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ようこそ いらっしゃいました。日常生活から同人妄想(腐女子)を書いている管理人です。 爆丸のシュンダン及デジクロのキリタイに萌えてます! 一緒に萌をしましょう(笑) ブログに掲載されている画像や文章の無断持ち出し、転載、複製は硬くお断りしますのでどうぞご理解よろしくお願いいたします。
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2025/09/07 (Sun)                  [PR]
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2015/08/01 (Sat)                  第二章 〜夏〜
ものすごい久しぶりの更新
取りあえずデジモン記念日に間に合った・・というべきなのか?
デジモンオール妄想
二章にはいって、書きたいことしか書きません!
今回は、無印 太一達・・・とういか太一ばっかりです。
主に太一オールで書いてみました。他のキャラ影薄い。てか名前しか出してない(ひどい!)

さて、これより先はわたくし 自己満足の妄想小説です。
突然話が飛んだりなんだり やりたい放題妄想です。
こちらを読む前に設定を先に読んだ方が話の内容が少しは分るかと思います。
BL要素 同人 腐女子妄想連発かと思います
デジモン話です。(キャラの性格いまいち掴んでいない場合あり)
嫌いな方 苦手な方 知らない方は静かにページを閉じてください。
読んでからの苦情は受け付けません。











『全ての核が揃った』



『まだ、知られてはいまいな』



『あぁ  だが、それも時間の問題』



『次の段階へと急ごう』




薄暗い空間で、ちらほらと影は見える物の姿までは見えなかった。
そして、その人物達は静かに消えていった。















「俺今物凄くアイツを殴りたい気分だ」

「ん、お前の気持ちはもっともだ」

「というか、全員同じ気持ちでしょうね」

「来て早々命の危険は前にもあったけど」

「今回はあまりにも酷い」

「出てきなさいよぉ!!」

それぞれ愚痴をこぼす正体は太一達だ。
あの後チンロンモンとの会話が終了するや否や地面に向かってひたすら落ちる落ちる。
自分達は今パートナーとなるデジモンがいない。故に飛ぶ手だてがないのに関わらず使命を伝え終わって消えたチンロンモンに子供達は怒りがMAXの状態だった。
ちなみに、あの後無事安全に地上へと辿り着いた太一達は今輪になって怒りトークをしていた。




ん?




どうやって安全に地上へついたかって?


それは――





「デジヴァイスが光り輝かなかったら私たち危なかったわ」

そう落下中全員のデジヴァイスが光り輝き、ふわふわ・ゆっくりと地上へ降りたったのだ。
まぁ、その光も先程チンロンモンが授けた東の力だが怒っている太一達はそれに気づいていなかったりする。

「まっ、いつまでも怒ってもしょうがねぇな」

肩をすくめながら立ち上がる太一に皆確かにといわんばかりの表情をし、これからの事を話し合うことにした。

「しっかし地上に着いても見渡す限り知らねぇ景色ばっかだな」

「いつ敵がくるか分からないし、早くピヨモン達と会いたいけど」

空の言葉に皆同じ気持ちだった。てっきり地上へつけばパートナーとなるデジモン達がいるのだと思っていた。なにせ初めてデジタルワールドへ来たとき気付けば目の前にいたのだから。

「とにかくココは敵に見つかりやすいしひとまず移動しよう」

太一の言葉に皆頷くと移動する為歩き出した。
今太一達は草原に近い景色が一面に広がる場へいる。
景色としては申し分ないないが、ココでは敵に見つかったとき逃げきれないし隠れもできない。
どうにかしてアグモン達と合流したいが……

「テイルモン達、どこにいるのかな」

「てっきり僕たちと一緒に来てると思ってたんだけど」

可愛らしい声を発したのはタケルとヒカリ。
二人仲良く手を繋ながら歩く姿は癒し系に近い。

「デジヴァイスにも何の反応もないし……光四朗くん、パソコンの方はどう?」

空は先程からパソコンを起動していた光四朗に問いかけるが返ってきたのは首を振る姿。
起動はするものの、ゲンナイからの返事もなにもない為途方にくれていた。

「それに俺達の紋章を再び光を与えるってチンロンモンは言ってたが具体的にどうするかヒントさえ聞かされていない。これは思った以上に困難だぞ」

肩を落とすヤマトの姿に全員同意見と言わんばかりに同じ様に肩を落とした時太一が声をあげ全員の方へ振り向いた。
代表でヤマトがどうしたんだ?と問いかければ川が見えるとの事。ちなみに太一は歩きながら双眼鏡で周りを見渡していたのだ。
なにわともあれ飲める水なら早めに確保したほうがいい。
全員太一が見つけた川の方へ歩いていけば、細長く流れる水、河川(かせん)が子供達の目の前に広がる。
どうやらこの水は奥にある森から流れてきているようだ。
冷たそうな水に全員手を伸ばそうとするより先に太一が一目散に飲み始めた。

「ん、天然だな!こりゃ」

ニカッと満面の笑みをする太一に皆一瞬ポカンとするも苦笑いをこぼしてしまった。

「太一……一目散に飲むか?普通」

「結局は誰か飲まなきゃ平気か分かんねぇだろ?大丈夫だったんだから気にするなよヤマト」

バシバシと背中を叩いてくる太一にヤマトは呆れるも彼らしいと苦笑いをこぼすばかりだ。
なにわともあれ太一が毒味(笑)してくれたお陰で安全だと分かったので全員喉を潤していく。
ひとまず、飲み物確保は出来そうな為今日はココで夜をあかすことにした。
さすがは経験者達というべきか。皆手際よく準備を始めていく。
森の中で食べれそうな果実は無いか探す者、川で全員分の魚を釣る者、水の確保にちょうどいい入れ物がないか探す者、火を起こすべく枝を集めるもの、寝床を作る者。
皆誰にに何かいわれずとも進んで作業にとりかかっていく。


夜もふけた頃、交代で見張りをする中今日は太一とヤマトが番をとる事に。

「そういや~見張りはデジモン達とだったから、ヤマトとは初めてかもな」

「そういや~そうだな」

空を眺めながら今回の冒険について話し出すと、ヤマトはどう思う?と問いかけてきた。

「どうって?」

「お前の事だ、なんか突っかかりあるんじゃないか?」

疑問系でこその問いかけだが、太一にはそれが確信の問いかけだと分かっていた。

「……今回俺達だけじゃない。別の世界、他の子供達も呼ばれてる。それって、他にもいなきゃいけない理由がある。って思うのが普通だろ?」

空を見上げながら一言一言、言葉を並べていく太一にヤマトは静かに頷く。

「多くの力が必要な今回の戦い。一部の理由が例のクォーツモンにあるっていってたけどよ」












「本当に、そうなのか?」











夜がふけた時間

静かに太一の声が響く様な、この言葉が強く刻まれた。



「悪い、川ん所いって目覚ましてくる。」

「あぁ、気をつけろよ」

ヤマトに断りをいれ、すぐそこの川に目覚まし変わりに顔を洗いにいく太一。
パシャパシャと小さく音を立て、軽くストレッチをすると先ほどから明るく夜をてらす月に目が自然といってしまった。

「……」

現実世界では、中々見れない赤い月と、決して見れない青い月。
なぜか、この世界に二つの月が並ぶその景色は綺麗だが何処か何かの前触れにもみえる。

デジタルワールドにきて初めての夜。

この世界で始まる戦い。

戦うために選ばれた子供達。



太一は、静かに瞳を閉じ聞こえる木々の葉に耳を傾けていると一粒の水が落ちる鮮明な音に思わず目をあけ辺りを見渡す。
だが、空をみても雨雲がきている訳でも近くの葉が川にたれ落ちた訳でもない。


気のせいか?


首を傾げると、目の前にある河川の水がまるでシャボン玉の様に幾つもの丸い球体の水が浮かび上がる光景に目を見開き、球体に視線をむけていたら一つ、また一つと太一に近づいてきた。
静かに、静かに、球体の中心に何かが映りだしてきた。


温かい


ポカポカな


まるで


春のような


花が咲き乱れる


黄色い花


沢山の



アレは………







「太一」


「!?」


聞こえた声に太一は目を見開く。
忘れるわけがない、その声

大切な


パートナー



「アグモン」


沢山の黄色い花々の中にいた、大切な存在


気付けば太一自身も花々の中に立っていた。
先ほどまで河川にたっていたのに、とか疑問は持ち合わせていない。

意識は目の前にいる【あの子】にいっていたのだから。


「アグモン」

「太一」


お互い、名を呼び静かにその瞳を見つめ合う。
会いたかった大切なパートナー。
自然と表情が緩む太一に対しアグモンは切なそうに顔を沈ませた。

「太一、また戦いになっちゃってゴメンね」

「何いってんだよアグモン。こうしてまた会えたじゃねぇか」

「けど、太一達がデジタルワールドに呼ばれることは、即ち戦うためで」

「……」

そう、アグモンに会えるのは嬉しい。だが、それは戦いという言葉も同時についてくる。
会えた喜びと戦いが始まる悲しみにアグモンは気持ちがユラユラと水の様に揺らいでいた。

「……」

「僕ね、太一に…「アグモン!」ッ?」

アグモンの言葉を遮るように声を上げた太一に驚き顔を上げたアグモンの目に飛び込んできたのは彼が知る―八神太一―の強い瞳。



「俺が今、ココにいるのは俺自身が選んだこと。だから、俺は――」






俺は









ココにいる







ニヒヒと満面の笑みをした太一にアグモンは揺らいでいた気持ちが消え思いっきり彼に抱きついていた。


再び会えた再会に、嬉しさがいっぱいで仕方ない事を伝えるために。







***





アグモンと再会できた太一は急いで皆の所へ戻ると、他の皆もパートナー達と再会できた喜びに慕っていた。
聞けば皆気づいたら、デジモン達が目の前にいたらしい。

何はともあれ、無事パートナーと再会できた太一達は明日最初に与えられた使命を果たすことに専念し、今日はゆっくりと休むことにした。








太一が伝えた強い覚悟。

この想いはそうそう持てるモノではない。

強い思念、いやもっと強いナニか

その覚悟が太一には


ヤマトには

空には

光四朗には

丈には

ミミには

タケルには

ヒカリには



もっている。

それは自身の今は小さな輝きを放つ紋章に近いのかもしれない。




『太一』





冒険は、始まったばかり






つづく




ちょっと、今年の11月にやる映画のをもってきてみました。
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