゃっと撫でていくシュン。

「くれぐれも、無茶だけはするなよ」

「へぇい、気をつけますよ」

クスッと笑うとシュンは部屋を後にした。
一人残ったダンはソファに顔を埋めるように倒れ込む。

「……大丈夫、大丈夫ッだ」

独り言のように何度もその言葉を繰り返すダン。
小さく震える手を押さえ込むように身体をさらに小さくしていく。

「進まなきゃ……いつまでも、逃げてたら何も進まない」

自分自身に言い聞かせるように何度も、何度も呟いていくダン。

いつまでもスペクトラから逃げていては、一生前になど進めない。
これから始まる戦いの為にも、この恐怖というなの壁を壊さなくてはいけない。

「大丈夫……一人じゃない。皆が、ドラゴが、シュンがいてくれるから」

ダンは小さく呟き自身に言い聞かせるように何度も、何度も口にした。

そして、この後スペクトラとのバトルが起きるとはまだダンは知らなかった。





おまけ




ガチャ


「……」

静かに部屋に入ってきたシュンは、そっとダンの方へと近づく。
ソファに横になるダンの顔をのぞけば、予想通りそこには眠っているダンがいた。

「……一人で抱え込むな、ダン」

優しくダンの髪を撫でると、シュンはそっと目尻へと唇を落とした。

「ん、ぅっ」

少し身じろいだダンだったが、すぐにまた寝息が静かに聞こえた。
シュンはダンの寝顔を見つめながら自身のコートをかけてやると、静かに隣に座る。

「ダン」

優しく髪を撫でていた手を、ダンの手へと重ねる。
すると、甘えるようにシュンの手を離さないようにキュッと握りしめてきたダン。
シュンはそのままダンの好きにさせるべく自身も静かに瞳を閉じる。
だが、あいてある片方の手はダンの髪を再び優しく撫でていった





ダンが前に進みたいという気持ち


邪魔をする気はない


だが、再びスペクトラがダンに何かをした時


きっと


あの時以上に


自身を


自我を


保てることなど、できない


あの時のダンは


もう二度と


見たくない


ダンから笑顔を奪う奴は


誰であろうと


容赦などしない




終わり
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