ようこそ いらっしゃいました。日常生活から同人妄想(腐女子)を書いている管理人です。
爆丸のシュンダン及デジクロのキリタイに萌えてます!
一緒に萌をしましょう(笑)
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今日の妄想は、先月以来・・・ホント先月ですっかり止まっていた妄想の続きものです。
デジクロ キリタイ小説!!
ん~すっかりアップが遅れたの~確かこの週あたり後熱が出ていたような・・・・・(遠い目)
今日の妄想は、続きものですので前回アップした妄想を先に読んだ方が分りやすいかと思います。
少し微的な発言がございます。
一応寸止め的にはしてはみたが・・・・
キリタイ萌が足りない!!アニメが終わってしまって、この足りない萌パワーはどこから吸収すりゃぁいいのだ!!?
キリタイィィ!!
さてさて、これより先は同人要素がございます。
BL・女体化などといった内容が嫌いな方・苦手な方・知らない方は静かにお帰りください。
デジクロ キリタイ妄想となっております。
デジクロ キリタイ小説!!
ん~すっかりアップが遅れたの~確かこの週あたり後熱が出ていたような・・・・・(遠い目)
今日の妄想は、続きものですので前回アップした妄想を先に読んだ方が分りやすいかと思います。
少し微的な発言がございます。
一応寸止め的にはしてはみたが・・・・
キリタイ萌が足りない!!アニメが終わってしまって、この足りない萌パワーはどこから吸収すりゃぁいいのだ!!?
キリタイィィ!!
さてさて、これより先は同人要素がございます。
BL・女体化などといった内容が嫌いな方・苦手な方・知らない方は静かにお帰りください。
デジクロ キリタイ妄想となっております。
デジクロ
キリタイ
続き物
*こちらは、続きものとなっております。
4/10及4/15のを先に読まれた方がお話をつかめやすいかと思います。
<注意>
少し微的な発言ものがございます。
苦手な方は読まれないほうがいいです。
明るい太陽の光が横穴の中へと照らしていく。
その光が顔にかかり眩しさのせいかタイキはゆっくりと目を覚ます。
日の光から反れようと身体を縮こませようとしたら額が何か固いものに当たる。
なんだと想い瞳を開くと誰かの服?
タイキは顔を上へと上げればそこには眠っているキリハがいた。しかもタイキを抱きしめたままという状態。
タイキは一瞬目を丸くするも、昨日のことを思い出しカァァと顔を赤くしてしまう。
『Σッ///……キリハのやつ!』
昨夜の出来事がどんどん読み上がりタイキは未だ寝ているキリハを睨みつけた。
しかし、顔を赤くさせたまま睨みつけているので例えキリハが起きていたとしても全く怖くない。
と、タイキは自分の身体にキリハのジャケットがかかっている事に気付いた。
勿論抱きしめられているので思うように動けないが、思わず表情が緩んでしまった。
「……お前が風邪ひいたら皆困るぞ」
そう小さく言うと、背中に回るキリハの腕が強くなった
「それは逆にも言えるぞタイキ」
「……起きてたのかよ」
「まぁな……それより、タイ……キ」
「キリハ?」
目を丸くするキリハにどうかしたのか?と首を傾げれば、キリハの手が優しくタイキの髪をからめとる。
「残念だな、昨日一日だけしか拝めなかったな」
「は?」
「自分の頭触ってみろ、猫耳なくなってるぞ」
「Σへ!?ちょ、マジで………って!キリハ腕どかせ!」
キリハが腕を回しているため思うように起きれないタイキは猫耳が無くなったことを確認出来ないと騒ぎ出す。
仕方ないとばかりにキリハは離すとタイキは乱暴に自分の頭を何度も叩く。
「ない……なくなってる。尻尾もだ」
なくなったことを実感したタイキは、顔が綻んでいく。
「助かった~一時はどうなる事かと」
「俺に感謝するんだな」
「は?なんでだよ」
どうしてキリハに感謝しなくてはいけないのかタイキは意味が分からないとばかりな顔をすると、キリハはタイキの頬に手を添え、顔を近づけた。
「昨日、俺が苦しがるお前の熱を解放してやったんだからな」
「Σッ///!?」
その言葉と共にタイキは身体中に熱が走り顔が熱くなった。
「Σばっ!か、か、関係ないだろッ///!!」
「そうか?俺が『助けてやった』んだから、なくなったと思うが?」
ニッと口元を上げ妖笑するキリハにタイキは睨み付けた。
「何が助けただッ!!俺は一言も言ってない///!!大体昨日のはキリハが無理やりッ」
「ほぉ……無理やり、ねぇ」
「ッ///」
勝ち誇った表情をするキリハにタイキは昨日の光景がどんどんと蘇り思い出されていく
するとキリハはタイキの肩を掴み自身の方に抱き寄せると甘く耳元へと唇をよせる。
「昨日はあんなに可愛く鳴いていたくせにな、猫のように……鳴きながら」
「Σッ!?」
キリハの言葉と共にタイキは昨夜の行為を思い出してしまった。
『んぁッ!……ふっ、んにゃぁ!アッ///』
『タイキッ』
『んみゃ、ぁぅ……ひぃぅ、んぁ!キリ、キリハァ///』
『どうだ?ほしくてたまらなかったろ、コレが?』
『Σひにゃぁぁ!!ひぃ、ゥァ///あっ!ァァン!』
「Σッ///!!」
タイキは昨日の事の行為が蘇り見ても分かるくらい顔を真っ赤にさせた。
そんなタイキを見てキリハはククッと楽しそうに笑うと立ち上がる。
「さて、とっとと移動するぞ。俺たちは今戦う力がないからな、バグラ軍に知られる前にアイツ等を探すぞ」
「……」
「タイキ?」
何も言葉を発しないタイキに、まだ不機嫌か?と顔を合わせば、やはり不機嫌の顔をしていた。
「タイキ、昨日のが激しすぎて立ち上がれないのか?」
からかうように声をかけたが、タイキはその返答をせずキッとキリハを睨み上げてきた。
「図星か?」
「ッ///………キリハ!」
「なんだ?」
「しゃがめ!」
「……」
面倒な表情をするキリハだったが仕方なくしゃがみ込みタイキと目線を会わせた。
「これで満足か?」
「ッ///……お前、何か忘れてないか」
「何をだ」
突然なんだとばかりに見てくるキリハにタイキの機嫌は悪くなっていく。
眉間に皺を寄せ顔を赤くさせたままキリハを睨みつけたまま。
「言いたいことがあるなら言ったらどうだ?」
「……」
するとタイキは突然手を伸ばすとキリハのジャケットを掴み自身の方に力強く引っ張ってきた。
キリハも突然の事に驚いたが、すぐ別の意味でも驚き目を見開く。
軽く触れた互いの唇
タイキ自らキスをしてきたのだ。
軽く触れるだけのキスだったが、今までタイキ自らキスをしてきたことなどなかった。
そっとキリハのジャケットから手を離すと、顔を背けてしまうタイキ。
するとポツリポツリ言葉をもらす。
「ッ///……キリハ一度も、キ……キスしてくれなかったろッ」
そういって顔を真っ赤にさせたまま顔を下げてしまったタイキに対し、キリハはといえば未だ驚いてはいるもののタイキが言った言葉にクスッと妖笑してしまった。
昨夜の行為中、キリハは一度もタイキとキスを交わさなかった。だが、それはあえてキスをしなかったのだ。
タイキから求める言葉を言わせようとしたが、逆に自身の方が耐えきれなくなり行為に走った。
だが、その中でキスはタイキから求めてくるよう待ってみたのだ。
しかし快楽に支配されたタイキは与えられる熱に自身からという動きが出来なかった。
しかしキリハからキスがないことにタイキは気付いていた。
気付いてながらもキリハからしてくると思っていた。いつもそうだったからだ、しかし昨夜のは一度もなくタイキは熱い快楽に気を失った。
一度もなかった口付けにタイキはモヤモヤとしてしまい、先の行動をしたのだ。
キリハはそっとタイキの頬に手を添え顔を上げさせた。
瞳にうつったのは顔が真っ赤なタイキの表情
「ッ///」
「欲しかったのか?キスが」
キリハはタイキに問いかけた。
この問いにタイキがどう答えるか、少しイヤ……かなり楽しむキリハ。
するとタイキは小さく頷きキスを求めた。
言葉は出なかったものの、タイキから求めてきた動作にキリハは喜びすら感じた。
そっと最初は軽く、徐々に深くと口付けを交わしていく。
角度を何度も変えタイキの舌を絡め取るように深くキスをしていくキリハ。
後頭部に手をおき、もっとタイキとのキスを楽しむように
「んぅ、ハッ……ふぁ///んむゅ」
クチュッ
ピチャッ
何度も舌を絡めとっていったせいか口の端から液がもれ頬を伝う。
昨夜しなかったキスを存分に味わう様にしていくが、そろそろ苦しくなってきたタイキは弱々しくキリハの背中を叩き離すよう訴えた。
その訴えにキリハは名残惜しそうに唇を離していく。互いの唇に糸がつたい、プチッと切れるその瞬間何故か寂しさを感じたタイキ。
瞳を潤した状態のままキリハを見つめていると、彼の指がタイキの濡れた唇に触れてきた。
「タイキ」
「キリ、ハぁ///」
ゆっくりと再びキリハの瞳が近づいてきた。
タイキは自然と瞳を閉じ来るであろう温もりに身構えた。
『タイキィイ!!』
「「Σ!?」」
遠くの方からタイキの名を呼ぶ声が二人の耳に届いた。思わず閉じていた瞳を開き驚くタイキ。
それはキリハにも言えたことのようで、彼もまた驚いたような顔をしていた。
『タイキィイ!!』
「……シャウトモン?」
「どうやら、そのようだな」
どこか不機嫌な表情をするキリハにタイキは苦笑いをこぼす。
「ぁ、キリハ!」
「なんだ」
「俺が猫になったのは黙っとけよ」
「何故だ」
「ワイズモンの事だから、俺が猫になったなんて言ったら研究魂が燃え上がりそうだから;」
確かに、とキリハは納得するとタイキは「それに…」と少し顔を赤くしながら顔を背ける
「そ、それにどうやって元に戻ったのか追求されても言えねぇし///」
タイキのその言葉にキリハは一瞬目を丸くしたが、すぐに口元をあげ妖笑していった。
「いいだろ、黙っといてやる」
「ぁ、サンキュウ」
「ただし」
「………ただし、なんだよ」
キリハと顔を合わせれば、いかにも楽しそうな笑みをしている姿に嫌な予感がしたタイキ
「お前の頼みを聞いてやるんだ、なら俺の頼みも聞いて貰おうか、それが妥当だろ?」
「げっ」
キリハの頼みごとなど、ハッキリ言って聞きたくない。だが、皆に黙っていてほしいといったのは自分だとタイキは嫌々ながらも聞くと
「まぁ後で教えてやる」
「今じゃないのかよ?」
「なんだ、そんなに早く聞きたいのか?なら手始めにこの先夜必ず俺と添い寝して寝ること」
「Σはっ!?つか手始めにって何だよ、一個じゃないのか!?」
「何を甘いことを……猫になったことを言ってほしくないんだろ?なら、その事はこの先ずっと言うなということだ。それに対等なのを俺にもするのが筋だろ」
何自分勝手な事を言っているのか、この男は……とタイキは頭が痛かった。
「嫌ならアイツ等に言うぞ?どうやって元に戻ったかの経緯も付け加えてな」
「Σッ///!?」
皆に言われるのも嫌だが毎夜キリハと寝るなどと、安眠など約束されないものだ。しかも一個だけではないという辺りが恐ろしくて仕方なかった。
『第一元はといえば昨夜キリハがあんな事をしてきたからッ///』
タイキは心中で叫んでいたが、昨夜の事を再び思い出し顔を赤くしてしまう。
「どうするんだタイキ」
「ッ///わぁったよ!ただし絶対皆には言うなよ!!」
「クスッ……あぁ、勿論だ」
「くそ……なんでこんな事に///」
無事仲間と合流できたキリハとタイキだったが、それから毎日キリハから何を言われるのか内心ビクビクするタイキが見受けられたとか
~おまけ~
「と、懐かしい事があったな」
「……何が懐かしいだ。あの後俺がどんなめにあったと思ってやがる。」
バグラモンとの戦い後、日常の生活へと戻ったタイキ達。
今日は久しぶりにキリハとタイキは会うことになった。色々な話をしていく中、前回猫になったタイキの事を思いだしていた。
ちなみに、二人がいる場所はタイキの部屋である
「俺は充実していたがな?タイキに色々できたんだ」
「ッ///」
後ろからタイキを抱きしめてくるキリハに恥ずかしくなり身体を縮こませてしまう。
「なぁタイキ……俺の頼みまだ有効だよな」
「Σなっ!?ふざけんな!もう無効だッ!」
「アイツ等に黙っといてやってるだろ?お前が猫になった事を知ってるのは俺だけ」
「ッ///」
「なぁ……きけるよな?」
「ゎ、わぁったよ!きけばいいんだろ!きけばッ、どうせきかなきゃ皆に言う気だろ」
「クスッ……賢明な判断だ」
そっとタイキの耳元で囁くキリハにこの後自分の見に降り注ぐ事態にタイキは肩をおとすのであった。
しかし、再びタイキが猫になることをこの時キリハもタイキもまだ知らない。
そして、『猫の日』へと続く
おわり
キリタイ
続き物
*こちらは、続きものとなっております。
4/10及4/15のを先に読まれた方がお話をつかめやすいかと思います。
<注意>
少し微的な発言ものがございます。
苦手な方は読まれないほうがいいです。
明るい太陽の光が横穴の中へと照らしていく。
その光が顔にかかり眩しさのせいかタイキはゆっくりと目を覚ます。
日の光から反れようと身体を縮こませようとしたら額が何か固いものに当たる。
なんだと想い瞳を開くと誰かの服?
タイキは顔を上へと上げればそこには眠っているキリハがいた。しかもタイキを抱きしめたままという状態。
タイキは一瞬目を丸くするも、昨日のことを思い出しカァァと顔を赤くしてしまう。
『Σッ///……キリハのやつ!』
昨夜の出来事がどんどん読み上がりタイキは未だ寝ているキリハを睨みつけた。
しかし、顔を赤くさせたまま睨みつけているので例えキリハが起きていたとしても全く怖くない。
と、タイキは自分の身体にキリハのジャケットがかかっている事に気付いた。
勿論抱きしめられているので思うように動けないが、思わず表情が緩んでしまった。
「……お前が風邪ひいたら皆困るぞ」
そう小さく言うと、背中に回るキリハの腕が強くなった
「それは逆にも言えるぞタイキ」
「……起きてたのかよ」
「まぁな……それより、タイ……キ」
「キリハ?」
目を丸くするキリハにどうかしたのか?と首を傾げれば、キリハの手が優しくタイキの髪をからめとる。
「残念だな、昨日一日だけしか拝めなかったな」
「は?」
「自分の頭触ってみろ、猫耳なくなってるぞ」
「Σへ!?ちょ、マジで………って!キリハ腕どかせ!」
キリハが腕を回しているため思うように起きれないタイキは猫耳が無くなったことを確認出来ないと騒ぎ出す。
仕方ないとばかりにキリハは離すとタイキは乱暴に自分の頭を何度も叩く。
「ない……なくなってる。尻尾もだ」
なくなったことを実感したタイキは、顔が綻んでいく。
「助かった~一時はどうなる事かと」
「俺に感謝するんだな」
「は?なんでだよ」
どうしてキリハに感謝しなくてはいけないのかタイキは意味が分からないとばかりな顔をすると、キリハはタイキの頬に手を添え、顔を近づけた。
「昨日、俺が苦しがるお前の熱を解放してやったんだからな」
「Σッ///!?」
その言葉と共にタイキは身体中に熱が走り顔が熱くなった。
「Σばっ!か、か、関係ないだろッ///!!」
「そうか?俺が『助けてやった』んだから、なくなったと思うが?」
ニッと口元を上げ妖笑するキリハにタイキは睨み付けた。
「何が助けただッ!!俺は一言も言ってない///!!大体昨日のはキリハが無理やりッ」
「ほぉ……無理やり、ねぇ」
「ッ///」
勝ち誇った表情をするキリハにタイキは昨日の光景がどんどんと蘇り思い出されていく
するとキリハはタイキの肩を掴み自身の方に抱き寄せると甘く耳元へと唇をよせる。
「昨日はあんなに可愛く鳴いていたくせにな、猫のように……鳴きながら」
「Σッ!?」
キリハの言葉と共にタイキは昨夜の行為を思い出してしまった。
『んぁッ!……ふっ、んにゃぁ!アッ///』
『タイキッ』
『んみゃ、ぁぅ……ひぃぅ、んぁ!キリ、キリハァ///』
『どうだ?ほしくてたまらなかったろ、コレが?』
『Σひにゃぁぁ!!ひぃ、ゥァ///あっ!ァァン!』
「Σッ///!!」
タイキは昨日の事の行為が蘇り見ても分かるくらい顔を真っ赤にさせた。
そんなタイキを見てキリハはククッと楽しそうに笑うと立ち上がる。
「さて、とっとと移動するぞ。俺たちは今戦う力がないからな、バグラ軍に知られる前にアイツ等を探すぞ」
「……」
「タイキ?」
何も言葉を発しないタイキに、まだ不機嫌か?と顔を合わせば、やはり不機嫌の顔をしていた。
「タイキ、昨日のが激しすぎて立ち上がれないのか?」
からかうように声をかけたが、タイキはその返答をせずキッとキリハを睨み上げてきた。
「図星か?」
「ッ///………キリハ!」
「なんだ?」
「しゃがめ!」
「……」
面倒な表情をするキリハだったが仕方なくしゃがみ込みタイキと目線を会わせた。
「これで満足か?」
「ッ///……お前、何か忘れてないか」
「何をだ」
突然なんだとばかりに見てくるキリハにタイキの機嫌は悪くなっていく。
眉間に皺を寄せ顔を赤くさせたままキリハを睨みつけたまま。
「言いたいことがあるなら言ったらどうだ?」
「……」
するとタイキは突然手を伸ばすとキリハのジャケットを掴み自身の方に力強く引っ張ってきた。
キリハも突然の事に驚いたが、すぐ別の意味でも驚き目を見開く。
軽く触れた互いの唇
タイキ自らキスをしてきたのだ。
軽く触れるだけのキスだったが、今までタイキ自らキスをしてきたことなどなかった。
そっとキリハのジャケットから手を離すと、顔を背けてしまうタイキ。
するとポツリポツリ言葉をもらす。
「ッ///……キリハ一度も、キ……キスしてくれなかったろッ」
そういって顔を真っ赤にさせたまま顔を下げてしまったタイキに対し、キリハはといえば未だ驚いてはいるもののタイキが言った言葉にクスッと妖笑してしまった。
昨夜の行為中、キリハは一度もタイキとキスを交わさなかった。だが、それはあえてキスをしなかったのだ。
タイキから求める言葉を言わせようとしたが、逆に自身の方が耐えきれなくなり行為に走った。
だが、その中でキスはタイキから求めてくるよう待ってみたのだ。
しかし快楽に支配されたタイキは与えられる熱に自身からという動きが出来なかった。
しかしキリハからキスがないことにタイキは気付いていた。
気付いてながらもキリハからしてくると思っていた。いつもそうだったからだ、しかし昨夜のは一度もなくタイキは熱い快楽に気を失った。
一度もなかった口付けにタイキはモヤモヤとしてしまい、先の行動をしたのだ。
キリハはそっとタイキの頬に手を添え顔を上げさせた。
瞳にうつったのは顔が真っ赤なタイキの表情
「ッ///」
「欲しかったのか?キスが」
キリハはタイキに問いかけた。
この問いにタイキがどう答えるか、少しイヤ……かなり楽しむキリハ。
するとタイキは小さく頷きキスを求めた。
言葉は出なかったものの、タイキから求めてきた動作にキリハは喜びすら感じた。
そっと最初は軽く、徐々に深くと口付けを交わしていく。
角度を何度も変えタイキの舌を絡め取るように深くキスをしていくキリハ。
後頭部に手をおき、もっとタイキとのキスを楽しむように
「んぅ、ハッ……ふぁ///んむゅ」
クチュッ
ピチャッ
何度も舌を絡めとっていったせいか口の端から液がもれ頬を伝う。
昨夜しなかったキスを存分に味わう様にしていくが、そろそろ苦しくなってきたタイキは弱々しくキリハの背中を叩き離すよう訴えた。
その訴えにキリハは名残惜しそうに唇を離していく。互いの唇に糸がつたい、プチッと切れるその瞬間何故か寂しさを感じたタイキ。
瞳を潤した状態のままキリハを見つめていると、彼の指がタイキの濡れた唇に触れてきた。
「タイキ」
「キリ、ハぁ///」
ゆっくりと再びキリハの瞳が近づいてきた。
タイキは自然と瞳を閉じ来るであろう温もりに身構えた。
『タイキィイ!!』
「「Σ!?」」
遠くの方からタイキの名を呼ぶ声が二人の耳に届いた。思わず閉じていた瞳を開き驚くタイキ。
それはキリハにも言えたことのようで、彼もまた驚いたような顔をしていた。
『タイキィイ!!』
「……シャウトモン?」
「どうやら、そのようだな」
どこか不機嫌な表情をするキリハにタイキは苦笑いをこぼす。
「ぁ、キリハ!」
「なんだ」
「俺が猫になったのは黙っとけよ」
「何故だ」
「ワイズモンの事だから、俺が猫になったなんて言ったら研究魂が燃え上がりそうだから;」
確かに、とキリハは納得するとタイキは「それに…」と少し顔を赤くしながら顔を背ける
「そ、それにどうやって元に戻ったのか追求されても言えねぇし///」
タイキのその言葉にキリハは一瞬目を丸くしたが、すぐに口元をあげ妖笑していった。
「いいだろ、黙っといてやる」
「ぁ、サンキュウ」
「ただし」
「………ただし、なんだよ」
キリハと顔を合わせれば、いかにも楽しそうな笑みをしている姿に嫌な予感がしたタイキ
「お前の頼みを聞いてやるんだ、なら俺の頼みも聞いて貰おうか、それが妥当だろ?」
「げっ」
キリハの頼みごとなど、ハッキリ言って聞きたくない。だが、皆に黙っていてほしいといったのは自分だとタイキは嫌々ながらも聞くと
「まぁ後で教えてやる」
「今じゃないのかよ?」
「なんだ、そんなに早く聞きたいのか?なら手始めにこの先夜必ず俺と添い寝して寝ること」
「Σはっ!?つか手始めにって何だよ、一個じゃないのか!?」
「何を甘いことを……猫になったことを言ってほしくないんだろ?なら、その事はこの先ずっと言うなということだ。それに対等なのを俺にもするのが筋だろ」
何自分勝手な事を言っているのか、この男は……とタイキは頭が痛かった。
「嫌ならアイツ等に言うぞ?どうやって元に戻ったかの経緯も付け加えてな」
「Σッ///!?」
皆に言われるのも嫌だが毎夜キリハと寝るなどと、安眠など約束されないものだ。しかも一個だけではないという辺りが恐ろしくて仕方なかった。
『第一元はといえば昨夜キリハがあんな事をしてきたからッ///』
タイキは心中で叫んでいたが、昨夜の事を再び思い出し顔を赤くしてしまう。
「どうするんだタイキ」
「ッ///わぁったよ!ただし絶対皆には言うなよ!!」
「クスッ……あぁ、勿論だ」
「くそ……なんでこんな事に///」
無事仲間と合流できたキリハとタイキだったが、それから毎日キリハから何を言われるのか内心ビクビクするタイキが見受けられたとか
~おまけ~
「と、懐かしい事があったな」
「……何が懐かしいだ。あの後俺がどんなめにあったと思ってやがる。」
バグラモンとの戦い後、日常の生活へと戻ったタイキ達。
今日は久しぶりにキリハとタイキは会うことになった。色々な話をしていく中、前回猫になったタイキの事を思いだしていた。
ちなみに、二人がいる場所はタイキの部屋である
「俺は充実していたがな?タイキに色々できたんだ」
「ッ///」
後ろからタイキを抱きしめてくるキリハに恥ずかしくなり身体を縮こませてしまう。
「なぁタイキ……俺の頼みまだ有効だよな」
「Σなっ!?ふざけんな!もう無効だッ!」
「アイツ等に黙っといてやってるだろ?お前が猫になった事を知ってるのは俺だけ」
「ッ///」
「なぁ……きけるよな?」
「ゎ、わぁったよ!きけばいいんだろ!きけばッ、どうせきかなきゃ皆に言う気だろ」
「クスッ……賢明な判断だ」
そっとタイキの耳元で囁くキリハにこの後自分の見に降り注ぐ事態にタイキは肩をおとすのであった。
しかし、再びタイキが猫になることをこの時キリハもタイキもまだ知らない。
そして、『猫の日』へと続く
おわり
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