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ようこそ いらっしゃいました。日常生活から同人妄想(腐女子)を書いている管理人です。 爆丸のシュンダン及デジクロのキリタイに萌えてます! 一緒に萌をしましょう(笑) ブログに掲載されている画像や文章の無断持ち出し、転載、複製は硬くお断りしますのでどうぞご理解よろしくお願いいたします。
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2012/10/13 (Sat)                  デジクロ「気付いた想い 後半」

昨日アップしたかったのが、間に合わず今日になってしまった;
最後のオチをどうしよか悩んでいたら日にちすぎてました(笑)
でも今日仕事しながら、考えて考えて書き上げた!!
うん、仕事中なにしてんだろうねぇ~

今日のは11日にアップした妄想の続きものです。
いや~乙女タイキだねぇ

さて、これより先同人要素がございます。
デジクロ キリタイ妄想となっておりますので、女体化・同人などなど嫌いな方・苦手な方・知らない方はページを閉じてください。
キリタイ萌だ!という方のみどうぞ。
ちなみに、読む前に注意事項を目通してくださいませ


デジクロ
キリタイ♀

注意
タイキが女体化しています。苦手な方・嫌いな方はご注意ください。

こちらのお話は続きものとなっております。
気になる方は、こちら1話からご覧ください。









突然自宅に来たキリハは、そのままタイキを外へと付き合わせた。
まだ少し体がだるかったが、久しぶりにキリハと会えたのだからだるさなど吹き飛ばせ!と、ばかりにタイキは付き合うことに。
暫く歩いていけば、ついた先は

「……」

「座れ」

そういって座りだしたキリハにタイキも、恐る恐る隣に座り込む。
着いた場、そこはバグラモンとの最終決戦の地

「んで?突然来て、用は俺をここに連れてくる為か?」

「いや、ここに連れてきたのはなんとなくだ」

なんとなくだなのかよ……と思っていると心地よい風がふき思わず瞳を閉じるタイキ。

「そういや、ネネから聞いたんだけど忙しいんだって?」

「……まぁな」

ネネという言葉に些か眉間に皺をよせるキリハに、そうとうネネのペースに巻き込まれているんだなと思わず苦笑いしてしまう。

「忙しいのに、俺なんか誘っていいのか?」

「俺が用あってきたんだ」

「はいはい、んで?用ってなんだよ」

そう問うとキリハは真っ直ぐな瞳をタイキに向けた。
その瞳にタイキは久しぶりに見た彼の青い瞳に見入ってしまった。
やはり、綺麗な瞳だな……と



「アメリカに行くことにした」





「は?」





キリハの言葉に数秒間を開け、ようやく出た言葉は一言だけ。
それはそうだろう、突然アメリカに行く?
キリハは何をいっているんだ?冗談か何かか?と思ったが彼の瞳が真剣な眼差しをしているのを見て冗談ではないと確信したタイキ

「……随分と突然だな?」

「こちらへ戻ってきて色々考えた結果だ」

「……」

キリハの言葉にタイキは、思わず顔をふせてしまう。
現実世界へ戻ってきた仲間達は自分の道を見つけ歩き出した。
そして、キリハも




自分は、まだ


歩き出せていない


差が


キリハとの差が


ひらいていく




「アメリカに行くことを一番にお前に……タイキに言いたかった。だから今日来たんだ」

「そっか……もう、いつ行くか決まったのか」

「いや、まだ色々準備があるからな。だが来年にはもう向こうに行くつもりだ」

「そっか……そしたら、中々会えなくなっちまうな」



そうだ

同じ日本でなく、海をこえた国にキリハは行ってしまう

会いたくても会えない

キリハと



「……」

「俺はデジタルワールドでただ力だけを求めて戦っていた。だが、タイキ……お前と会って戦って俺は変わった。仲間と共にな」

「キリハ」

徐に立ち上がったキリハは、タイキへ手を差し伸べた。
その手にタイキは一瞬戸惑うも、キリハの手をとり立ち上がった。

「向こういっても、頑張れよキリハ」

「当たり前だ、俺がしたい道の為にアメリカへ行くんだからな」




自分の、やりたい道




「そっ、か……キリハなら大丈夫!しっかりな」

「あぁ」

お互い手を握り締めたまま、自然と離れるであろうと思っていたが中々離れないキリハの手にタイキは目を丸くし首を傾げた

「キリハ?」

「それと、もう一つタイキ……言いたい事がある」

まだあるのか?とタイキは思いながらもなんだよ、問う







「お前が好きだ」





「は?」






今、自身の耳はなんと聞こえたか?
タイキは瞳を見開き目の前の人物を見つめた。
そこには、いまだ真剣な瞳をしたままでいるキリハがいた。

「……ぇっ、いや、キリハ……さん?」

思わず挙動不審になるタイキは敬語が出てしまう

「冗談だと、思っているのか?」

「ぁ、いや……だって、えっ?うぇぇ!?」

ようやく、キリハの言葉の意味に頭が追いついたのか思わず声をあげてしまうタイキ。
それと同時に繋いでいた手を離そうとしたがキリハの力強い力に離れる事が出来なかった。

「ッ!」

「このまま俺の気持ちを言わないままアメリカなど行くつもりはさらさらない。タイキ、俺はお前が好きだ。一人の、工藤タイキという人間を」

「キ、キリハッ」

キリハの瞳にタイキは目を離したくても何故か出来なかった。
これ以上直視出来ないと頭はいっているのに体が言うことをきかない。
ただただ、キリハの青き瞳を見ることしか出来なかった。

「タイキ」

「ッ!」

「俺は、俺のお前に対する想いを伝えた。次はお前の番だ、答えろ」

「キ、キリ、ハッ」

「お前は、俺を―――」






好きか?





「ッ!?」


ガクッ


「タイキ?」

タイキは膝をカクンと曲げ、座り込んでしまった。
しかしキリハと繋いでいた手はそのまま。
キリハは、ゆっくりと片足の膝を曲げタイキの顔を覗けば、そこには顔を真っ赤にしたタイキがいた

「ふっ……真っ赤だな」

「おまッ!……ぁ、当たり前だろ!突然、そそ、そんな事言われッ」

「だが、嘘偽りなどない。俺はタイキ、お前が好きだ」

「連呼すんなッ!」

聞いてるこっちが恥ずいわ!とタイキは声を荒げる。
だが、口元をあげるキリハの表情は嫌みなくらいタイキの胸を苦しめた。

「ッ!」

「さぁ、答えろタイキ。いっとくが答えるまでこの手は離さないからな」

「なっ!すぐ答えろっていうのかよ!?」

「当たり前だ、時間をおくなど俺はごめんだ。さぁ今すぐ答えろ」



答え


自身の、気持ち


それは、決まっている


決まっている、が……




「な、なんで俺なんだよ」

「?」

「俺なんかより、ネネとか他にも可愛い子とか沢山……」

「俺の心を動かしたのはタイキ、お前だけだ。だから俺はタイキを好きになった」

「ッ」

「誰にも渡しはしない」

そう、一言言うとキリハは繋いでいた手の力をさらに強めた。
まるで、嫉妬深い独占欲のように

「キリ、ハッ」

「性別など関係なく、お前が……タイキが好きなんだ」

キリハは、そっとタイキの頬に手をそえゆっくりと顔を近付けた。
そのあまりの近さにタイキは顔を真っ赤にすると同時にキリハの瞳の奥にある何かに魅入ってしまった










「俺も」

「タイキ?」

「俺も、キリハが……好き」

タイキの小さな一言、聞き逃してしまうのではと思うくらい小さな言葉
しかしキリハの耳にはしっかりと届いた。
そして、今度はハッキリと聞こえるようにタイキは口にした

「俺も、キリハが好きだ!」

キリハは待ち望んでいたとばかりに、その言葉に見せたことのない表情をだしタイキを抱き締めた。
腕を掴んでいた手は、抱きしめられた時背中に回っているのに気づいたタイキは、返すように自身もキリハの背中に腕を回した。


***


「落ち着いたのか」

「ぁ、あぁ」

あの後ここが外だと気付いたタイキは恥ずかしさが全身に走り思いっきりキリハを突き飛ばしたのだ。
怒ろうとしたがアタフタするタイキを見て、落ち着くまで待っていたキリハ

「たくっ、ここが外じゃなければ色々してやったのに」

「何する気だったんだよ、お前は」

ハァ~と溜息をつくと、タイキは一つ疑問に思ったのが浮かび上がりキリハに問てみた

「さっき『性別関係なく』っつたけど、どういう意味だ?」

「意味もなんも、そのままの意味だろうが」

「??」

キリハが何を言いたいのか全く分からずタイキは首を傾げてしまう。
そんな行動にキリハは全く……と溜息をつきはじめた。

「同じ男同士、恋愛関係は周りがうるさいからな。だが、俺はそんなの関係なくタイキを好きになったんだ」

「……」

はて?今キリハはなんと言いましたでしょうか?

「ぉぃ、キリハ」

「なんだ」

「お前今、何つった?」

「タイキを好きに――」

「もっと前だ!」

一体なんだ?とキリハは眉間に皺を寄せながら、先程と同じ言葉を綴った。





―同じ男同士―





「……」

「タイキ?」

「キリハ」

「なんだ」

「取りあえず歯、食いしばれ」

「はっ?」

その瞬間回りに鈍い音が響き渡った。






***


「キリハ君、貴方バカ?」

「いや鈍いとか?」

「寧ろヘタレをつけてもいいかもしれないぞ」

「というか、今すぐタイキさんと別れてよ。ヘタレキリハさん」

「お前等、どいつもこいつも好き放題に言ってくれるな」

久しぶりにクロスハート全員集合したメンバー
キリハがアメリカに行く報告とキリハとタイキが付き合うことになった報告も兼ねて集まったのだが、皆キリハを事あるごとにぶったぎる。

「全く、タイキ君を男の子と間違えるなんて」

「女の子に対して失礼よ!」

「タイキさん、こんな失礼極まりないキリハさんなんかと付き合うのは止めた方がいいですよ」

そう、キリハは今の今までタイキを男の子と勘違いしていたのだ。
その事をネネ達に伝えれば皆目を据わらせながらキリハを見ていた。

「くっ、仕方ないだろ」

「あら?仕方ないで片付ける気。そんな失礼な事するからタイキ君に鉄槌くらうのよ」

「見事な手形だな」

じぃ~と音を出すように皆キリハの頬を見れば、そこには綺麗な手形が。真っ赤に残っていた。

「ここだけじゃない、腹にもくらった」

「あら、それだけで許してもらえたなら幸運に思うことねキリハ君」

そう、例の鈍い音はキリハの腹目掛け蹴りを食らわしたのだ。

「ねぇタイキさん、今からでも遅くないですよ。キリハさんと付き合うのは止めた方が」

「ぉぃ、ユウ……俺のタイキにちょっかい出すな」

「その『タイキ』さんを男の子と勘違いしてた人にどうこう言われたくないですね」

「いっとくが、もうタイキは俺のだ。一ミリも横から入る隙間などない」

「『自称』宣言は余所でしてくれます?キリハさん」


バチバチ


キリハとユウの間に火花が飛び交う中、ネネがこっそりとタイキに耳打ちしてきた

「良かったわねタイキ君」

「な、なにが?」

「キリハ君と両想いになれた事よ」

「ッ」

思わず『両想い』という言葉にタイキは恥ずかしくて顔を伏せてしまった。
そんな姿に可愛いとネネはニコニコしながら思っていた。

「しかし、腹と手形ダブルで鉄槌を食らわすとは容赦ないな工藤タイキ」

うんうん、と妙に感心するゼンジロウに火花をとばしていたキリハが横から口を挟む。

「いっとくが、最初は腹だけだぞ。食らったのは」

「その後続けて手形くらったんだろ?」

「違う」

じゃ、なんで手形もらったんだ?とゼンジロウの質問にキリハは答えようとした瞬間隣に座っていたタイキは、キリハの横腹を思いっきりヒットさせてきた。

「Σッ~!?」

「キリハ、これ以上余計な事いったら又鉄槌やるぞ?」

すでにしてるじゃん……と心中思いながらも声には出さない皆様であった。

「たくっ……」

一つ溜息したキリハは、タイキの腕をとると立ち上がり出口の方へ歩き出してしまった

「ぉ、おいキリハ!?」

「ちょっとぉ!」

「どこいくのキリハ君」

「悪いがこれからタイキとデートだ。邪魔するなよ」

「Σはぁ!?いつ決まった、いつ!?ちょ、キリハ!」

突然の事にタイキは慌てるが、腕を引っ張られてるため止めるすべがなく結局キリハと共に店を後にしてしまった。

「行っちゃった」

「相変わらず俺様ね、キリハ君」

「あんな失礼なヘタレと付き合うことないのにタイキさん」

残ったメンバーは縁斑に言う中、外に出たキリハとタイキはというと

「たくっ、久しぶりに皆と会ったのにすぐ出ちまうなんて」

「うるさいぞ、俺はお前と一緒にいられればいい」

「はいはい、それよりキリハ。皆にその手形の理由いうなよ」

「……」

「返事!!」

「分かった、分かった」

肩をすくめながら言うキリハに些かむくれるも、その頬は少し赤くなっていた事に気付いたのはキリハだけ。








『Σッ~!!?ぃ、いきなり何をする』

『うるっさい!それと俺は女だ!』

『は?』

『冗談とかじゃないからな』

『女?』

『あぁ』

『……』

『?』


ペタッ


『Σ!?』


バチィーン!


『キ、キリハの馬鹿やろぉ!///』





終わり


~あとがき~

いやぁ~最後キリハをヘタレにしてみたがあんまりその要素見えなかったかのぉ;
一応補足で、キリハの頬に綺麗な手形ついたのはタイキの胸に手を置いた瞬間バチィンと食らったのです(笑)
突然女だ、と言われて手っ取り早く確認がそこなキリハでした。(爆)
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