ようこそ いらっしゃいました。日常生活から同人妄想(腐女子)を書いている管理人です。
爆丸のシュンダン及デジクロのキリタイに萌えてます!
一緒に萌をしましょう(笑)
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さてさて、久しぶりのデジモン一章ラスト
デジクロ ようやくここまでこれた~
気まぐれに書いてるから、進まない進まない(遠い目)
でも気ままに書いてるから、じっくりコトコト・・・・ん、内容濃く書きたいのに結局薄くなっている自分がいたりする。
やっぱ自身の萌エネルギー大爆発的ななにかないとだめだね・・・
さて、これより先はわたくし 自己満足の妄想小説です。
突然話が飛んだりなんだり やりたい放題妄想です。
こちらを読む前に設定を先に読んだ方が話の内容が少しは分るかと思います。
BL要素 同人 腐女子妄想連発かと思います
デジモン話です。(キャラの性格いまいち掴んでいない場合あり)
嫌いな方 苦手な方 知らない方は静かにページを閉じてください。
読んでからの苦情は受け付けません。
これより先CP要素ございます。
ちなみに最初に注意書きあったとおりBL
キリタイCP要素がございますので、そういったのが苦手な方嫌いな方はお戻りください。
~第一章~
クロスウォーズ
平穏に戻った日常の中、数人の影がとある場へと歩いていた。
そこは――
ガヤガヤ
「えっと……」
「しっかし、タイキさんが入院してるとわな~」
「まぁ~あれだけの怪我してたんだし」
「でも、すぐに退院できるっていうから一安心だけどね。昔何週間も入院するような助っ人して無茶したんだから。あのバカ」
過去の記憶が思い出してきたのか、拳を握りしめるアカリ。
そして、その後ろには ネネ ユウ タギルの三人が続いて歩いていた。
「タイキ君らしいといえば、タイキ君らしいけど限度ってのは覚えてもらわないとね」
「全くよ!」
アカリとネネの会話に男二人は苦笑いしかできなかった。
タイキの母親から教えてもらった部屋にたどり着き扉を開けた瞬間四人は固まってしまう。
なぜなら
キリハがタイキの上に覆い被さり今にも襲います的な体制だったからだ。
『………』
「Σッ!?ぁ、いやこれは」
「お前らか……今良いところだ。後にしろ」
慌てるタイキに対し何食わぬ顔。いやいや言葉で会話するキリハに一人一歩足を踏み出した人物。
それは
「ネ、ネネ?」
「皆、ちょぉっと廊下にいてね」
満面の笑みでそう答えるや否やアカリ達を廊下に出し、扉を閉めた。
数秒後
「Σギャァァァ!?」
「「「Σ!?」」」
部屋から突如響く断末魔(笑)勿論その声の主はキリハである。
中でなにが起こっているのか知りたいようで知ってはいけないとアカリ達は、ただネネの了解が出るまで廊下で待機していることが最良と判断するしかなかった。
数分後
ガチャ
「もういいわよ」
そう言って扉を開け満面の笑みで答えるネネに恐る恐る中に入れば、見るも無惨なキリハが目に入ったが、あえて何があった?等聞く者はココにいない。
「タイキさん!怪我どぉっすか?」
「タギル、そんな大声だすなよな。」
隣で大声だすタギルに注意するユウの光景に苦笑いしながら、悪くないよ。と返すタイキ。
「安静にしてればすぐに退院できるっていうし。問題ないよ」
「そっすか!よかった」
ニッと笑みをするタギルは、アイツにも教えてやんねぇと!と嬉しそうな様子に誰の事を言っているのかすぐに分かった。
「わざわざ来てくれてありがとう。皆」
「一人来てはいけない人物が先に来ていたのは誤算だったけどね」
「誰のこと言っているんだ」
―お前だよ!!―
平然と何食わぬ顔で立ちすくむキリハの姿に皆声がハモった。
「お前達が来なければ、悠々と続きができたものを……」
「Σ誰がやるか!!」
ジト見するキリハに、腹目掛けて拳を喰らわすタイキ。
さすがと言おう。
「たくっ///……そういえばネネは香港にもう戻るのか?」
「いいえ、ユウが夏休みにはいるし、せっかくだから休みもらったの。だから暫くは日本にいるつもり」
そう、もうじき夏休みがくるのだ。
学生にとっては長い夏休み。そして、タイキにとって『夏休み』はシャウトモンと初めて会った日。
二度目のデジタルワールドへ足を踏み入れた日。
とても大切な日の『夏休み』
長居してはとネネ達は病院を後にした。
ただし、キリハは未だ病室に残っている。
「お前は帰らないのか?」
「……いつ帰ろうが俺の勝手だ」
「はいはい」
相変わらずの発言に苦笑いしながら肩をすくめ静かに瞳を閉じるが、すぐに気配に気付き瞳を開けば目の前にキリハが近付いていた。
「……ぉぃ、何近づいてんだよ」
「そう邪険にするな」
そういうとキリハは、まるで壊れ物を扱うかの様にタイキの頬に手を添え ゆっくりと自身の方へ寄せていく。
だが、すぐにタイキが止めるものだから眉間に皺を寄せ何故止めた?と目で訴える。
「つか、何しようとしてんだよキリハ」
「決まってる、あいつらが来る前に止められた続きだ」
「あのな~……なんで、そうお前は……んぅ」
喋ってる途中でキリハに唇を塞がれ軽い口付けから 少しずつ深いキスへと変えていかれた。
毎回だが、キリハは容赦ない。タイキの舌を何度もからめ取り息が思うようにできない姿を妖しく楽しむように蒼い瞳で見続けてくる。
今もその蒼い瞳で息苦しいタイキの姿を閉じることなく見ていた。
「ん、んぅ………ッ、はっァ///……ャ、キリ…ハッんぁ」
角度を変える僅かな空気を取り込もうとするタイキだが、からめ取られる舌に慣れる訳もなく息苦しいと訴えるが力の入らない腕ではキリハを引き離すことは無理の一言。
ならば
ゴスッ!!
「Σッ!?」
鈍い音と共に崩れていくキリハ。
一体何があったかといえばタイキお得意の足蹴り(腹めがけて)だ。
足りない酸素を必死にとり頬を赤く染めながらキリハを睨みつけた。
「ぉ、まッ!いい加減にしろよな!///」
「くっ……相変わらず良いパンチだ」
「Σ足だよ!!」
あまりの痛さに理解力がおかしくなったか?キリハさん。
「ハァ~……キスの一つや二つに」
「ココ、病院!病室!」
「個室だ、問題ない」
あるわ!!と枕を思いっきりキリハ目掛けて投げつけ見事クリーンヒット!
「たくっ///………キリハ、ありがとうな」
「なんだ、いきなり……キスの礼なら、快く続きをしてやるぞ」
「Σ違う!!そうじゃなくて、さ……今回の戦いキリハに色々助けられたからさ」
「お前はどう感じたかった知らないが、俺は礼を言われる様な事はしてない」
当たり前の事をしていたまでた、とキリハはタイキの横に腰掛け軽い凸ピンを喰らわした。
「いでっ」
「それよかお前は無茶しすぎだ。これを気に大人しくする事だな」
などと言ってはみるも、どうせ変わらず無茶するんだろうなと心中思いながらキリハはタイキに視線を向けた。
「まぁ~さすがに入院ともなると、やっぱ心配かけちゃったからな」
「万全なるまで監視してやるから覚悟するんだな。タイキ」
「お前の監視は裏がありそうで立入禁止にしてやる」
などと他愛ない会話をしていれば外は夕暮れになり、面会時間がもうじき終わりに近付いていた。
「さて、俺も今日は帰る。また明日くるからな」
「つかキリハ、毎日来なくても大丈夫だぞ?お前だって向こうとかの生活あっだろ?」
そうキリハはタイキが入院してたから毎日顔を見に訪れている。
嬉しい気持ちもあるが、忙しい身のキリハに申し訳ないと少し、ホント少し(強調)思うタイキに対し当の本人は、さも当然かの如くこう口を開いた。
「言ったろ、お前が万全に治るまでは日本にいる。それに夏休みという都合のいい日がくるからな」
病室でスリリング味わいながらの快楽も一興だろ?と妖笑するキリハに、ほんの少し感動した気持ちがガクッと落ちたタイキであった。
「まぁ~冗談はさておき、ずっと会ってなかったんだ。寂しがりなタイキを甘やかすのは俺の特権だろ」
「誰が寂しがって……んッ!」
呆れんばかりに肩を落とすと同時に再びキリハからキスを与えられ、そのまま深いものへと変わるかと思えば、すぐ離れキリハの唇は下へと伝いタイキの首筋に紅い華を与えた。
それも強めに熱い華だと分かると慌て引き離そうとするが、時既に遅くタイキの首筋には紅い所有者を現す華が植え付けられた。
「Σッ!!キリハ、おまッ!」
「じゃぁな」
そう言って帰って行ったキリハに「くんな!」と一言しか言葉がでないタイキであった。
「……こんな見える所につけやがって///」
首筋に熱く感じるキリハの温もりに顔を赤くさせながらボフッとベッドに横になるタイキ。
窓から差し伸べる赤い夕焼けに相棒を思い浮かべながら瞳を閉じ眠りにはいっていった。
†~∽……♭、♪
「Σッ!?」
透き通る様に聞こえた音にタイキは慌てて起き上がり、その顔は驚きの表情をしていた。
「いまの、は……」
―シャウトモン?―
ガタガタッ!
タイキは慌ててベッドから降り、近くの引き出しを開け中に入ってるアル物を取り出す
それは、クロスローダー
「シャウトモン!?」
手に持った瞬間相棒の名を呼ぶタイキだが、クロスローダーは無反応
画面も暗い状態のまま。
じゃぁ、先程聞こえた音は?
「近くにいるのか?」
タイキはいても立ってもいられず病室を出ようと扉に手をかけた。
その時視界にモノが前を通り過ぎる。
「……蝶?」
そうタイキの前を横切ったのは病室にはいる筈がない蝶
それも普通の蝶ではない。
その蝶は金色の輝きを放っていたからだ。
「ぇ……なんで、こんな所に蝶が」
目を丸くしその蝶を目で追おうとした時タイキは意識が薄れていくのを感じた。遠くなる意識の中小さく自身を呼ぶ声が聞こえた。
―タイキ―
「ダレ、だ?」
聞いたことのない声にタイキは、その声に問いかけようとするが叶わず意識を手放す。
そして次に目を覚ました時視界に入り込んできたのは……
キリハ・ユウ・タギル・ネネ
そして、リョウマ
五人の姿だった。
「ぇ、皆……どうして」
「タイキ、お前もか」
「突然意識が遠くなって気付いたらココにいたのよ」
「俺も俺も!腹減ったからユウとどっか寄ろうとした「タギル、お前は黙ってろ」んだと!ユウ、テメェ!」
ギャァギャァ騒ぐタギルは取りあえず無視として、一体何が起きたのか考えようとした矢先目の前に先程みた蝶がユラユラと飛んできた。
「さっきの……」
「タイキ、その蝶何か関係してるのか」
キリハの問いに先程意識が途切れる前にこの蝶が現れた事を説明するタイキ。
すると他の皆は蝶を見ていないとの事。つまり蝶をみたのはタイキだけ。
「関係、ない……な訳ないよな?今目の前にいるし」
なんなんだ?と首を傾げていると蝶はタイキのクロスローダーへ止まり、まるで中に入るかのように消えてしまった。
突然の事に驚きクロスローダーを見ると、そこには聞き覚えのある音と輝きがあった。
「……」
「タイキ?」
「タイキ君?どうしたの」
「……コードクラウン」
『ぇ?』
タイキの思わぬ発言にキリハ・ネネ・ユウは目を丸くする。
「コードクラウンが、呼んでる」
「おいタイキ、お前何を言ってるんだ」
「呼んでるだ、コードクラウンが」
顔をあげ皆に向けたタイキの瞳はかつて、デジタルワールドを仲間達と共に歩んだキリハ達が知る瞳。
話についていけないタギルと今の今まで言葉を発しなかったリョウマは、ただただタイキ達を見てるしかなかった。
「けどコードクラウンはシャウトモン達がデジタルワールドを再生時に」
「けど、今おれのクロスローダーにいるのは間違いなくコードクラウンだ。……俺、『ほっとけない、か?』……ぇ、キリハ?」
タイキが言おうとした言葉を遮るように発言したキリハに思わず瞳を丸くするタイキだったが、すぐにその瞳も強い眼差しへと変わり頷くと自身のクロスローダーへ目をむけた。
「連れて行ってほしい。今向かうその先に俺は行きたいんだ」
すると、その手に重ねる様にキリハが、ネネが、ユウがタイキのクロスローダーへ手をふれた。
「皆」
「いっとくが、お前だけ行くのは無しだ。」
「私たちだって」
「ほっとけない、ですよ。タイキさん」
三人の強い瞳に思わずタイキは表情が緩んでしまう。
そんな空気を壊すかの様に声をあげてきたのはタギルだ。「俺も俺も!」と同じ様に手を重ねるが絶対これから起こる意味は一ミリも理解はしていないだろう。
ただ、これから何か面白そうなのが始まる予感がする!といった瞳をしていた。
そして、あと一人
「……」
「リョウマ」
タイキに名を呼ばれ大袈裟に肩を跳ねらせ、恐る恐る顔をあげるリョウマ。
タイキと瞳を合わすのを申し訳なさそうな表情で小さく言葉をだす。
「……私は、私は自分がどうしてココにいるのか分かりません」
「リョウマ」
手を差し伸べたタイキの手を取ろうとしないリョウマにしびれを切らしたのは予想するまでもなくタギルだ。
リョウマの手を強くひき同じ様に手を重ねると逃がさないとでもいいたいのかリョウマの上にタギルは手を強めに置き意地悪顔で目をあわした。
「行こうぜリョウマ!」
「ぁっ、いや……私は」
それでも尚戸惑うリョウマにタイキは優しく口を開く。
「リョウマ、お前が今ココにいるのは何か意味があるんだ。」
そう言い優しく笑みをするタイキにリョウマは言葉がでなかった。
そしてタイキのクロスローダーから強い輝きが放たれ六人を包み込む。
輝きがなくなり、そこにいたのは一匹の蝶。
それは先程の金色の蝶。
ユラユラと羽ばたかせ、蝶は迷うことなく飛んでいく。
金色の道、ゲートが開かれた
続く
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