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ようこそ いらっしゃいました。日常生活から同人妄想(腐女子)を書いている管理人です。 爆丸のシュンダン及デジクロのキリタイに萌えてます! 一緒に萌をしましょう(笑) ブログに掲載されている画像や文章の無断持ち出し、転載、複製は硬くお断りしますのでどうぞご理解よろしくお願いいたします。
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2025/09/03 (Wed)                  [PR]
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2014/09/08 (Mon)                  第一章フロンティア〜夏〜

今日、デジモンのサイトとんだらボタモンが生まれてた!!
クリックしたら、画像だけだったけど太一が・・・高校生の太一の画像でとったし!!
うわぁぁ~emoji
うん、来年の作品楽しみだけど一番心配なのは声優
全キャラ変えるのもイヤだし、太一だけ同じで後は変えるのもイヤ!!
同じ声優さん使ってくれないと落ち込み半端ないからね!!
まぁ最新情報気長に待つしかないね


さて、これより先はわたくし 自己満足の妄想小説です。
突然話が飛んだりなんだり やりたい放題妄想です。
こちらを読む前に設定を先に読んだ方が話の内容が少しは分るかと思います。
BL要素 同人 腐女子妄想連発かと思います
デジモン話です。(キャラの性格いまいち掴んでいない場合あり)
嫌いな方 苦手な方 知らない方は静かにページを閉じてください。
読んでからの苦情は受け付けません。







ここで注意

今回フロンティアの話をアップしたのですがキャラは殆ど拓也と泉しか出ません。
先にいっときますが二人のCP要素全くないので。
私はあくまで拓也は大っちなので
最初の設定で予告しとりやす。
また今回拓也 まるっきり乙女チックなってるところがあるので
拓也のイメージを壊したくない方はお読みになられないほうがいいです。
大丈夫という方のみ、下へスクロールしてください。
上記でも書きましたが読んでからの苦情は受け付けません。















































































~第一章~





フロンティア






現実世界に帰ってきた拓也達。
今日は何故か拓也は泉に呼ばれ、とある喫茶店へと来ていた。
たわいない話かと思いきや、泉は眉間に皺を寄せながら腕を組み拓也を見て(いや、睨んで)いた。
さすがにこの状態が10分以上続けば拓也が持つわけもなく「なんなんだよ!」とテーブルを叩きながら問いかければ泉は呆れた様な溜息をつくとソファに寄りかかり始めた。
一体なんなんだ?と困惑してしまう拓也

「ぉぃ泉、一体なんなんだよ」

「ん~……気のせいかなぁって思ったんだけど、どうかな?」

「はい?」

一体何がいいたいんだ?と首を傾げながらジュースを一口飲むと同時に泉が口を開く。

「拓也、この間の戦い後なんか変わった気がして」

「は?」

何がどぉ変わったと?そりゃ壮絶な戦い後人の心は色んな形で成長という変わっていく。
最初の戦い後も拓也は行く前と行った後で変わったと己自身感じていた。
今回もその事だろうか?と拓也が口を開くより先に泉が問いかけてきた。












「恋する乙女みたい」













ゴツンッ!!








喫茶店内に盛大な音が響き渡る。
その音に店にいた客並びに店員は音の原因である場へと目を向ければ、そこにはテーブルに頭を打ち込んでいる拓也の姿があった。
些か痙攣に近い震えをしているようにも見える。

「ちょっと、大丈夫?」

「コーヒー飲みながら心配されても、ちっとも伝わんねぇよ……Σつか!?何言い出すんだよ!」

「声が大きいわよ」

荒々しく声をあげる拓也に対し落ち着いている泉は、ビシッと指をさしてきた。
けど、人を指差しちゃいけませんよ!と突っ込む人は今ココにはいない。

「根拠は、その『目』よ!」

「は?め、目?」

どうして目が根拠なんだよ、と拓也は呆れていたら泉が興奮した様子で詰め寄ってきた。

「だってアンタ、行く前と帰ってきた後の目違うもの!愛しい人と出会ったけど、もう二度と会うことは出来ない!切ない目!」

なにやら少し暴走している泉についていけないとばかりに拓也は顔をひきつらせていた。

「大体アンタ、戻ってきてから無意識な溜息何度ついてるか気づいてる?」

「た、溜息なんか一々数えてねぇよ」

「無意識っていってるでしょ。あれはもう恋する溜息よ!で、拓也の恋どんなかな~って思ってvv」

満面な笑みをしながら、はよ言えと脅しがかっている泉に嫌な汗が流れるのを拓也は感じていた。
気のせいだろうと思えないほどのイヤ~な汗が。
すると拓也は、思いっきり溜息をつくとソファに寄りかかり始めた。

「あのよ~泉、まず俺恋とかしてないからな。そこは断言しとく」

拓也の発言に納得いかないといった表情をする泉に疲れると心中一番に思った拓也だった。




♪~♪♪~




「ぁ、私だ」

泉の携帯が鳴り一度店の外に出ていった為、拓也はハァ~と溜息一つするとポケットに入れてあった物を取り出した。
それは、携帯
しかし、その携帯は所々ボロボロで傷が目立っていた。

「……」

拓也はその携帯を見つめ無造作にボタンを押し始めた。しかし携帯は何の反応もみせない。
当たり前だ、拓也が握っている携帯は壊れているのだから。

「……こんなんじゃメールもきやしねぇな」

拓也が握っている携帯は、一度目の冒険に、二度目の冒険にデジヴァイスになった物だ。
だが、かなりの負担がかかったのか携帯が破損してしまったのだ。

「……もぉ二度とあんな冒険はこねぇんだろうな」

苦笑いしながら携帯を再びポケットへと入れるとソファへ寄りかかり天井に視線を向けた。

「恋、ねぇ~」

拓也は、先程興奮気味に質問してきた泉の言葉を思い出し眉間に皺をよせる。
ロクな根拠もないのに、どうしてそうなるのかと肩をすくめてしまう拓也。

「……太一、大輔、啓人」

拓也は、前回の戦いで出会った英雄の名を徐に口にだしていく。

「マサル」




大門 大




唯一長身で、中学にしては体つきがしっかりしていて、自分の事を喧嘩番長などと発言していた変わった人物。
デジモンを自身の拳で殴り飛ばすという行動が有り得ない事をする人物。
だが、そんな彼と拓也は気があった。
自身の拳で戦うという所が……だろうか?
気がついたら、よく話していた。
最後話せず別れてしまったが、あんなに気があったのは不思議だとどこか拓也は感じていた。

「………ぁ~止めだ止め!ウジウジしてんのは性に合わねぇわ!」

そういうと拓也はソファから立ち上がると同時に泉が戻ってきた。

「泉、俺帰るわ」

「へ?ちょ、拓也!?」

そういって、早々に店を後にした拓也はフラフラと街中を歩いていく。
あれいじょう泉といたら、面倒な質問されるだけだといつも以上に疲れたと無意識に溜息をつく拓也。

「……ッ、溜息」

先程言われた無意識の溜息、今拓也は一つした溜息にコレか……とまた一つ溜息をしてしまう。

「にしても、あちぃ~」

先程は店内にいたから、あまり感じなかったが外に出れば夏特有の暑さがジリジリと照り返してくる。
最初の冒険も夏だった、あの時の方がもう少し暑さはなかっただろうか?
拓也は空に輝く太陽を見上げ、よしっ!と意気込みをすると再び歩きだそうとした時目線に一匹の蝶が入った。

「蝶?」

徐に首を傾げてしまった拓也。
いつも見る蝶とは少し色が違っていたからだ。
変わった蝶だな~と思っていたら、ヒラヒラと優雅に飛んでいた蝶は拓也の方へ近づいていくと腰辺りでヒラヒラと回ると突然消えてしまった。
さすがの拓也も驚き目を丸くしてしまう。一体なんなんだ?と唖然していたら、音が聞こえた。
もう聞こえない、いや鳴らないであろうその音は

「Σッ!?」

拓也は息をのみ急いでその音の正体であるモノを取り出した。
そうそれは壊れた筈の携帯。
だが携帯の画面には見覚えのある映像があり拓也は心臓がドクンドクンと高鳴っていくのを感じた。









『スタートしますか、しませんか?』






『YES/NO』







「ッ……へへっ、んなもん決まってんじゃねぇか」

拓也は口元をあげ、決まりきった様にボタンをクリックしていく。
そして懐かしい画面の指示に足が当たり前の様に進んでいくその到着先、そこは……





チーン






「よっと!……あれ?誰も、いねぇ」

たどり着いた先は駅の地下、拓也達が最初の冒険に旅立った場所。
しかし、そこにはトレールモンはいなく他の子供もいないばかりか輝二達すらいなかった。

「おっかしいな……俺んとこに来たんなら皆の所にもメールきたと思ったんだけどな」

眉間に皺を寄せながら携帯を見ると、そこには質問がでてきた




『アナタは、赤を選びますか?選びませんか?』




「は?」


思わず声を出してしまう拓也。
それはそうだろう、前回この様な質問はなかった。


「赤?……赤、ねぇ~」


赤という単語に拓也は静かに瞳を閉じ思い浮かぶ赤を連想した。
色々な赤がある。だが、一番に浮かぶ『赤』は――

拓也は口元をあげ、選択したのは勿論




『赤を選ぶ』



つまりはYES




ボタンを押すと同時に画面から先程の蝶が舞い上がってきた。
それと同時に先程まで誰もいなかった空間に、次々と人の姿が目に飛び込んできた。



輝二







純平



友樹



輝一



皆携帯を握りしめていた。
拓也同様、突然現れた事に全員驚いていた。

「皆、いたの!?」

「ぇ、僕一人だけかと思ってた」

「どうなってんだ?」

「試された?……ぃゃ、何故そんな事をする必要が」

「いるのは、俺たちだけみたいだな」

皆それぞれ、困惑する中携帯を握りしめている事から同じ様にココへ誘導された事はすぐに分かった。
すると先程からヒラヒラと飛ぶ蝶が皆の前に降りてきた。

「蝶?」

「わぁ~珍しい色してるよ!」

蝶はただ拓也をじっと見続けた。
一体なんなんだ?と困惑していたら携帯に最後の質問が届いた。
その画面を全員見ると一斉に顔を見合わせた。




その表情は――



全員闘志の瞳をしていた。




全員選択すると同時にあたりが光り輝く。
その輝きに、その場にいた蝶も強い光を放ち始めた。その光に拓也達は目を開けてられず閉じてしまう。
だが、全員が見たその光輝く色に思わず見惚れてしまいそうになっていた。



輝きが消え、そこには誰もいなくなっていた。
ただ一匹の蝶がヒラヒラと高く舞い上がる。




その蝶は、淡い赤くかかったかのような色をしていた。




赤き道のゲートが開かれた。





続く
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