ようこそ いらっしゃいました。日常生活から同人妄想(腐女子)を書いている管理人です。
爆丸のシュンダン及デジクロのキリタイに萌えてます!
一緒に萌をしましょう(笑)
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ふふふっ・・・
眠いです;;もう14日まで完璧間に合わないので、必死こいてもう一話書き上げた・・・
明日も完璧寝坊しそうだわ。
でも、書いてて楽しかった!!寒くて中々指キーに打てなかったけど!!
てな訳で、今日はもう一個アップしやした。
続きものvv
爆丸のシュン←ダンです。
同人・BL・女体化といった内容が嫌いな方・苦手な方・知らない方は読まれなほうがいいですよ??
眠いです;;もう14日まで完璧間に合わないので、必死こいてもう一話書き上げた・・・
明日も完璧寝坊しそうだわ。
でも、書いてて楽しかった!!寒くて中々指キーに打てなかったけど!!
てな訳で、今日はもう一個アップしやした。
続きものvv
爆丸のシュン←ダンです。
同人・BL・女体化といった内容が嫌いな方・苦手な方・知らない方は読まれなほうがいいですよ??
爆丸
シュン←ダン
続き物
注意
・ダンが精神的に弱いです。本当に……そんなダンは見たくない!という人は読まれないほうがいいです。
・今回は、ダン♂とオリキャラ(リク)しか出てきません。
『これやってると、心がワクワクすんだよ』
『遊ぶのも楽しいけど、コレもまた違って楽しいんだよ』
『ハハッ、確かにこの時間遊べないけど』
『いつか、分かるよ』
『音楽は皆を楽しくさせてくれるものなんだ』
『だから』
『お前にも、いつか分かるさ』
『喧嘩しないでいんだぞ?』
『ダン』
「ん………リ、ク?」
ゆっくりと目を覚ましたダン。
懐かしい夢、幼い頃リクと毎日楽しく遊んでいたあの頃。こんな夢久しぶりに見た……と、ダンは意識を現実の方へと戻していくと目元に重みを感じた。
なんだ?と手で振れれば、それはタオル
なんで?と、身体を起こせば飛び込んできたのは見知らぬ部屋。
一体どこなんだ?と窓から見えた景色へ視線を送ろうとした時、廊下から微かに声が聞こえた。
「だから、………って、あぁ……~っだって。じゃぁな」
声が途絶えると同時に扉が開いた。
入ってきたのは、この世界に存在するダンの双子の兄貴、陸馬ことリクだ。
ダンはリクを視界に捕らえると同時に目を見開く。又リクもダンが目を覚ました事に気付き嬉しそうに近寄ってきた。
「おっ、目覚めたみたいだな」
「ぁ、ッ」
「うんうん、泣いた跡はちゃぁんと消えてんな。よかったな腫れなくて」
そういってダンの頭をポンポン撫でるリク。
先程目元にあったタオルはリクがしてくれたのかと同時に、思いっきり泣いてしまったことを思い出したダン。
気まずそうに謝りタオルの礼をいった。
「気にすんなって、誰だって溜め込んでたのを一気に解放したい時だってあるしよ」
そういって、リクは何か飲み物持ってくるといい一旦部屋を後にした。
その背中をダンは見続けたい。視界からリクがいなくなると同時に膝を曲げ顔をふせる。
小さく震えながらシーツを握っていることにダンは気付いていなかった。
ガチャ
「おぉい、ココアでいいか?」
「ぁ、あぁ」
持ってきたココアをダンに渡し、リクは椅子に座るとダンと向かい合わせになる。
「さてと、聞きたいこと結構あんだけどいいよな?」
そう言ってきたリクの瞳はどこか真剣で、ダンは小さく頷く。
「まず、お前……あぁ~いや。悪い『ダン』だったな」
「Σッ!」
リクの口から、ダンと言われただけなのに思わず身体を跳ねらせてしまった。
心のどこか嬉しくて悲しいことにダンは気付いているのだろうか?
「率直に聞くぜ?ダン、お前は何者だ?」
「ぇ?」
リクの言葉にダンは目を丸くした。
確かに率直だが、やはり突然な事でダンは驚くと同時にやはり同じ姿・名前の人間が突然目の前に現れた事に疑問を持っているのだろうと感じた。
ダンが少しそんな事を考えていたら、リクが再び口を開く
「言い方に気を悪くしたなら謝る。だがな、学校……ぁ、俺達がさっきいた場な。あそこは早々外部が簡単に入れる場じゃないんだ。しかもダンは私服を着てた上生徒って訳じゃねぇ……ましてや転校生、でもないだろ?」
外部が簡単に入れない場というだけで、何者なのか?という事に繋がるのだろうか?とダンは思った。
だが、リクの確信した瞳に下手な嘘を言ったところで、すぐに嘘がバレるとダンは何故か思った。
「……信じられねぇかもしれけど、俺は別次元の地球からきたんだ。」
「……」
「俺は、次元のゲートっていうのに吸い込まれた。気付いたらあの学校にいたんだ」
「……」
ダンが話す間リクは一言も口を挟まず、ジッとダンの話を聞いていた。
その真剣な視線にダンは緊張しながらも、伝えられる事を全て話した。
ただ一つ自分の世界に存在していたリクの事以外をのぞいて……
「……と、言うわけなんだ」
「なるほど、な」
全てを話し終えたダンは、ゆっくりとリクを見れば何処かスッキリしたような表情をしたリクがいた。
「ならダンが学校にいたのも納得いくな。ついでにアイツ等に追いかけられた事も含めて」
「アイツ等?」
「ぁ、いや……気にするな」
リクの言ったアイツ等とは、エースとスペクトラの事だ。だが、その二人について話すのが面倒なのか忘れろと切り捨てられた。
「つまりは、ダンの世界にも爆丸が存在してると。そういう事だな?」
「あぁ……ある日空からカードが降ってきたんだ。そのカードは世界中に現れて。中から爆丸が現れてバトルをし始めたんだ。白熱したバトルに皆夢中になって」
「カード、ね……俺達と同じだな」
「へ?」
リクの言葉にダンは目を丸くした。
「俺達の世界でもカードが世界中に現れたんだ。そこから爆丸が現れバトルを始めた。」
「この世界にも、ミハイル博士の次元転送の暴走が……」
「はっ?ミハイル博士だ?ダンの世界にも爆丸にミハイル校長が関わってんのか?」
「こ、校長?」
リクの話を聞くとこういうことだ。
リク達の世界に突然現れたカード。そこから現れた爆丸。それは、ミハイル博士の実験が暴走した影響の為起こった現象らしい。
白熱したバトルに子供達は夢中になったが、大人達は突然現れた爆丸を危険視としか見ていなかった。
だが、そこへミハイル博士は爆丸を危険視ではないと抗議した。
何度も繰り返された故、ある結論が出された。
爆丸の学校を作ることを。
そこで爆丸を持つ子供達に爆丸とパートナーという意味を理解し繋がりをもって貰うことを。
その学校の校長になったのがミハイル博士だ。
学校が出来ると同じ様に爆丸のルールを子供達に決めて貰うこと提案した。
そして出来た爆丸のルールと学校。
爆丸インタースクール。そこへ通っているのが、この世界に生きるリク達だ。
「んで、その学校の中でも数少ない『スイッチコード』を持つ子供達がいんだけどよ。簡単にそいつらは、スクールの生徒会みたいなもんだ」
「ス、スイッチコード?」
聞き慣れない言葉にダンは首を傾げた。
「ダンの世界も同じく爆丸が存在してんなら属性も同じくあんだろ?」
「ぁ、あぁ……『火』『風』『水』『土』『光』『闇』六属性があるぜ」
「その六属性の中でも、強い属性の輝き、つまりスイッチコードを持つ生徒が学校を仕切ってると言えばいいかな?」
やはりダンは、そのスイッチコードというのがよく分からず眉を寄せるも、そのコードを持つ生徒が生徒会のような者というのは分かった。
「ちなみに、そのコードを持ってる奴にさっき学校で会った俺の妹のダンとシュンだぜ?」
「へ?そ、そうなのか?」
「あぁ、特に元々ダンには強いコードがあったみたいだが、それだって奥底の壁に埋め込まれてた。まぁその輝きも経験を何度も重ねてパートナーである爆丸との絆を強くした故に今のダンがいんだ」
そう口を開くリクの表情はどこか嬉しそうで、少し寂しそうだった。
「ダンが帰ってきたら、スイッチコードの輝き見せてもらえよ」
「へ?スイッチコードって見れんのか?」
寂しそうな表情をしていたかと思えば、急に笑みをするリクにダンは一瞬脳がついていかなかった。
「おぉ!見れる、見れる!つっても帰りいつになっかな~」
「そういや、家にいないのか?」
「あぁ、ダンの奴今シュンといるからな」
ドキッ
『シュン』という名にダンは思わず心臓をはねらせた。
「シュン、とか?」
「あぁ、今日は大切な日だからな。恋仲のあいつらには重要な日ってやつだ」
こいなか?
「恋人、なのか?」
「ん?あぁ、そっか。男のダンにとっちゃ不思議か?こっちのシュンとダンは恋人なんだよ」
そう笑顔でいってきたリクに、ダンはどんな表情を、どんな言葉をしたらいいか分からずただただ目を丸くするしか出来なかった。
そっか
こっちのダンは女
シュンと恋人、なんだな
シュンに
好きって
この世界に生きるダンは
自分の想いを伝えられたんだな
ダンは知らず知らず寂しそうな笑みをしている事に気付いていない。
そして、その表情をジッと見つめるリクの視線にも……
「なぁ!ダンの世界にもシュンはいんだよな」
「へ?あぁ、いるぜ」
「どんなんだ?やっぱ仏頂面か?」
笑いながら聞いてくるリクにダンはつられたのかハハッと笑いながら自分の世界のシュンを話し出す。
大切な幼なじみということを
大切な仲間ということを
大切なライバルということを
そして、大切な―――
いや、最後のは自分の奥底にしまっておかなければならない想いだ
ダンは自身の世界について、リクは自身の世界について
決して出会うことがあるはずのない出来事に二人は沢山語り合う。
同じなようで違う世界
ダンは今まで自分が爆丸を通して出会った様々な人・爆丸・戦いをリクに話した。
リクもまた、爆丸を通して生まれた様々な事についてダンに話した
だが、その話の中で『シュン』の話をする時ダンの表情はとても嬉しそうで、優しい笑みをしていた。
恐らくダンは気付いていない。知らず知らずシュンの話をしていた時自分がどれだけ嬉しそうな顔をしていたか。
その表情を見続けたリクは何を想い、何かを感じていた。
後、どれくらい
この世界に
いられるのか
いつ、本来自分がいる世界へ帰れるのか
外は未だに綺麗な雪が舞っていた。
続く
~あとがき~
うん、精神的に弱いダンでした。
女々しいダンを書いてしまった……ほ、ほら恋するダンは弱くなるのよ;;
続きは次回に!
シュン←ダン
続き物
注意
・ダンが精神的に弱いです。本当に……そんなダンは見たくない!という人は読まれないほうがいいです。
・今回は、ダン♂とオリキャラ(リク)しか出てきません。
『これやってると、心がワクワクすんだよ』
『遊ぶのも楽しいけど、コレもまた違って楽しいんだよ』
『ハハッ、確かにこの時間遊べないけど』
『いつか、分かるよ』
『音楽は皆を楽しくさせてくれるものなんだ』
『だから』
『お前にも、いつか分かるさ』
『喧嘩しないでいんだぞ?』
『ダン』
「ん………リ、ク?」
ゆっくりと目を覚ましたダン。
懐かしい夢、幼い頃リクと毎日楽しく遊んでいたあの頃。こんな夢久しぶりに見た……と、ダンは意識を現実の方へと戻していくと目元に重みを感じた。
なんだ?と手で振れれば、それはタオル
なんで?と、身体を起こせば飛び込んできたのは見知らぬ部屋。
一体どこなんだ?と窓から見えた景色へ視線を送ろうとした時、廊下から微かに声が聞こえた。
「だから、………って、あぁ……~っだって。じゃぁな」
声が途絶えると同時に扉が開いた。
入ってきたのは、この世界に存在するダンの双子の兄貴、陸馬ことリクだ。
ダンはリクを視界に捕らえると同時に目を見開く。又リクもダンが目を覚ました事に気付き嬉しそうに近寄ってきた。
「おっ、目覚めたみたいだな」
「ぁ、ッ」
「うんうん、泣いた跡はちゃぁんと消えてんな。よかったな腫れなくて」
そういってダンの頭をポンポン撫でるリク。
先程目元にあったタオルはリクがしてくれたのかと同時に、思いっきり泣いてしまったことを思い出したダン。
気まずそうに謝りタオルの礼をいった。
「気にすんなって、誰だって溜め込んでたのを一気に解放したい時だってあるしよ」
そういって、リクは何か飲み物持ってくるといい一旦部屋を後にした。
その背中をダンは見続けたい。視界からリクがいなくなると同時に膝を曲げ顔をふせる。
小さく震えながらシーツを握っていることにダンは気付いていなかった。
ガチャ
「おぉい、ココアでいいか?」
「ぁ、あぁ」
持ってきたココアをダンに渡し、リクは椅子に座るとダンと向かい合わせになる。
「さてと、聞きたいこと結構あんだけどいいよな?」
そう言ってきたリクの瞳はどこか真剣で、ダンは小さく頷く。
「まず、お前……あぁ~いや。悪い『ダン』だったな」
「Σッ!」
リクの口から、ダンと言われただけなのに思わず身体を跳ねらせてしまった。
心のどこか嬉しくて悲しいことにダンは気付いているのだろうか?
「率直に聞くぜ?ダン、お前は何者だ?」
「ぇ?」
リクの言葉にダンは目を丸くした。
確かに率直だが、やはり突然な事でダンは驚くと同時にやはり同じ姿・名前の人間が突然目の前に現れた事に疑問を持っているのだろうと感じた。
ダンが少しそんな事を考えていたら、リクが再び口を開く
「言い方に気を悪くしたなら謝る。だがな、学校……ぁ、俺達がさっきいた場な。あそこは早々外部が簡単に入れる場じゃないんだ。しかもダンは私服を着てた上生徒って訳じゃねぇ……ましてや転校生、でもないだろ?」
外部が簡単に入れない場というだけで、何者なのか?という事に繋がるのだろうか?とダンは思った。
だが、リクの確信した瞳に下手な嘘を言ったところで、すぐに嘘がバレるとダンは何故か思った。
「……信じられねぇかもしれけど、俺は別次元の地球からきたんだ。」
「……」
「俺は、次元のゲートっていうのに吸い込まれた。気付いたらあの学校にいたんだ」
「……」
ダンが話す間リクは一言も口を挟まず、ジッとダンの話を聞いていた。
その真剣な視線にダンは緊張しながらも、伝えられる事を全て話した。
ただ一つ自分の世界に存在していたリクの事以外をのぞいて……
「……と、言うわけなんだ」
「なるほど、な」
全てを話し終えたダンは、ゆっくりとリクを見れば何処かスッキリしたような表情をしたリクがいた。
「ならダンが学校にいたのも納得いくな。ついでにアイツ等に追いかけられた事も含めて」
「アイツ等?」
「ぁ、いや……気にするな」
リクの言ったアイツ等とは、エースとスペクトラの事だ。だが、その二人について話すのが面倒なのか忘れろと切り捨てられた。
「つまりは、ダンの世界にも爆丸が存在してると。そういう事だな?」
「あぁ……ある日空からカードが降ってきたんだ。そのカードは世界中に現れて。中から爆丸が現れてバトルをし始めたんだ。白熱したバトルに皆夢中になって」
「カード、ね……俺達と同じだな」
「へ?」
リクの言葉にダンは目を丸くした。
「俺達の世界でもカードが世界中に現れたんだ。そこから爆丸が現れバトルを始めた。」
「この世界にも、ミハイル博士の次元転送の暴走が……」
「はっ?ミハイル博士だ?ダンの世界にも爆丸にミハイル校長が関わってんのか?」
「こ、校長?」
リクの話を聞くとこういうことだ。
リク達の世界に突然現れたカード。そこから現れた爆丸。それは、ミハイル博士の実験が暴走した影響の為起こった現象らしい。
白熱したバトルに子供達は夢中になったが、大人達は突然現れた爆丸を危険視としか見ていなかった。
だが、そこへミハイル博士は爆丸を危険視ではないと抗議した。
何度も繰り返された故、ある結論が出された。
爆丸の学校を作ることを。
そこで爆丸を持つ子供達に爆丸とパートナーという意味を理解し繋がりをもって貰うことを。
その学校の校長になったのがミハイル博士だ。
学校が出来ると同じ様に爆丸のルールを子供達に決めて貰うこと提案した。
そして出来た爆丸のルールと学校。
爆丸インタースクール。そこへ通っているのが、この世界に生きるリク達だ。
「んで、その学校の中でも数少ない『スイッチコード』を持つ子供達がいんだけどよ。簡単にそいつらは、スクールの生徒会みたいなもんだ」
「ス、スイッチコード?」
聞き慣れない言葉にダンは首を傾げた。
「ダンの世界も同じく爆丸が存在してんなら属性も同じくあんだろ?」
「ぁ、あぁ……『火』『風』『水』『土』『光』『闇』六属性があるぜ」
「その六属性の中でも、強い属性の輝き、つまりスイッチコードを持つ生徒が学校を仕切ってると言えばいいかな?」
やはりダンは、そのスイッチコードというのがよく分からず眉を寄せるも、そのコードを持つ生徒が生徒会のような者というのは分かった。
「ちなみに、そのコードを持ってる奴にさっき学校で会った俺の妹のダンとシュンだぜ?」
「へ?そ、そうなのか?」
「あぁ、特に元々ダンには強いコードがあったみたいだが、それだって奥底の壁に埋め込まれてた。まぁその輝きも経験を何度も重ねてパートナーである爆丸との絆を強くした故に今のダンがいんだ」
そう口を開くリクの表情はどこか嬉しそうで、少し寂しそうだった。
「ダンが帰ってきたら、スイッチコードの輝き見せてもらえよ」
「へ?スイッチコードって見れんのか?」
寂しそうな表情をしていたかと思えば、急に笑みをするリクにダンは一瞬脳がついていかなかった。
「おぉ!見れる、見れる!つっても帰りいつになっかな~」
「そういや、家にいないのか?」
「あぁ、ダンの奴今シュンといるからな」
ドキッ
『シュン』という名にダンは思わず心臓をはねらせた。
「シュン、とか?」
「あぁ、今日は大切な日だからな。恋仲のあいつらには重要な日ってやつだ」
こいなか?
「恋人、なのか?」
「ん?あぁ、そっか。男のダンにとっちゃ不思議か?こっちのシュンとダンは恋人なんだよ」
そう笑顔でいってきたリクに、ダンはどんな表情を、どんな言葉をしたらいいか分からずただただ目を丸くするしか出来なかった。
そっか
こっちのダンは女
シュンと恋人、なんだな
シュンに
好きって
この世界に生きるダンは
自分の想いを伝えられたんだな
ダンは知らず知らず寂しそうな笑みをしている事に気付いていない。
そして、その表情をジッと見つめるリクの視線にも……
「なぁ!ダンの世界にもシュンはいんだよな」
「へ?あぁ、いるぜ」
「どんなんだ?やっぱ仏頂面か?」
笑いながら聞いてくるリクにダンはつられたのかハハッと笑いながら自分の世界のシュンを話し出す。
大切な幼なじみということを
大切な仲間ということを
大切なライバルということを
そして、大切な―――
いや、最後のは自分の奥底にしまっておかなければならない想いだ
ダンは自身の世界について、リクは自身の世界について
決して出会うことがあるはずのない出来事に二人は沢山語り合う。
同じなようで違う世界
ダンは今まで自分が爆丸を通して出会った様々な人・爆丸・戦いをリクに話した。
リクもまた、爆丸を通して生まれた様々な事についてダンに話した
だが、その話の中で『シュン』の話をする時ダンの表情はとても嬉しそうで、優しい笑みをしていた。
恐らくダンは気付いていない。知らず知らずシュンの話をしていた時自分がどれだけ嬉しそうな顔をしていたか。
その表情を見続けたリクは何を想い、何かを感じていた。
後、どれくらい
この世界に
いられるのか
いつ、本来自分がいる世界へ帰れるのか
外は未だに綺麗な雪が舞っていた。
続く
~あとがき~
うん、精神的に弱いダンでした。
女々しいダンを書いてしまった……ほ、ほら恋するダンは弱くなるのよ;;
続きは次回に!
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