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ようこそ いらっしゃいました。日常生活から同人妄想(腐女子)を書いている管理人です。 爆丸のシュンダン及デジクロのキリタイに萌えてます! 一緒に萌をしましょう(笑) ブログに掲載されている画像や文章の無断持ち出し、転載、複製は硬くお断りしますのでどうぞご理解よろしくお願いいたします。
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2012/09/03 (Mon)                  爆丸「光の道しるべ5」

どうも!
今日も久しぶりの萌更新!

今日のは、爆丸で前回からアップしている連ちゃんモノです。
一応パラレル妄想なので、お気を付けください。
萌妄想突っ走って書いてます!(爆)
てか、まだまだキャラが全然出しつくしていない!
早く他のキャラを出したいぜ・・・・(遠い目)

さて、これより先は同人要素がございます。
爆丸 シュンダン パラレル小説となっております。
BL・同人・パラレル等など・・・苦手な方・嫌いな方・知らない方はページを閉じてください。
萌!ばっちこい、という方のみどうぞ


爆丸


簡単な設定
ダンが爆丸(擬人化)
見た目十歳くらい

シュン
年齢は二期設定
十三歳
パートナー:フェニックス

こちはら、続きものとなっております。
初めての方は1話からご覧なった方がお話の流れが分るかと思います。
・光の道しるべ1 2 3 4 ←こちらからご覧ください。











翌朝
さっそく、シュンは共に来たという爆丸『ドラゴ』と『ワイバーン』を探すことに

「ひとまず、昨日お前が現れた場から探してみるか」

「何でだ?」

シュンの言葉にダンは首を傾げながら問う。

「一緒に来たのなら、近くに到着したかもしれないしな。それに、この山は広い……闇雲に街の中を探すより先にココを探した方がいいだろ」

「わかった」

シュンの説明にダンは理解したのか、していないのか。
早くドラゴとワイバーンを見つけたい一心で声をだす。

「ドラゴぉ!ワイバーン!」

山の中に響くダンの声。だが、その声に応える事はなく山の中を探していく。

「ドラゴぉ!ワイバーン!返事しろよ!」

必死に声をあげるダンの後ろでシュンとフェニックスも懸命に探していく。
だが、見たことのない爆丸なだけに名を呼ぶことしか出来ない。
すると、シュンがダンにドラゴとワイバーンの特徴を訪ねてきた

「特徴?」

「そうだ」

「ん~……ワイバーンはな優しい!」

「……」

「ドラゴは格好いいぞ!」

ニッと笑みを向けてくるダンに思わずシュンは言葉が出なかった。
特徴というか、その爆丸の性格を聞いたわけではないのだが……と
するとフェニックスが助け舟を出すようにダンに訪ねた

「ダン、聞きたいのだけれどドラゴとワイバーンはどの属性なのかしら?」

「ドラゴは火!」

「ワイバーンは?」

「わかんねぇ」

「「ぇ?」」

即答したダンに思わずシュンもフェニックスもポカンとした声を出してしまった。

「ワイバーンって、どの属性でもねぇって言ってた!」

そういって、ダンは二人から離れると再びドラゴとワイバーンの名を呼び出した。

「属性に属さない?そんな事が…」

「やっぱり……」

「フェニックス?」

小さく呟いたフェニックスにシュンは首を傾げた。

「やはり、ワイバーンという爆丸は……」






かれこれ三時間が経つが、ドラゴとワイバーンは一向に見つからない。
ひとまず昼になってしまったし、一旦家に戻ろうとしたシュンはダンの名を呼ぶ

「ダン、一旦家に戻るぞ」

「なんでだ?まだ見つけてねぇ!」

そういって頑なに頬を膨らませば奥へと行ってしまったダンに溜息一つつくと、シュンは回りを一度見ると、目当ての物を見つけソレを手に取るとダンの後を追う。


ガサッ

「そこにいたのか」

「……」

森の奥で座り込むダンを見つけると、シュンはゆっくり近づく。

「どうした?」

「……腹減った」

「……」

たった一言、ダンの言葉にシュンは思いっきり溜息をつくと、手に持っていたのをダンに渡した。

「ほら、これでも食べろ」

「なに、コレ?」

「この森に熟す木の実だ。だから一旦家に戻るぞといったんだ。今からじゃ戻っても時間が時間だし、それでも食べろ」

「ん」

ダンは小さく頷くと、小さな口……いやいや、大きな口をあけ思いっきり木の実を頬張った。
その光景にシュンは苦笑いしながら、自分も木の実を食していく。
するとフェニックスがダンに声をかけてきた。

「ダン、聞きたいのだけれど」

「ふぁんだ?(訳:なんだ?)」

「ダン、口の中を飲み込んでから喋ろ」

口の中に沢山木の実を頬張っているダンに呆れながら注意するシュン。

「(ゴクッ)で、なんだ?」

「ワイバーンという爆丸………まさか、ワンダーレボリューションのコア。インフィニティーコアを持つ爆丸じゃ」

「そうだぜ」

フェニックスの質問にダンはなんの躊躇いもなく答える。
そんなダンにフェニックスは驚く中、シュンは聞いたことのない名に眉をよせる。

「フェニックス、インフィニティーコアとは……」

「インフィニティーコアは、ワンダーレボリユーションを支える大事な要のような物。その力が存在してこそ、ワンダーレボリューションは存在している」

フェニックスの言葉にシュンは驚く中、それ以上に意外そうな瞳をしている人物。ダンだ。

「なんで、フェニックスはワイバーンのインフィニティーコアを知ってんだ?」

ダンの質問にフェニックスは、ゆっくりと羽を動かしダンの目線まで浮かび上がる

「それは、私もワンダーレボリューションで生まれた爆丸だからよ」

「ぇ?」

ダンは先程より、さらに瞳を丸く驚きの瞳をさせた。

「ダン、アナタには話しておかないといけないわね。この地球には沢山の爆丸がいるわ。その理由が………」

フェニックスは、何故地球に爆丸がいるのか、その経緯を一から説明をした。



ある日空からカードが降ってきた。

そのカードは世界中に現れ、中から爆丸が現れた。

そしてバトルをし始めた。

あっと言う間に白熱したバトルに皆夢中になっていった




フェニックスは、地球にいる爆丸達がダン達と同じワンダーレボリューションからきたことを伝えた
ある日大地が、空が荒れ何体モノ爆丸が引き込まれたどり着いた先が地球
そこで、それぞれ爆丸はパートナーと出会ったことを


「……」

一通り話し終えダンを見ると、そこには顔をふせ表情が見えないダンがいた。

「ダン」

「……」

「私達は……「……、のか」ダン?」

フェニックスの声を遮りダンは小さく口を開いた。

「地球にいる、爆丸は……ワンダーレボリューションの、荒れ狂ったあの時引き込まれた爆丸なのか?」

「そうよ、けどねダン私達は……Σ!?」

ワイバーンは喋るのを止め驚きのあまり後退した。
何故なら、突然ダンが自身の羽を広げ強い風をふかせたからだ。

「Σダン!?」

「いきなり何だ!?」

シュンとフェニックスは戸惑いと驚く中ダンに止めるよう言うと、ダンは羽をピタッと止めた。
だが、変わりに強い殺気を引き出させてきた。

「ダン」

フェニックスが、小さく声をかけるとダンはゆっくり立ち上がった。

「……あの荒れ狂う日、沢山の爆丸が……仲間が消えちまった。ワンダーレボリューションが生まれてからそんな事一度もなかったってファーブニルは言ってた。」

「ファーブ、ニル?」

「古の戦士、火の爆丸よ。シュン」

シュンは聞き覚えのない爆丸の名にフェニックスが解説をした。

「ワイバーンは、悲しんでた。仲間を、助けられなかったって」

すると、ダンの回りに小さな赤い光が。
その光景にシュンは見覚えがあった。
あれは、昨日ダンを見つけた時ダンの回りに覆っていた……

「……炎」

ダンの回りを囲うように、いやダンを護るように炎が徐々に強さを増す。

「消えた原因は、結局分からなかった。けど、ただ一ついえることは……あの日起きたことは故意に誰かがやったんだって」

「ダン」

顔を上げたダンの瞳からは涙が伝っていた。
そして、その瞳は怒りが混じり合っていた。

「地球にいる、やつが……爆丸を、仲間を奪ったのか」




「仲間を!!」



熱いという表現では表しきれない程今ダンを覆う強い炎がシュン達を襲いかかる。
シュンとフェニックスはどうにか交わす中、ともかくダンを落ち着かせなくてはいけない。このまま炎がさらに炎上してしまえば、森一帯が焼け野原になってしまう

「ダン!落ち着いて、アナタは誤解しているわ」

「ワンダーレボリューションから沢山の爆丸が消えた時、ワイバーンは一番悲しんでた!!自分を責めてた!助けられなかったって、泣いてた!」

「くっ!怒りで自我をなくしているな」

早く止めなくては、この森に住む動物達にも被害が及ぶ。
シュンは眉間に皺を寄せた。その視線の先には、ダン。

「アイツ、まだ力を制御できていないんじゃ……」

ダンは怒りのあまり炎を次々に出している。
その炎にダンの身体は追いつかないとばかりに、小さな傷が次々に現れていた。

「まずい、このままだと」

「シュン!」

「Σ!?」

フェニックスの声にシュンは目を見開く。
何故なら目の前にまで炎がきていたからだ。
腕でガードし、大火傷とはまではいかなかったが腕を少し怪我を追ったようだ。

「ッ!」

「シュン」

「大丈夫だ。それより、ダンを」

「えぇ」

フェニックスは球体になると同時にシュンの手の中に入ると、シュンはどこからか腕の大きさ程の機器を取り出すと腕に装着した。

「ガントレット、チャージオン!」

その言葉と同時に周りの時間が止まった。
その証拠に飛び立っている鳥達が上空で止まっていた。

「ゲートカードセット!」

続けてシュンは一枚のカードを地面に投げ出す。
周りに薄い緑色の輝きが広がると同時にシュンは手に収まるフェニックスをポップアウトさせた

「いけ、フェニックス!アビリィテー発動!」

シュンは一枚のアビリィテーを発動させると、フェニックスはその力と共に炎を風の力で次々に消していく。
だが、炎を出している張本人であるダンを落ち着かせなくてはキリがない。

「クッ……」

「シュン!」

「あぁ、分かっている。ダンをあまり傷つけないようにする」

そういうと、再びアビリィテーを発動させたシュン。
だが、それと同時に発動させたカードから異常なまでの強い輝きが溢れ出した。
突然の事にシュンは驚き、上空にいるフェニックスへと目をやればカードと同様な輝きをフェニックスもしていたのだ。

「クッ!一体、なにが」

あまりの輝きにシュンは目を開けることができずにいた。
聞こえてきたのは、フェニックスの鳴き声とダンの鳴き声だけだった










「ッ……輝きが、消えた?」

あれだけの輝きが嘘のように消えシュンは辺りを見渡せば、フェニックスが球体に戻る所でシュンは落ちてきたフェニックスを受け止め怪我がないか問いかけた。

「フェニックス、無事か」

「えぇ、シュン。私は大丈夫よ」

「一体、さっきの輝きは……」

「私にも分からないわ。突然力が……ダンは?」

「Σ!?」

シュンは慌て辺りを見れば倒れているダンが視界に入り急いで駆け寄り声をかけた

「ダン、おい」

「ッ」

シュンの問いかけに気付いたのか、ゆっくりと起き上がるダンにホッとすると手をかけようとした瞬間ダンの手によって払いのけされてしまった

「触んな」

「……」

顔を上げたダンの表情は先程と同じように怒りに溢れていた。
たが、それと同様に先程の巨大な力の解放に身体は疲労を表していた。
すると、フェニックスがゆっくりとダンの肩に乗ってきた。

「ダン、聞いてほしいの。確かにあの時私達は故郷からココ地球へと飛ばされてしまった。けど、多くの爆丸は大切なパートナーと出会えたわ」

「……出会えた事で、残された爆丸達は悲しんでたんだ」

ギュッと自身の拳を握りしめ顔をふせてしまったダン。
その姿にシュンはダンを抱き上げた。
勿論突然の事にダンは驚き下ろせ!と暴れるも思うように力の入らない身体ではシュンに勝てるわけ無かった。

「ダン、お前の目で見てみろ。この街にいる爆丸達をな」

「ぇ?」

そういうとシュンは木々を飛び越え街中へと移動し始めた。
勿論ダンを他の人達が見れば騒ぎになるので隠れて見ることに。

「こっから、何を見ろってんだよ」

「よく見てみろ」

シュンに言われ街中へと目をやれば、そこには人間と爆丸がいた。
バトルをしている者や楽しそうに会話をしている者がいる中、ダンはある一つの光景に目を奪われた。


それは


人間と爆丸がとても楽しそうに、笑顔で、笑っていた

「……」

ダンはただただ、その光景を見続けた。
どの人間と爆丸も楽しそうにしている光景にダンは静かに羽から力が抜けていった。

「……ダン、私達爆丸は故郷から地球へと来たとき不安でいっぱいだったわ。けど、大切なパートナーと出会えてその不安はなくなった」

「……」

フェニックスの言葉にダンはゆっくりと顔をふせていく。

「けど、故郷である仲間達を悲しませてしまったのも事実。けどね、ダン……ここに住む地球の人達は暖かな人達よ」

「……フェニックス」

「だから地球に住む人達を、シュンを嫌いにならないでほしい」

ダンはフェニックスへと目線を向けると、次にシュンへとうつした。
まっすぐなその赤い瞳に、シュンは昨日見た時とはまた違った感情が走った。

「……」

ダンは目線を再び街中にいる人達へとやる。

「……全部は、出来ないけど今あそこにいる爆丸達は凄く楽しそうなのは分かった」

「ダン」

少しだけでもいい、ダンに地球にいる人間が悪いわけではないと分かってくれただけでも

「さて、今日はもう戻ろう。ダンも体がボロボロだしな」

シュンはそういうと、ダンを抱き上げ人目に付かないように家路へとつく。
その間行きとは違い大人しかったダンにやれやれと苦笑いを零したシュンに気付いたのはフェニックスだけ。
だが、ダンが言った荒れ狂う日の原因が故意に誰かがしたという言葉
それは地球の人間がしたことなのか、それとも別の手の仕業なのか










「反応があったというのは本当か」

「はい、しかしすぐに消えてしまい足取りが……」

「馬鹿者!どんな手を使ってでも探し出せ!」

一人の男性が怒り狂う中、近づく一人の人物がこんな言葉を囁いた

「何?別の異常反応だと?」

「はい、今までとは異なる反応です」

そういうと、男性は少し考えると調査するよう指示をした。
男性は部屋から出る際妖笑していた事は誰も気付かなかった。






~おまけ~


「お帰りなさい、あら……随分と埃だらけね」

家路についたシュンとダン、フェニックス
出迎えてくれたシュンの母親は埃だらけの光景に苦笑いすると、ある事に気づいた。

「シュン、その腕はどうしたの?」

そう言われシュンは腕に目をやればダンの炎で火傷した場

「少し、山で」

「そう、気をつけるのよ。今救急箱持ってくるから」

そういって奥へと行ってしまったシュンの母親に、申し訳なさそうにダンは身体を小さくさせてしまった。

「……め、ん」

「ダン?」

ギュッと抱きついてきたダンは再び、今度はきちんと聞こえるように声を出す。

「怪我させちまって、ゴメン」

「……ダンは仲間を思ったんだ。仕方ない、だが無闇に炎を出すのは勘弁してほしいな」

そう苦笑いするシュンの表情にダンは眉を曲げコクっと頷くと先程より強くシュンに抱きついてきた。
シュンは優しくダンの髪を撫でながら落ち着くまでそうしてやっていた。

「あらあら、可愛い光景ね」

「本当に」

戻ってきた母親とフェニックスはその光景に微笑みながら暫く見ていたのは言うまでもない。



続く

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