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ようこそ いらっしゃいました。日常生活から同人妄想(腐女子)を書いている管理人です。 爆丸のシュンダン及デジクロのキリタイに萌えてます! 一緒に萌をしましょう(笑) ブログに掲載されている画像や文章の無断持ち出し、転載、複製は硬くお断りしますのでどうぞご理解よろしくお願いいたします。
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2011/12/26 (Mon)                  爆丸―二期―「過去と現在1」
どうも!
はい・・・昨日日付ギリギリに意味不明なクリスマス妄想アップした私(苦笑)一日中「あれ・・・甘すぎだよな」などと思いながら大量の仕事に追われてました(苦笑)
気を取り直そう!!うん!!
今日のは、前回妄想した内容のダンが過去に飛ぶ話でございます。一応~・・・これで読めなくはないけど、前回の「現在と過去」1-3を読んだほうが分かりやすいかな??小説内の目次から飛べば早いですよ~
一応シュンダン(女体化)ですが、今日のは殆どそのCP要素全くないです。はい
2~は、多少あるかな??多分・・・(あいまいだな)
さて、毎度ながら同人・BL・女体化などといった内容が嫌いな方・苦手な方・知らない方は読まれないほうがいいですよ??

爆丸
二期

シュンダン♀ですが、その要素今回殆どなかったりします(苦笑い)











「Σのわっ!?」

盛大に地面に尻餅つくダン。
突然目の前が真っ白になったと思ったら、この有り様。

「ててっ……たくっ、なんなんだよ」

打った場を撫でながら立ち上がると辺りを見渡すダン。
先程までマルチョの家にいたのに、今自分は外にいる。しかも住宅街だろうか、ふと視線を横にやれば小さな公園が。

「あれ、この公園って……」

ダンは、すぐにここが何処だかわかった。
ここは近所の住宅街、そして横にある公園は昔よく遊んでいた場だということに気付いた。

「なんで」

ダンは、ここまでにいたる状況を思いだそうと頭をかかえる。


確か目の前が真っ白になったと思ったら、周りが白い景色の中何処かへ導かれるように流れていく時誰かが目の前に……確か、あれは



「……~!」

「ん?」

「……ぃ、……ぁい!」

あれだけ静かだった辺りから一人の声がダンの耳に聞こえてきた
誰だ?と声の聞こえる方に耳を傾けた瞬間

「出てきなさぁい!」

「へ?」

「のわっ!?」

突然後ろから聞こえたと思ったら、足に誰かがぶつかってきた。
すぐに振り向けばそこには小さな子供が。ダンに思いっきりぶつかったせいか、尻餅ついていた。

「ぁ、悪い!大丈夫か!」

ダンは慌て尻餅ついてしまった子供に声をかけ怪我がないか手を差し伸べた

「ぁ、大丈夫!ぶつかっちゃって、ごめんなさい」

そういって子供は自分で立ち上がり、パッパッと服を叩くと今まで顔を伏せていたのを上げた。
その顔にダンは思わず目を見開き声がでなかった。
すると、その子供は嬉しそうな表情で口を開く

「わぁ!同じ瞳だ!」

「へ?」

「私と同じ赤い瞳!家族以外で始めてみた」

そういって、子供は自分の瞳をダンに見せた。
確かにその子供の瞳は赤い瞳。ダンと同じ瞳だった。

「すごぉい」

「ぁ」

「あ!そうだ、突然ですみません。私とそっくりの子見かけませんでしたか?」

「へ?」

突図なんだ?と、ダンは開いた口が塞がらなかった。すると、その子供は急にごめんなさいと苦笑いしながら事情を説明し出した。

「実は、妹が拗ねちゃって走ってどっか行っちゃったんです。さっきから探してるんだけど見つからなくて」

「ぁ、いや……悪い。見てねぇな」

「そっか。ありがとうございます!ぶつかっちゃってすみませんでした」

その子供はペコリとお辞儀をし再び走り出した。

「まさかな」

ダンはうるさい心臓を落ち着かせようと深呼吸した瞬間、走っていった子供が妹らしき名を呼んだ

「ダァン!いい加減出てきなさぁい!」

「Σッ!?」

ダンは、その名に静めようとしていた五月蠅かった心臓が再びドクドクとなった。

「………リク?」

ダンは暫くそこから動けず、走っていった子供の方をずっと見ていた。





暫くして、ようやく落ち着きを取り戻したダン。
他人のそら似だろうと、自身に言い聞かせ改めて今の状況を考えようとした時、自分の腕につくガントレットを見て目を見開いた

「Σやべっ!」

今ダンは、外にいる。どうしてこうなったのかは分からないが、このままではHEXに居場所がバレてしまう。
しかも今自分はドラゴが傍にいない。
攻撃などされても、今の自分では太刀打ちできない。


「と、とにかくマルチョ家に戻らねぇと!」

ダンは慌て、走り出す。
その間辺りの風景がいつもと違うことに違和感を感じた。しかし、ここ数週間こもりっきりだったせいだろうと対して気にもせずHEX達に見つからないようにマルチョ家へと急ぐ。
だが、ダンは着いた瞬間目を見開いた。
ドデカいマルチョ家が、ないのだ。

「ぁ、あれ?俺場所間違えた………なわけねぇよな?」

一体なにがどうなってんだ!?とダンは慌て出す。
そして、改めて周りの風景がやはり違っていることに気付く
高層ビルだらけの街並みではなく、この風景は……

「……どうなってんだ」






ダンは、ひとまず街並みを散策する事にした。
そして気付いた。今あるはずの店がなく、昔あった店が存在している。
これでは、昔の風景そのもの……

「なんで……」

ダンはひとまず自分の家に行くことを決めた。
自分の家は今も昔も移動はしていない。だから、ある筈……

「……あった」

目の前にある自宅にダンは、ホッと胸をおろす。
とりあえず中に入ってみれば分かるかと一歩足を踏みだそうとした瞬間思わず足を止めてしまった。
それは庭にある物が目に入ったからだ。
今はもう在るはずのない昔使っていた玩具などが散乱していたのだ。
今もう玩具で遊ぶ歳でもないし、あの玩具は今はもうない筈……知り合いが遊びにくるという小さい子がいる訳もない。
一体……と、ダンは自宅の扉が開いたことに気づき思わず隠れてしまった。
そっと覗けば、そこには……


「さっきの」


そう、そこには先程ぶつかった子供が出てきた。
改めて見てダンは目を見開く。
さっきは気のせいだと思いこもうとしたが、やはりそうではない。
今目の前にいる子供は昔の自分にそっくりなのだ。
だが、そっくりであってそうじゃない……


あれは




「まさか、本当に」




リクなのか?





ダンは、無意識か手が震えていた。
本当に今目の前にいる子供はリク本人なのだろうか?だって、リクは……
しかし先程街中を見てきたがって風景が違っていた。なによりある筈のマルチョ家がなかった。
あんな、デカい家がそうそうすぐになくなる訳がない。


やはり、ここは



昔の子供時代




リクが生きていた



リクと一緒に遊んで、笑って、泣いて



毎日が楽しかった



あの頃の時代





続く
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