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ようこそ いらっしゃいました。日常生活から同人妄想(腐女子)を書いている管理人です。 爆丸のシュンダン及デジクロのキリタイに萌えてます! 一緒に萌をしましょう(笑) ブログに掲載されている画像や文章の無断持ち出し、転載、複製は硬くお断りしますのでどうぞご理解よろしくお願いいたします。
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2025/09/03 (Wed)                  [PR]
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2014/09/24 (Wed)                  第一章セイバーズ〜夏〜
今日は久しぶりの妄想
今回はセイバーズをアップしました。
この辺りからキャラの性格とかあんまり把握していない自分なので、違和感を感じるかと思いますが、温かく目を閉じてください・・・

さて、これより先はわたくし 自己満足の妄想小説です。
突然話が飛んだりなんだり やりたい放題妄想です。
こちらを読む前に設定を先に読んだ方が話の内容が少しは分るかと思います。
BL要素 同人 腐女子妄想連発かと思います
デジモン話です。(キャラの性格いまいち掴んでいない場合あり)
嫌いな方 苦手な方 知らない方は静かにページを閉じてください。
読んでからの苦情は受け付けません。








~第一章~




セイバーズ






現実世界へと帰ってきた大達。
なにより何ヶ月ぶりに家に帰ってきた大は照れくさそうに自宅に帰ると母親に抱きしめられ、父親には頭をくしゃっと撫でられ、妹の知香には思いっきり抱きしめられた。
何ヶ月ぶりのせいか妹の身長は伸びていることに大は照れくさそうに頭を撫で、本当に久しぶりの家族との団欒を過ごしていた。


だが、それも2日間のみ


今、大はストレスが溜まりすぎてMAXを超えそうな勢いだった。
なぜかって?
デジタルワールドに行くすべが全くないからだ。
そんな大に淑乃達は呆れながら今日は皆で遊ぶこととなった。

「ぉぃ、俺は今遊びより喧嘩してぇ気分なんだが」

「アンタね~……イライラしてるなら尚更遊んで発散する事覚えなさいよ」

「マサル!俺色々学んで学校とかいって後遊園地とかもいったぞ!」

「全く、こうもすぐ日本に戻るとは思わなかったよ」

眉間に皺を寄せながら腕を組む大に、そんな彼を見て呆れてしまう淑乃、そしてそんな空気を全く感じないのか明るい口調で話してくるイクト。
最後に苦労人トーマ。

「取りあえずショッピングは大がすぐ逃亡可能性大だから、逃げれない場で遊びましょう」

「おい、それどういう意味だよ」

不機嫌の中さらに油を注ぎ込む発言に大の眉間がより濃くなっていくが、さも気にしないとばかりに行き先を決める淑乃。

「取りあえずストレス発散場所よね……カラオケとかにでもいく?」

「却下!俺そんな金持ってきてねぇし。歌うのねぇよ」

やっぱ喧嘩だろッ!と意気込む大に、ベシッと頭を叩く淑乃。
なんだか万歳を見ている気分だが、その光景を突っ込む者はいない。

「やれやれ……体を動かすスポーツ関係でいいんじゃないか?」

「あ!なら新しくできたラ○ン●◎ンでいいんじゃない?学割効くし」

決まりッ!と淑乃はズカズカ歩いていく後方を男三人はついて行く。

「そういえば大、この間の戦いで他の英雄と会ったんだろ?」

「あぁ、中々男見せてくれる奴らばっかりだったぜ!」

グッと拳を握りしめる大に、トーマはどんな人物がいたのか聞きたいと言ってきた。そもそもトーマは前回の戦いで英雄を一人も会っていなかったのだ。

「そうだな~……太一って奴は頭、髪が凄かったな」

「は?」

「大輔って奴は、太一の後輩なんだけどよ。突っ走ったかと思ったら太一の後ばっからついて行ってよ。まるでアヒルの親子に見えたぜ。んで啓人はビクビク震えてっかと思えば戦いなりゃ~男見せたな」

大の言葉にトーマは口をあけたままポカンとしてしまった。
なにせ大が発する感想がなんともいえないからだ。

「んでよ拓也って奴がよ!デジモンに進化しちまうんだ!」

『拓也』という名が出たとたん大は瞳を輝かせながら興奮気味に話してきた。
拳を交えた時は凄かったなど様々な感想を言ってきた。

「その拓也という子の仲間なら僕も会ったよ。集まった中で唯一の進化だったからね」

「まだ決着ついてねぇからな、次あったら今度こそケリつける!」

その時の大は以前デジモンに喧嘩した時とは違う瞳をしていた。
だが、それにトーマもそして大自身気付いてはいなかった。

「ほぉら!二人とも早く来る!」

前方から淑乃とイクトが呼ぶ声に二人は苦笑いしながら進む速度を早める為一歩踏み出した時、大の視界にナニかが入った。


それは『蝶』


別にどこにでもいる蝶だ。
だが、何故か大はその蝶から目が離せなかった。
そのせいか足も止まり、ジッと蝶を見続けていた為か前方にいた淑乃達は不思議そうに首を傾げながら大を再び呼ぶ。

「大~!」

「Σッ!ぁ、おう!今行く」

呼ばれた事で視界から一瞬蝶をはずし、再び見ようとしたがそこには既に蝶はいなかった。
何処へいったんだ?と辺りを探したが見当たらず淑乃達の方へと駆け足で急ぐ大。
その後ろに先程の蝶がヒラヒラといた事に大は気付いていなかった。




***





数時間、遊びに遊びまくった大達は帰路見晴らしのいい場へとやってきた。

「お~相変わらずここは夕焼けが絶景だな!」

その場所は大には思い出深い場なのか懐かしそうに見つめながら地べたに座りだした

「トーマ、あんたは暫くはこっち(日本)にいんでしょ?」

「いや、明日には帰るよ。妹も心配しているだろうからね」

「そっか、じゃ~また暫く会えないわね」

それぞれの生活が、明日からまた始まる。
いや、戻るだけだ。デジモンと出会う前に。

「俺は早くあっち(デジタルワールド)に戻りてぇっての。アグモンもあっちにいんだろうしな」

少しふてくされながら顎に手を置く大に、三人は苦笑いをこぼしながら大同様座り始めた。


眺める夕日は、ゆっくりと沈み辺りは暗闇・夜へと変わっていく。

すると四人の視界に『蝶』がヒラヒラと入る。


「蝶?」


「それにしては珍しい蝶だな」


そう、今目の前にいる蝶の羽があまり見かけない色のせいか四人は魅入ってしまう。
その中でも大は、今目の前にいる蝶が先程見かけた蝶と同じ事に、より魅入っていた。
すると、大は手に小さな熱を感じ強く握りしめていたせいか?などと思ったがすぐに違うことに気付いた。




その熱は……




「デジ、ソウル」





そう今大の手には、デジソウルが光り輝いていた。
その輝きは大だけではない、他の三人の手にもデジソウルが輝いていた。
この光景に大だけでなくトーマ達も困惑していた。



一体ナゼ?



すると、目の前にいた蝶がヒラヒラと四人の手に舞い降りてきた。
最初はイクト・淑乃・トーマ、最後に大。
舞い降りたのはほんの一瞬で、すぐにまた目の前にヒラヒラと優雅に飛ぶ姿に四人はある事に気付いた。

それは蝶の羽が先程までと違い別の色に輝いていた。



それは四人のデジソウルの色



すると蝶は、何かを伝えたいかの様に上下左右へと大きく動き始めた。
一体何を伝えたいのか困惑するトーマ達に対し、大はジッと蝶を見つめ一歩また一歩と蝶に近づいていく。

「ぉ、おい大?」

「ちょ!近づかない方がいいんじゃない?」

「マサル?」

三人が声をかけるが大は答える訳でもなく、ただ蝶を見つめていた。

「……」

ゆっくりと腕を蝶の方に伸ばし、触れようとした瞬間トーマの手によって阻止されてしまう。
突然の事に大は「何すんだよ!」と言いかけた瞬間トーマが先に声を上げ「何をしている!」と怒り口調で言ってきた。

「むやみに触るな、何が起こるか分からないんだぞ」

「ぇ?いや、だってよ」

大が何を言うのか三人は困惑しながら待ち、出てきた言葉が大らしい単純な事だった。



「なんか強ぇ奴の所に行けそうじゃねぇか!」



「「「はぁ?」」」

あまりにも単純な回答に三人は呆れポカンと口をあけたままになってしまった。
たっぷり数十秒たってから、最初に言葉を出したのはトーマだった。
眉間に皺を寄せながら頭を抱え込んでいる。


「あのな、大……そんな理由で得体の知れない者に触れるのは」


「平気だって!害がある感じはしねぇし、それに……」














コイツが何かを伝えようとしてっからさ











大の言葉に三人は、呆れてしまった感情がどこかにいってしまったようで、大とその蝶を見つめた。

「それにコイツ(デジソウル)が宿った事にはなんか意味がありそうだしな。何よりまたアグモンに会えそうな気がしてくんだよ」

ニカッと笑みを浮かべた大に、三人はそれぞれのパートナーの姿を思い浮かべた。




ガオモン



ララモン



フェルコモン




心中に言葉を並べると、視線は自身の拳に宿るデジソウル

「……」

すると、イクトは手に宿ったデジソウルを蝶の方に伸ばしていく。

「俺、ファルコモンに会いたい」

その言葉に、淑乃もトーマも静かに頷きイクト同様蝶へと手を伸ばし始めた。

「Σって、おい!?お前等何先やろうとしてんだよ」

俺が先だろが!と声を上げる大に三人は苦笑いしながら同時に蝶へと触れた。
すると四人のデジソウルが蝶へと吸い寄せられるように流れ始めると同時に蝶が光り輝き、その光りは目をあけてられないほどの輝きの為四人は目を強く閉じると頭の中に誰かの言葉が静かに響いてきた。


その言葉に問う前に意識はそこで途切れ、四人の姿はなかった。

残ったのは先程の蝶だけで、先程とは全く違う羽の色を輝かせていた。



そう、それは純白な真っ白い色。





白き道のゲートが開かれた。





続く


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