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ようこそ いらっしゃいました。日常生活から同人妄想(腐女子)を書いている管理人です。 爆丸のシュンダン及デジクロのキリタイに萌えてます! 一緒に萌をしましょう(笑) ブログに掲載されている画像や文章の無断持ち出し、転載、複製は硬くお断りしますのでどうぞご理解よろしくお願いいたします。
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2015/04/21 (Tue)                  第二章 〜夏〜『物語の始まり』
ものすごい久しぶりの更新
一体どれだけ更新をストップしていたんだろうか・・・(遠い目)
取りあえず、でけた。
デジモンオール妄想
今回から二章 物語の始まりとありきたりな題名ですが、これしか浮かびません(笑)
いやデジモンっつたら始まりでしょ?最初のコールは(自分流)
今回の読んでて突っ込みがあるような、ないような
何でそういう行動になる?と首かしげなのがあるかもしれませんが私が書いた妄想なので・・・
てかコレしか浮かばんかった(爆)
今日は朝からどうでもいい朝会議で眠くて眠くて でもモヤモヤ ストレスが爆発していたんだろうね、もう・・・


さて、これより先はわたくし 自己満足の妄想小説です。
突然話が飛んだりなんだり やりたい放題妄想です。
こちらを読む前に設定を先に読んだ方が話の内容が少しは分るかと思います。
BL要素 同人 腐女子妄想連発かと思います
デジモン話です。(キャラの性格いまいち掴んでいない場合あり)
嫌いな方 苦手な方 知らない方は静かにページを閉じてください。
読んでからの苦情は受け付けません。







~第ニ章~

『物語の始まり』





眩い光が収まったのがわかると太一達は恐る恐る瞳を開く。
そこへ飛び込んできたのは真っ青な海と空、そして遥か下にいくつもそびえたる島々。
思いがけない光景に全員言葉を失う。
だが、すぐに我にかえったのは悲鳴をあげたミミの声だった。

「イッヤァァァ!!なんで空中な訳ぇ!?」

そう今太一達は遥か高い空にいる状態なのだ。
唯一の救いは何故か降下せず、浮いている事だった。
だがあまりの高さにさすがに皆体が強張り緊張が走ってしまう。

「つか、ココは……デジタルワールドなのか?」

思ったより体の自由がきくのか太一はポケット内に入れてある双眼鏡を手にとり遠くの方を見渡す。
自分達が来たデジタルワールドなら何処かしら見覚えのある光景があるはずだとふんだからだ。
だが、予想は外れ見えてくるのは知らない光景ばかり。
さて、どうしたものか。いつまでも空に浮かんだ状態という訳にもいかない。
いつ落ちるとも限らない。
とにかくバラバラに離れる事だけは避けるため一カ所に集まり手を握るなりなんなりするべく皆に声をかけようとした瞬間目の前に青く輝く一筋の光が走る。
その光を目でおうと、輝きが増し目の前に現れたのは一体のデジモンだった。


「Σなっ!?」


「こ、これは」


「おっきい……」


「このデジモンは」



全員目を見開き、現れたデジモンを食い入るように見つめた。
そこにいたデジモンは、デジタルワールドを守護する星獣・四神の一体



チンロンモン




『選ばれし子供達よ 我が名はチンロンモン。お前達を呼んだのは我だ。』

「お前が俺達を呼んだのか……」

チンロンモンの発言に答えるように言葉を放ったのは太一だ。
何故自分達が呼ばれたのか、イコール戦う為。
それは太一のみならず皆それは理解していた。
だが、今この世界に何の危機が迫っているのか……それは聞かなくては分からない。
だからその理由を訪ねようとする前にチンロンモンが語り出した。

『お前達は、以前別世界で戦った事を覚えているな。いくつもの世界があり、またその世界にもデジタルワールドといった世界が存在する。だが、その全ての平行世界に存在するデジタルワールドにも始まりのルーツ……つまり【核】がある。』

「核?」

「つまりデジタルワールドの大元、オリジナルのデータ世界?でいいのか?」

『その【核】となるルーツ。その世界のバランスが崩れ安定が保てなくなった。我々四聖獣の力にも限界がある。崩壊を遅めるのがやっだ。』

「けど、今まで保ていたのでしょう?保てなくなった理由はなんなんですか?」

光四朗の問いにチンロンモンは一瞬間をあけ言うのをためらうかの様に静かに瞳を閉じる。

『理由は多種多様だが、一つの理由は別世界に現れたクォーツモンの影響がある。それにより、【核】に多大なる影響が及んだ。』

するとチンロンモンは自身が持つ多種の中にある一つの玉を太一達の前に持って行くと、その玉は輝きにあふれ小さな欠片となり太一達のデジヴァイスへと吸い込まれるように消えていった。

『お前達に東の力を与えた。』

「東?」

『これからお前達がやるべき事、それはもう一度自身の紋章に光を与えることだ』

そう告げたチンロンモンは、これから太一達八人が何をすべきかを伝えた。
そして、この世界に来たのは太一達だけでなく、あの戦いで出会った異世界の選ばれし子ども達も呼ばれたことを知った。

「また、あいつらしいに会えるのか」

小さく呟いた太一の言葉は皆に聞こえてはいなかったが、その時の太一が見せた表情に全員心の覚悟を強めた。

『では、頼んだぞ……選ばれし子供達よ』

「ぇ……ぇ?Σえぇぇ!?」

チンロンモンが消えたと同時に今まで感じていた浮遊間が消え太一達は地上へと真っ逆さまに落ちていった。
この時全員思ったことが、消える前に安全に地上へ降ろせぇ!!と叫んでいた。

そして、他の選ばれし子供達の前にも、この戦いにおいて説明がされていた。

02メンバーの大輔達には、太一達と同じ東を守護するチンロンモンが。
だが少し違うのが、淡い緑がかった色のチンロンモンだった。

テイマーズの啓人達には、北を守護するシェンウーモン

フロンティアの拓也達には、南を守護するスーツェーモン

セイバーズの大達には西を守護するバイフーモン

そして

クロスウォーズのタイキ達には………











「………ここ、は?」

目の前にうつるのは、真っ白な光景。
そして今声を発したのは、タイキだけ。
そう、今この真っ白な景色の中いるのはタイキただ一人。


「皆は……」


辺りを見渡すも仲間達はどこにもいない。
自分だけ違う場へきてしまったのか?と、そんな状況でも冷静なタイキはこれからどうするか……と考えようとした時気配を感じ後ろを振り向くもそこには誰もいない。

「……」

今、誰かがいた気したんだけど……と口に出すより先に声が聞こえた。



赤のジェネラル



「Σ!?」

突然目の前に顔を隠すように大きなフードをした人間が立っていた。
思わず後ずさり体制を整えるタイキは警戒しつつ、仲間はどこにいるんだと問いかけた。


……また会ったな


「ぇ?」


ぃゃ……この世界を、頼む


「ちょ、どういう」


すると眩い光が立ち込め、目を開けられずタイキは名も聞けなかったその人物に手を伸ばした。



「まっ、君はッ!」













―この世界を、……―
















「……ぃ、――ろッ!」


「~ッ!……ん」


「タイキさん!!」


「Σうぇ!?」

ガバッと起き上がった瞬間目に飛び込んできたのは心配そうな表情をした仲間達。タギルなんか暑苦しいくらい顔が近いが今は突っ込まないでおこう……とタイキはゆっくり起きあがると周りを見渡す。

「ココは……」

「やっと起きたか、ちなみにデジタルワールドだ。多分な」

「キリハ……多分って、どういう意味だ?」

タイキは状況確認に一番早いキリハに問うと、言葉のままだ。とだけ返された。
ちなみに、タギルはユウによって後方に追いやられていた。

「俺達が知ってるデジタルワールドではない様だ。」

「けど、景色なんかからデジタルみたいだし、デジタルワールドには間違いないとは思うんだけど」

ネネも説明しながら、今までの経緯を説明した。
あの不思議な光の後、気づけばココにたどり着いたキリハ達。
しかし、タイキだけ一向に意識が戻らなかった為まだ情報などは確保していないとの事

「心配かけてごめん」

「ても良かったなんともないみたいで。あのままタイキ君意識戻らなかったら危なかったわよ」

色んな意味で、と満面の笑みをするネネになんとなく分かったタイキは取りあえずキリハの腹に一発喰らわしといた。

「さて、取りあえずデジモンを というか町を探してみるか。」

カチャッと自身のクロスローダーを手にすると何か操作し始めたタイキ。

「ん~……やっぱ反応なしか。」

「俺も試したが、グレイモン達が戻ったという形跡もない。」

「私たちだけじゃ、敵なんかきたとき対処できないし、なんとかしないと」

ん~……と三人が考えてる中タギルがはしゃぐように声をあげてきた。一体なんだ?と視線を向ければ彼の腕の中にはタマゴが。

「……タギル、それは?」

「目の前に落っこちてきたんですよ!」

キラキラと何故か瞳を輝かせるタギルは置いといて、何か意味が?と思った矢先突如そのタマゴにヒビが入りパカッと中から……


「ぴゅぅ、ふはっ!」


デジモン?


「こ、ココまでくれば…「Σすっげぇ!デジモンが生まれた!!」ぁ、ぃゃ君」

言葉を遮るようにタギルが声をあげ興奮しながらそのデジモンをぐるんぐるん回し始めた。

「……タギル、取りあえず落ち着け」

「はいっ!タイキさん」

タイキの言葉に上機嫌に止まったタギルの手からデジモンを避難させ、彼は取りあえずリョウマに任せタイキ達は、このデジモンから現状を聞くことにした。
勿論いきなりタギルを任せられたリョウマはあたふたしついていけない状態のようだが、そんなのお構いなし。

「大丈夫かい?」

「ぇっ、ぁ……君、は?Σ!?いけない、早くココから離れて!」

「ぇっ?」

「早くしないと奴らがッ」

その続きをいうのを邪魔する様にタイキ達の真後ろに爆音が鳴り響いた。


『!?』


全員後ろを振り向くと、そこには息を荒くさせた一匹のデジモンがいた。
その姿を目にした瞬間タイキの腕にいたデジモンは怯えガタガタと震えだした。

「手こずらせるな雑魚が……さぁ、渡してもらおうか」

そう言って手を差しのばすデジモンに状況で奴の狙いが、この小さなデジモンだというのは分かるタイキ達。

「……どうするのタイキ君」

「今の俺達じゃ戦う術がない、ならやることは一つ」

そう言ってタイキの瞳を見て理解したキリハ・ネネ・ユウは頷き体制を整えた。
タイキは腕の中に未だ怯えるデジモンに優しく声をかけ大丈夫だ優しく撫でるその手にデジモンは震えが治まっていった。
その間敵のデジモンは苛立ちを隠さず一歩一歩タイキ達へと近づいていく

「早くしろ、テメェなんかに何時までも時間をかけてる程暇じゃねぇんだ」

「それにしちゃ、たった一匹のデジモンに随分手こずってるようだが、案外大したことないんじゃないか?お前」

「なんだと」

キリハの挑発ともいえる発言に敵デジモンは眉間に皺をよせ血管を浮かび上がらせた。

「邪魔するなら貴様等も消してくれる」

「一匹に手こずる奴に俺達が消されるとでも?」

キリハの棘のある言葉にデジモンはキレた様で怒声をあげ襲いかかってきた。
タギルとリョーマはハンターで何度もデジモンとハントしてはきたが、今はそのパートナーとなるデジモンがいない。
この状況で味方とは思えない、むしろ敵のデジモンに喧嘩を売るなど何を考えているんだと慌てふためいていたら、キリハは襲いかかってきたデジモンの顔目掛け腕を振るい上げ何かを投げつけた。

「ガッ!あ゛ぁぁ!?」

「皆今のうちに!!」

タイキの言葉と共に全員一斉に走り出した。
踏み出しが遅かったタギルとリョーマはユウとネネによって腕を引かれ慌て足に力を込め走りに集中する。

「キ、キリハさん!さっき何投げたんスか!?」

「砂だ、あいつの目に投げつけた。痛みで暫くは開けられないさ」

タギルの質問にキリハは悠々と返事をするも状況はいいとは言えない。
少しでも敵から離れ身を隠さなければならない。

今、自分達は戦う力が 仲間がいないのだから

幸い今森の中

身を隠すにはもってこいの場所だ。
走っている間タイキ、キリハ、ネネ、ユウは周りを見ながら隠れそうな場所かないか目を光らせていた。




「あそこだ」

タイキの言葉に全員走るスピードを速め身を隠せそうな場所、王道の洞窟を発見した。
幸い中は奥まで続いているようだ。
全員中に入る中キリハとタイキだけは中に入ろうとしない。
早く中に!とタギルが声をだそうとすると、二人は何かを一言、二言言葉を交わすとキリハは森の中へと再び走り出してしまった。
一体どうしたんだ?とタギルが質問する前にタイキも中に入ると、キリハが敵を攪乱(かくらん)する為にいった事を口にする。

「か、攪乱って……なんでわざわざ」

「ココだって何時見つかるか分からない。危険だけど攪乱する事によって敵を遠ざける必要がある」

「け、けどキリハさん めちゃくちゃ危険なんじゃ」

不安な様子のタギルに対し、タイキはあいつなら平気だと笑みを返した。
ネネ、ユウもまた同様に頷く姿にタギルは声が出なかった。
そしてリョーマもまた同じ感情をいだいていた。


『どうしてココまで冷静で……ぃゃ、このメンバーは嘗てのジェネラル。場数はあきらかな差があり、覚悟の重みが僕とタギルとで圧倒的に違う』


ジェネラルとして戦ったタイキ達の表情に自身と圧倒的な差、いや心の差をリョーマは改めて知った。
しかし、いつまでもココにいるのも危険なのは確か。
ユウとネネは自身のクロスローダーを手に、今いる洞窟内部を調べ始めた。
タイキは外を警戒しながら自身の腕の中で未だ震えるデジモンが落ち着くよう優しく撫で続けた。

「大丈夫、アイツ(キリハ)の事だからうまく敵を攪乱してくれるさ」

「ぁっ…」

不安ながらも何か言いたそうなデジモンにタイキはただ優しくほほえみを返した。



暫くして戻ってきたキリハ。
敵をうまく崖の下に誘導させ他に敵がいないのも確認してきてくれた。
ネネとユウもまた洞窟の奥は複雑だが別の場に通じる様になっている旨を言うとタイキは静かに瞳を閉じていく。

「……暫くは平気だとふんで、一旦整理しようか?まずは君から」

タイキの視線はデジモンへと向けられた。
勿論突然言われたデジモンはビクッと震えるも助けてくれてありがとうと礼をのべた。

「僕一人じゃアイツから逃げるなんて難しかった……」

「よければ教えてくれないか?君が追われた理由を」

「……」

するとデジモンは黙り込み何かを考え始めた。
恐らく話すべきか否か考えているのだろう。
だが、その様子に耐えきれないのがタギル。教えてくれてもいいだろ!と声をあげればユウに容赦なくド突かれ地に伏せられた。

「……教えた所で、どうする事もできないんだ。コレは僕の問題だし」

「そっか……ぁ!まだ自己紹介がまだだったね。俺は工藤タイキ。よろしくな」

タイキに続けとばかりにキリハ達も名を伝える中デジモンは目を丸くしタイキ達を一人一人目に焼き付けるよう見ていくと「君の名は?」とタイキは問うとデジモンはプルプルと横に降り自身に名はないと小さく答えた。

「僕はただ、見守る存在だから」

「見守る?」

どういう意味なんだろう?とタイキは首を傾げ問いかけようとした時、懐かしいメロディーがタイキの耳に入ってきた。
その音に反応したタイキは自身のクロスローダーを手に取り口をひらいた。



「シャウトモン!!」



その言葉に全員目を見開く中タイキはクロスローダーにパートナーであるシャウトモンの名を繰り返し声にだしていく。
すると画面上に見えたのは……

「シャウトモン」

「タ…キ!~……!ぇるか」

所々雑音はするも確かにこの声はシャウトモンだ。
タイキは表情を緩ます中デジモンはその様子をじっと見続けていた。その視線の先はタイキのクロスローダー

「イキ……タイキ!聞こえるか」

「シャウトモン!あぁ、聞こえる」

「良かった、無事だったみてぇだな」

「無事って……シャウトモン、お前何か知ってるのか?」

意味ありげな言葉にタイキが問うとシャウトモンも全てを知っている訳ではないようだ。
だがタイキ達と同じく何かに呼ばれ知らないデジタルワールドへ飛ばされたらしい。
ともかく合流しようとなったが、お互いどこにいるか目印の様な物がなにもない。どうしようかと悩んでいると名もないデジモンが小さく口を開いた。

「強く思うんだ」

「ぇ?」

「お互い会いたいと思う気持ちを強く……」

「思いを強く……」

タイキはデジモンをキリハに預け外に出るとクロスローダーを胸にあて強く念じはじめた。


ただ、仲間に みんなに


シャウトモンに会いたいと願いを


思いを強く念じて




『シャウトモン』




するとクロスローダーから黄金の光が辺りを照らし先程耳にしたメロディーが静かに鳴り響いていく。

そして、光の中から現れたのは紛れもない仲間の姿だった


「みんな!」

『タイキィ!』






続く




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