ようこそ いらっしゃいました。日常生活から同人妄想(腐女子)を書いている管理人です。
爆丸のシュンダン及デジクロのキリタイに萌えてます!
一緒に萌をしましょう(笑)
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もう真夜中です。
はい、久しぶりの妄想です!!!
うわぁ・・・シュンダン妄想一週間ぶりの更新、か??
でも内容がグデグデ(泣)
うぅ~・・・もう心の広い方のみ、どうぞとしか言いようがない;;
今回のは、三期でダンがレンに「俺達の所が戻る場だ」なんて言った辺りを妄想してみたんだけど、シュンダン要素少なかったな・・・もうちょっと濃い内容にしたかったんだけど、限界力ついた・・・
同人・BL・女体化といった内容が嫌いな方・苦手な方・知らない方は読まれないほうがいいですよ?
今回のホントグデグデです;;
はい、久しぶりの妄想です!!!
うわぁ・・・シュンダン妄想一週間ぶりの更新、か??
でも内容がグデグデ(泣)
うぅ~・・・もう心の広い方のみ、どうぞとしか言いようがない;;
今回のは、三期でダンがレンに「俺達の所が戻る場だ」なんて言った辺りを妄想してみたんだけど、シュンダン要素少なかったな・・・もうちょっと濃い内容にしたかったんだけど、限界力ついた・・・
同人・BL・女体化といった内容が嫌いな方・苦手な方・知らない方は読まれないほうがいいですよ?
今回のホントグデグデです;;
爆丸
3期23話「脱出」
シュンダン
ちょっと今回シュンダン要素少ないかもしれない
レンがちょっと苦労人??
もう全部許せる方のみお読みください。
「レン、お前なんの為に戦ってんだ」
「言われるまでもない。俺が戦う理由は、ヴァリオディウス様の為だ。皇帝は俺に光を与えてくださった。俺の願いを叶えてくれたんだ」
レンの言葉にダンは眉間に皺を寄せ声を張り上げた
「願いが叶った奴が、そんな顔してるのかよ!」
「Σ!?」
「マルチョと爆丸インタースペースを作り上げてた時のお前は一番輝いてた。今よりずっとな」
「……」
ダンの言葉にレンは、その頃の記憶を思い出していた。
ダン達と初めて会い、爆丸の莫大なデータを元に爆丸インタースペースを作り上げていった日々の事を
――――…………
「レンさんが持ってきてくださった莫大のデータ……僕達の受信したものとは全く違うでございます」
「そうなのか?パッと見違いなんか分からないけどな」
レンがダン達の前に現れ、彼の所にもまた爆丸のデータが送られてきたらしい。それを見てみればダン達が受信したのとは全く異なるものという事が分かった。
「もしかしたら、レンさんが持ってきたこのデータを組み合わせば、完成できるかもしれません………『爆丸インタースペースが!』」
「出来れば、僕にも手伝わせてくれないかい?爆丸インタースペースを」
「レンさん」
レンの言葉にマルチョは目を輝かせ、互いに手を取り合い握手する。
その光景にシュンとダンは顔を合わせ笑みを向ける
「そうとくりゃ、とっとと作り上げようぜ!世界中の子供達がまた楽しく爆丸バトルできるようにさ!」
ダンの言葉に皆頷き、さっそく作業に取りかかった。
「……」
「では、こちらのデータはそちらに」
「なら、こっちのHとYはNKの方へ」
「こっちはOKだ。後は、そっちのデータをこちらに……」
「……(むっすぅ)」
「ダン、頬が面白いくらい膨らんでいるぞ」
「うっせぇ」
ダンが何故頬を膨らませているのかと言えば、目の前でデータを打ち込んでいるレン、マルチョ、そしてシュン。
最初はダンも手伝っていたのだが、細かなデータに頭が混乱し少々データを爆発させたというのだろうか。あえなくダンは細かな作業から外され、こうして少し離れ三人の作業をただ見ているだけとなってしまった。
しかしジッとしているのは苦手なダンは、皆の手伝いをしたい気持ちはあった。さて、どうしたものか……と頬に手を当てていたら、シュンがダンの方へと振り向くとカムカムと手を振り呼び出した。
一瞬首を傾げるも無意識にその表情は緩みシュンの方へと駆け寄る
「なんだシュン?」
「つまらなそうな顔していたからな」
「ぅっ……だってよ、皆頑張ってんのに俺だけ何も出来ないのってさ」
「クスッ……ならダン。すまないがこのデータ配列を頼んで良いか?」
「へ?」
そういってシュンが見せた画面には、無数の文字が並ぶデータ。
それを見た瞬間目を丸くするダン。
苦笑いしながらシュンの方を向くと、頭をポンポン撫でられた
「シュン?」
「皆でやって、作り上げて初めて爆丸インタースペースはできる」
「ん」
「その皆に、お前もいなきゃ意味がない。心配するな、このデータ配列はそう難しくない。俺が教えるから」
「ぉ、ぉぅ」
そういって画面に目を向けシュンに教えられながらデータ配列をしていくダン。本当なら教えながらではなくシュンがした方が、きっと早いだろうにシュンはそうはせず教えられながらもダンに頼んだ。
先程いった言葉通り『皆』でやってこそ爆丸インタースペースは完成する。
その中にはダンは欠かせないのだ
「シュン、これでいいのか?」
「あぁ、次にそれはこっちへ……」
なんだか和やかな光景に少し離れて作業していたマルチョはニコニコとその光景を見ていた。
「やはり二人はあぁでなくては!」
「随時と仲がいいんだな」
シュンとダンの光景にレンは少し目を丸くしながら思わず言葉をもらす。
なにせ、今シュンはダンの後ろから以上なくっつき状態で作業の手順を教えていた。
「あれは、なんというか近いな……あそこまでくっつかなくてもいいのではないのか?」
「まぁそこは気にすることでもありませんよ」
「そうなのか?」
物凄く気になって仕方ないんだが?とレンは口には出さなかったが、顔には思いっきり出していた。
暫く作業していたら、休憩がてらお菓子と紅茶を執事の方が持ってきてくれた。
「ぼっちゃま、少しは休憩致しませんと」
「ぁ、そうですね。では皆さん休憩に致しましょう」
「お言葉に甘えてそうさせてもらうよ」
やはり長い間細かな作業に画面とにらめっこだと全体的に集中力が切れると疲れがどっとくるようだ。
マルチョもレンも体を伸ばすようにしていると、向こうではまだ作業をしているシュンとダンが
どうやら声をかけられた事に気付いていないようだ
「シュン、こんなんでいいのか?」
「あぁ、それでその作業は殆ど完了だ」
「へへっvv少しは手伝えて良かったぜ」
ダンの笑みにつられシュンもほほえみ返す。
そんな和やかな空気に話しかけずらい事ない。しかし、せっかくの紅茶が冷めてしまうので声をかければようやく気づき、こちらに顔を向ける
「二人とも、休憩にしよう。」
「お菓子と紅茶をご用意してありますので」
「よっしゃ!シュン行こうぜ」
「あぁ」
ダンは一目散にお菓子の所まできて手を伸ばそうとしたがレンに止められた
「ダン、食べる前にちゃんと手をふいたほうがいいぞ」
そういってレンはお手拭きを手渡せばダンは満面の笑みをしながら礼をいう。
その時、レンは背筋に冷たい殺気を感じた
バッと殺気を感じた方を向くが誰もいない。
一体なんだったんだ?と目を丸くしていれば、その様子に隣にいたダンは首を傾げながら話しかける
「どうかしたのかレン?」
「ぁ、いや……」
「レンも早く食べろよ、美味いぜ」
さっそくお菓子に食いついているダンに苦笑いしながらレンも茶菓子に手をつける
「にしても、爆丸インタースペースを作り上げるまでまだまだ先は長そうだな」
「そうでございますね、でも必ず完成させて見せます!」
「だな」
笑いあう中、レンは三人の間には目に見えない強い絆が見えた気がした。
しかし、その絆の中に自分が入り込めさえすれば操るまでもない……
レンは心の中で妖笑しながら再び紅茶を飲むと横からダンが近付いてきた
「レン、レン!」
「な、なんだ?」
あまりにも楽しそうに近寄ってきたダンに少々驚きながら、そちらを向けば目の前に菓子を近付けられた
「ダン?」
「美味いぜコレ!食ってみろよ」
「ぁ、あぁ」
そういって手を伸ばそうとしたが、ダンが口を開けろといってきた。
まさか、このまま食べろと?レンは目を丸くしていれば「早く口あけろよ」と急かすダン
仕方なく口を開けようとした瞬間目の前に黒いオーラをレンは見た。
そこには、ニッコリと……ニッコリとしているがその後ろには黒いオーラを出すシュンがいた。
そのオーラにレンは先程感じた殺気と同じ事に気づき背筋が凍るのを感じた
「レン?」
シュンはダンの後ろにいるのでダンはその黒いオーラを全く知らない。
「ぃ、いや……ありがたいが自分で食べる」
そういってダンの手から菓子を貰うと口に運ぶレン。お菓子は甘いのだが、全身が凍るように冷たくて生きた心地がしない
「ダン」
「ん?なんだよシュン」
シュンに呼ばれ、ダンはちょこちょこと近寄って楽しそうに会話をし始めた。
レンはそれを目で追いながら未だ寒気がする身体に温かな紅茶を飲む
するとマルチョが苦笑いしながら近寄ってきた
「レンさん、さっそくシュンさんからご挨拶されましたね」
「マ、マルチョ;?」
「一応命の保証の為心に刻んでおいてください。ダンさんの事に関してシュンさんはかなり冷静なくなりますので」
「……」
命の保証って……とレンは空笑いしながらシュンとダンの方を見れば、そこにはなんとも和やかな空気が。
「……もしかしなくても、二人は恋仲なのか?」
「はい、僕達のこと調べたとおっしゃっていたので、てっきり知っているのかと思いましたが」
レンが彼らを調べたのは今までの戦いなどについて。まさかこういった事になっているなどと誰が思うだろうか?
「……強く心に刻んでおこう」
「はい。ぜひそうしてください。でないとレンさん44番目の犠牲者になるかもしれませんので」
「……その44と、いうのは」
「シュンさんが、今までダンさんに近寄り排除してきた数でございますよ」
満面の笑みで答えるマルチョに、それは笑みで言う言葉なのか!?とレンは顔がひきつっていた
「レン」
「Σ!?な、なんだ?」
突然シュンに呼ばれ悲しくもビクついてしまったレン。振り向けばそこにはシュンだけ。ダンがいないがどこに?などと考える余裕はすぐに消え目の前にいるシュンから感じる殺気に一歩後退してしまう。
知らぬ間にマルチョもいなくなっていた。
「一つ言っておこうと思ってな」
「ダ、ダンの事か;?ぃゃ、すまない二人がそういった関係だとは知らなくてだな」
ハハッと笑うレンだが、背筋を走る冷たいものに冷や汗が流れるとともに、それがある事に似ているのに気付いた。
「そうか……まぁ先程マルチョからも言われたと思うが……」
そう言うとシュンは冷たい瞳をレンにぶつけた。
「ダンに必要以上に触ったりとかしたら、俺は冷静ではいられないから気を付けてくれ」
その冷たい殺気にレンは頷くことしか出来なかった
バタンッ!
「お待たせ!お菓子の追加貰ってきたぜ」
慌ただしく中に入ってきたダン。その手には沢山のお菓子が。どうやらお菓子の追加を貰いに行っていたようだ。
シュンはゆっくりとダンに近づいていく。
ようやく解放されたレンは近くにあったソファに座り込み深く息をはく。
「ほいシュン!さっきの菓子沢山貰ってきたぜ」
「すまないな」
「別にいいって!」
「また食べさせてくれるか?」
「ぅ……ぃ、いいけど結構恥ずかしいぜ?///」
照れながらもシュンの口にお菓子を運ぶダン。
なんとも甘い空気の中、レンは未だに感じる冷たい殺気があるものと似ていた何かが何なのか分かった。
それは
………――――
「うわぁぁ!嫌だ、俺はもう二度と闇には戻りたくない!」
「レン!お前が戻る場所は闇じゃねぇ、俺達の場所だ!」
強い瞳をレンに向けるダン。その光景にレンは
「……そっちに戻っても闇しかない!」
「Σはっ!?」
「そうだ!あの冷たい殺気は闇そのものだ!あれから俺は幾度となく受けてきた!爆丸インタースペースが出来上がってきた頃にはようやくなくなったが、それまで生きた心地が全くなかったんだぞ!ダン、お前にあの冷たい殺気というなの闇を受け止められるか!?」
なにやら、どこかのスイッチが外れたのか、レンはメガトークし始めた。
「ぉ、おいレン?」
「ダン!お前を倒し俺は、俺は日の当たる場に行くんだ!」
「な、なぁドラゴ;俺なんか悪いこと言ったか?」
「ぃゃ、気にするな。取りあえずバトルで勝つぞ」
「ぉ、おう!」
ドラゴはレンが言った意味が分かったのか同情しながらも攻撃態勢に入った二人を見てダンにも気を引き締めるよう言うのであった
~おまけ~
レンとのバトルで自分達の場に戻ってこさせる事は出来なかった。
城に戻る中、ダンはレンが言った言葉が気になっていた
「なぁドラゴ、レンが言ってた意味分かるか?」
「………さぁ」
「だよな~どういう意味なんだろ」
全く検討もつかないダンに対しドラゴはちょっとばかりレンを同情するのであった
終わり
~あとがき~
シュンダン要素やっぱ少なかったな
レンが爆丸インタースペース作り上げていい顔していたのは、ようやくシュンからの嫉妬というなの冷たい殺気の闇から開放されたからvv
それを書こうとしたんだけど、ボロボロな内容になっちゃったな;;
3期23話「脱出」
シュンダン
ちょっと今回シュンダン要素少ないかもしれない
レンがちょっと苦労人??
もう全部許せる方のみお読みください。
「レン、お前なんの為に戦ってんだ」
「言われるまでもない。俺が戦う理由は、ヴァリオディウス様の為だ。皇帝は俺に光を与えてくださった。俺の願いを叶えてくれたんだ」
レンの言葉にダンは眉間に皺を寄せ声を張り上げた
「願いが叶った奴が、そんな顔してるのかよ!」
「Σ!?」
「マルチョと爆丸インタースペースを作り上げてた時のお前は一番輝いてた。今よりずっとな」
「……」
ダンの言葉にレンは、その頃の記憶を思い出していた。
ダン達と初めて会い、爆丸の莫大なデータを元に爆丸インタースペースを作り上げていった日々の事を
――――…………
「レンさんが持ってきてくださった莫大のデータ……僕達の受信したものとは全く違うでございます」
「そうなのか?パッと見違いなんか分からないけどな」
レンがダン達の前に現れ、彼の所にもまた爆丸のデータが送られてきたらしい。それを見てみればダン達が受信したのとは全く異なるものという事が分かった。
「もしかしたら、レンさんが持ってきたこのデータを組み合わせば、完成できるかもしれません………『爆丸インタースペースが!』」
「出来れば、僕にも手伝わせてくれないかい?爆丸インタースペースを」
「レンさん」
レンの言葉にマルチョは目を輝かせ、互いに手を取り合い握手する。
その光景にシュンとダンは顔を合わせ笑みを向ける
「そうとくりゃ、とっとと作り上げようぜ!世界中の子供達がまた楽しく爆丸バトルできるようにさ!」
ダンの言葉に皆頷き、さっそく作業に取りかかった。
「……」
「では、こちらのデータはそちらに」
「なら、こっちのHとYはNKの方へ」
「こっちはOKだ。後は、そっちのデータをこちらに……」
「……(むっすぅ)」
「ダン、頬が面白いくらい膨らんでいるぞ」
「うっせぇ」
ダンが何故頬を膨らませているのかと言えば、目の前でデータを打ち込んでいるレン、マルチョ、そしてシュン。
最初はダンも手伝っていたのだが、細かなデータに頭が混乱し少々データを爆発させたというのだろうか。あえなくダンは細かな作業から外され、こうして少し離れ三人の作業をただ見ているだけとなってしまった。
しかしジッとしているのは苦手なダンは、皆の手伝いをしたい気持ちはあった。さて、どうしたものか……と頬に手を当てていたら、シュンがダンの方へと振り向くとカムカムと手を振り呼び出した。
一瞬首を傾げるも無意識にその表情は緩みシュンの方へと駆け寄る
「なんだシュン?」
「つまらなそうな顔していたからな」
「ぅっ……だってよ、皆頑張ってんのに俺だけ何も出来ないのってさ」
「クスッ……ならダン。すまないがこのデータ配列を頼んで良いか?」
「へ?」
そういってシュンが見せた画面には、無数の文字が並ぶデータ。
それを見た瞬間目を丸くするダン。
苦笑いしながらシュンの方を向くと、頭をポンポン撫でられた
「シュン?」
「皆でやって、作り上げて初めて爆丸インタースペースはできる」
「ん」
「その皆に、お前もいなきゃ意味がない。心配するな、このデータ配列はそう難しくない。俺が教えるから」
「ぉ、ぉぅ」
そういって画面に目を向けシュンに教えられながらデータ配列をしていくダン。本当なら教えながらではなくシュンがした方が、きっと早いだろうにシュンはそうはせず教えられながらもダンに頼んだ。
先程いった言葉通り『皆』でやってこそ爆丸インタースペースは完成する。
その中にはダンは欠かせないのだ
「シュン、これでいいのか?」
「あぁ、次にそれはこっちへ……」
なんだか和やかな光景に少し離れて作業していたマルチョはニコニコとその光景を見ていた。
「やはり二人はあぁでなくては!」
「随時と仲がいいんだな」
シュンとダンの光景にレンは少し目を丸くしながら思わず言葉をもらす。
なにせ、今シュンはダンの後ろから以上なくっつき状態で作業の手順を教えていた。
「あれは、なんというか近いな……あそこまでくっつかなくてもいいのではないのか?」
「まぁそこは気にすることでもありませんよ」
「そうなのか?」
物凄く気になって仕方ないんだが?とレンは口には出さなかったが、顔には思いっきり出していた。
暫く作業していたら、休憩がてらお菓子と紅茶を執事の方が持ってきてくれた。
「ぼっちゃま、少しは休憩致しませんと」
「ぁ、そうですね。では皆さん休憩に致しましょう」
「お言葉に甘えてそうさせてもらうよ」
やはり長い間細かな作業に画面とにらめっこだと全体的に集中力が切れると疲れがどっとくるようだ。
マルチョもレンも体を伸ばすようにしていると、向こうではまだ作業をしているシュンとダンが
どうやら声をかけられた事に気付いていないようだ
「シュン、こんなんでいいのか?」
「あぁ、それでその作業は殆ど完了だ」
「へへっvv少しは手伝えて良かったぜ」
ダンの笑みにつられシュンもほほえみ返す。
そんな和やかな空気に話しかけずらい事ない。しかし、せっかくの紅茶が冷めてしまうので声をかければようやく気づき、こちらに顔を向ける
「二人とも、休憩にしよう。」
「お菓子と紅茶をご用意してありますので」
「よっしゃ!シュン行こうぜ」
「あぁ」
ダンは一目散にお菓子の所まできて手を伸ばそうとしたがレンに止められた
「ダン、食べる前にちゃんと手をふいたほうがいいぞ」
そういってレンはお手拭きを手渡せばダンは満面の笑みをしながら礼をいう。
その時、レンは背筋に冷たい殺気を感じた
バッと殺気を感じた方を向くが誰もいない。
一体なんだったんだ?と目を丸くしていれば、その様子に隣にいたダンは首を傾げながら話しかける
「どうかしたのかレン?」
「ぁ、いや……」
「レンも早く食べろよ、美味いぜ」
さっそくお菓子に食いついているダンに苦笑いしながらレンも茶菓子に手をつける
「にしても、爆丸インタースペースを作り上げるまでまだまだ先は長そうだな」
「そうでございますね、でも必ず完成させて見せます!」
「だな」
笑いあう中、レンは三人の間には目に見えない強い絆が見えた気がした。
しかし、その絆の中に自分が入り込めさえすれば操るまでもない……
レンは心の中で妖笑しながら再び紅茶を飲むと横からダンが近付いてきた
「レン、レン!」
「な、なんだ?」
あまりにも楽しそうに近寄ってきたダンに少々驚きながら、そちらを向けば目の前に菓子を近付けられた
「ダン?」
「美味いぜコレ!食ってみろよ」
「ぁ、あぁ」
そういって手を伸ばそうとしたが、ダンが口を開けろといってきた。
まさか、このまま食べろと?レンは目を丸くしていれば「早く口あけろよ」と急かすダン
仕方なく口を開けようとした瞬間目の前に黒いオーラをレンは見た。
そこには、ニッコリと……ニッコリとしているがその後ろには黒いオーラを出すシュンがいた。
そのオーラにレンは先程感じた殺気と同じ事に気づき背筋が凍るのを感じた
「レン?」
シュンはダンの後ろにいるのでダンはその黒いオーラを全く知らない。
「ぃ、いや……ありがたいが自分で食べる」
そういってダンの手から菓子を貰うと口に運ぶレン。お菓子は甘いのだが、全身が凍るように冷たくて生きた心地がしない
「ダン」
「ん?なんだよシュン」
シュンに呼ばれ、ダンはちょこちょこと近寄って楽しそうに会話をし始めた。
レンはそれを目で追いながら未だ寒気がする身体に温かな紅茶を飲む
するとマルチョが苦笑いしながら近寄ってきた
「レンさん、さっそくシュンさんからご挨拶されましたね」
「マ、マルチョ;?」
「一応命の保証の為心に刻んでおいてください。ダンさんの事に関してシュンさんはかなり冷静なくなりますので」
「……」
命の保証って……とレンは空笑いしながらシュンとダンの方を見れば、そこにはなんとも和やかな空気が。
「……もしかしなくても、二人は恋仲なのか?」
「はい、僕達のこと調べたとおっしゃっていたので、てっきり知っているのかと思いましたが」
レンが彼らを調べたのは今までの戦いなどについて。まさかこういった事になっているなどと誰が思うだろうか?
「……強く心に刻んでおこう」
「はい。ぜひそうしてください。でないとレンさん44番目の犠牲者になるかもしれませんので」
「……その44と、いうのは」
「シュンさんが、今までダンさんに近寄り排除してきた数でございますよ」
満面の笑みで答えるマルチョに、それは笑みで言う言葉なのか!?とレンは顔がひきつっていた
「レン」
「Σ!?な、なんだ?」
突然シュンに呼ばれ悲しくもビクついてしまったレン。振り向けばそこにはシュンだけ。ダンがいないがどこに?などと考える余裕はすぐに消え目の前にいるシュンから感じる殺気に一歩後退してしまう。
知らぬ間にマルチョもいなくなっていた。
「一つ言っておこうと思ってな」
「ダ、ダンの事か;?ぃゃ、すまない二人がそういった関係だとは知らなくてだな」
ハハッと笑うレンだが、背筋を走る冷たいものに冷や汗が流れるとともに、それがある事に似ているのに気付いた。
「そうか……まぁ先程マルチョからも言われたと思うが……」
そう言うとシュンは冷たい瞳をレンにぶつけた。
「ダンに必要以上に触ったりとかしたら、俺は冷静ではいられないから気を付けてくれ」
その冷たい殺気にレンは頷くことしか出来なかった
バタンッ!
「お待たせ!お菓子の追加貰ってきたぜ」
慌ただしく中に入ってきたダン。その手には沢山のお菓子が。どうやらお菓子の追加を貰いに行っていたようだ。
シュンはゆっくりとダンに近づいていく。
ようやく解放されたレンは近くにあったソファに座り込み深く息をはく。
「ほいシュン!さっきの菓子沢山貰ってきたぜ」
「すまないな」
「別にいいって!」
「また食べさせてくれるか?」
「ぅ……ぃ、いいけど結構恥ずかしいぜ?///」
照れながらもシュンの口にお菓子を運ぶダン。
なんとも甘い空気の中、レンは未だに感じる冷たい殺気があるものと似ていた何かが何なのか分かった。
それは
………――――
「うわぁぁ!嫌だ、俺はもう二度と闇には戻りたくない!」
「レン!お前が戻る場所は闇じゃねぇ、俺達の場所だ!」
強い瞳をレンに向けるダン。その光景にレンは
「……そっちに戻っても闇しかない!」
「Σはっ!?」
「そうだ!あの冷たい殺気は闇そのものだ!あれから俺は幾度となく受けてきた!爆丸インタースペースが出来上がってきた頃にはようやくなくなったが、それまで生きた心地が全くなかったんだぞ!ダン、お前にあの冷たい殺気というなの闇を受け止められるか!?」
なにやら、どこかのスイッチが外れたのか、レンはメガトークし始めた。
「ぉ、おいレン?」
「ダン!お前を倒し俺は、俺は日の当たる場に行くんだ!」
「な、なぁドラゴ;俺なんか悪いこと言ったか?」
「ぃゃ、気にするな。取りあえずバトルで勝つぞ」
「ぉ、おう!」
ドラゴはレンが言った意味が分かったのか同情しながらも攻撃態勢に入った二人を見てダンにも気を引き締めるよう言うのであった
~おまけ~
レンとのバトルで自分達の場に戻ってこさせる事は出来なかった。
城に戻る中、ダンはレンが言った言葉が気になっていた
「なぁドラゴ、レンが言ってた意味分かるか?」
「………さぁ」
「だよな~どういう意味なんだろ」
全く検討もつかないダンに対しドラゴはちょっとばかりレンを同情するのであった
終わり
~あとがき~
シュンダン要素やっぱ少なかったな
レンが爆丸インタースペース作り上げていい顔していたのは、ようやくシュンからの嫉妬というなの冷たい殺気の闇から開放されたからvv
それを書こうとしたんだけど、ボロボロな内容になっちゃったな;;
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