ようこそ いらっしゃいました。日常生活から同人妄想(腐女子)を書いている管理人です。
爆丸のシュンダン及デジクロのキリタイに萌えてます!
一緒に萌をしましょう(笑)
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ども!
今すんごい暑いです!けど、まぁ~まだカンカンと晴れていないだけマシかな・・・
自然の風と扇風機でどうにか生けてます(笑)
今日は、本当に久しぶりの妄想アップでけた~
ん、本当に久しぶりすぎだわ
一体最後いつ妄想アップだよって見たら、3週間前だし
てか七夕が最後って・・・ん~どんどん妄想比率が下がりすぎてテンションが・・・
今日の妄想は、前に書いたパラレル妄想v
ダンが爆丸っていう擬人化妄想っす!
今日のは、まぁ~・・・ん、少々甘えるダンが書きたかった!!他、多数王道だが書きたかったのさ!!
言葉が多いのが、ちょっと残念ですが(苦笑)
今はまだ、シュンダンっていうウフフまではいかず、今はほわわ~んを書いて楽しもうかとvv
後半シュンダンにしちゃる!!そこは外せない!!
さて、これより先同人要素がございます。
BL・擬人化など、嫌いな方・苦手な方・知らない方はページを閉じてください。
爆丸 シュンダン妄想となります。(内容はまだホワワン的です)
ご理解の方のみ、どうぞ
爆丸
簡単な設定
ダンが爆丸(擬人化)
見た目十歳くらい
シュン
年齢は二期設定
十三歳
パートナー:フェニックス
祖父の家に住んでいる
シュン・祖父・シュンの母親の三人暮らし
一応1話からご覧になられた方が分りやすいかと思います。
お初の方は、1話からご覧ください。
光の道しるべ
1話 2話 3話からご覧ください。
「ただいま戻りました」
「……」
あの後シュンは、ダンを抱き上げたまま自宅へと戻った。
玄関の戸を開け、シュンのか声にいち早く気付き出てきたのは、シュンの母親だった。
「お帰りなさい。シュン、調べもの、は………あら、その子は?」
シュンの母親はすぐダンの存在に気付き目を丸くするも、警戒されないよう優しい空気をだす。
シュンも、その空気に気付き説明しようとすると奥から祖父が姿を現す
「戻ったか」
「はい」
「して、どうだった?」
「はい、それが………ダン?」
シュンは、祖父に説明しようとすると抱きしめているダンの腕の力が強まったのに気付き顔をのぞく。
「……」
「大丈夫だ、祖父に俺の母さんだ」
「……」
シュンが大丈夫だと説明するも、ダンから警戒心は解かれることなくキッと二人を睨みつけていた。
「ハァ~」
シュンは一つ小さな溜息をつくと、ダンの頬を強めにひねり引っ張り出した。
「Σいぃ!?」
「警戒心を解け、この二人はお前に危害は加えない」
「……」
まだ少し不服なのか、眉間に皺を寄せるも小さく頷いたダンに、やれやれと肩をすくめながらシュンは頬から手を話すと二人に先程の雷の事を説明した。
「……もう少し詳しく聞く。奥へ来なさい」
そう言って奥へと行ってしまった祖父にシュンも後をおう。
その間シュンは一旦ダンをおろそうとしたが、おりる気がないのか、離れる気が全くないダンに仕方ないと、祖父の部屋についても同じ状態のまま説明をするシュンであった。
***
「なるほどの」
「雷の中から、この子が……」
シュンから話を聞き、やはり驚き戸惑う祖父とシュンの母親
視線は未だシュンに抱きついたままでいるダンへと向けられた。
「ダンの他に爆丸がきたそうです。なので、その爆丸を探したいと思います」
「ふむ……そうしてやりなさい」
「はい」
「じゃ~改めて自己紹介しなくちゃね」
先程までの真面目な話から一変。突如明るい口調で手をあわせ言ってきたシュンの母親に祖父もシュンも思わずポカンとしてしまった。
「じゃ~まず、こちらに座っているのがシュンの祖父よ。そして、私はシュンの母親。よろしくね」
そういってニッコリと笑みを向けたその表情に今まで警戒心していたダンから小さくだが、力が抜けたのをシュンは気付いた。
「アナタのお名前、改めて聞きたいわ」
ニッコリと笑みをするシュンの母親にダンは小さく戸惑いながらチラッとシュンの顔を見る。
すると小さく頷いたシュンにダンはキュッとシュンの服を握り小さく口を開く。
「俺は、ダン」
「ダンちゃんね。よろしくね」
そういい、ニッコリと優しい笑みを向けるシュンの母親にダンから完全に警戒心が解かれた
「じゃ~まずダンちゃんはお風呂に入ってこないとね。怪我してるけど、なにより身体綺麗にしないと」
そう言われダンは改めて自身を見れば確かに汚れてはいる。
だが……
「フロって、なんだ?」
「あら、お風呂を知らないの?」
ダンの言葉に皆ポカンとすると、シュンの母親はニッコリと笑みをするとシュンに一緒に入るよう伝えた。
「ダンちゃん一人じゃあれだし、何より懐いてるシュンとのほうがいいでしょうからね」
シュンは小さく頷くとダンを抱き上げ風呂場へと向かうことにした。
「なぁなぁ!フロって、なんだ?」
ダンはフロというのが気になるのか何度も同じ言葉を繰り返す。
それにシュンは体を洗う場だと、こちらも又同じ言葉を繰り返す。
「よくわっかんねぇ」
「いけば分かる」
そうこうしてる間に風呂場へと到着すると、シュンはダンをおろし、衣服を脱ぐよう言う
「水遊びすんのか?」
「違う、風呂に入るといっただろ」
ハァ~と小さく溜息をつくシュンは早くしろと手伝いながらダンの衣服を脱がしていく。
「なぁなぁ!シュンも入るんだろ?」
「入るといっても、体を洗ってやるだけだ」
「……」
シュンの言葉にダンは眉間に皺を寄せふてくされてしまった。
「シュンも入れ!」
「……命令か?」
「シュンも!」
だだをこねる子供という言葉が一番似合うとばかりにダンはグイグイとシュンの服を引っ張る
「シュンも一緒に水遊びしようぜ!」
「水遊びじゃなくて、風呂だ」
ハァ~と重い溜息を一つすると仕方ないとばかりに結局一緒に入ることにしたシュンであった
入っている間、初めての風呂にダンは大はしゃぎし落ち着くよう言うシュンは後半ぐったりと疲れ切っていた。
今はようやく落ち着いたのか、温かい湯に肩までつかるシュンとダン
「なぁ~シュン、地球の奴らってこうやって風呂に入るのか?水遊びじゃないのか?」
「小さな子供なら水遊びするが、毎日こうやって風呂に入る」
「ふぅ~ん」
ダンは温かな湯に手でパチャパチャ音をたてながら、のぼせてきたのか端っこに腕をダラァンとたらしはじめた
「熱くなったのか?」
「ん」
そうシュンが問うとダンは小さく頷き、羽を弱々しく動かす。
シュンは上がるようダンに言うと二人は早々に湯から上がる。
タオルでダンの体をふいていく中、ふいに目に入ったダンの背中から生える羽
それを改めて見てシュンは不思議と羽へ視線がいってしまった。
「……本当に生えているんだな」
「なんか言ったか?」
「いや」
小さな声だったせいか、ダンには聞こえなかったようでシュンははぐらすと、今度はダンの羽をふくべくタオルをもっていくと……
「みぎぁぁ!?」
「Σ!?」
突然の声にシュンは驚き思わず目を見開く。
又ダンもプルプルと震えながらしゃがみ込んでしまった。
「ど、どうした?」
シュンは恐る恐る声をかければ、ダンはゆっくりと顔を上げながら振り向いてきた。
その瞳は少々涙目だ
「羽触んなよ!」
「……痛かったのか?」
なるべく痛みがこないように、そっとタオルでふいたつもりだったのだが、ダンにはどうやら痛かったようだ
「すまなかったな」
落ち着かせるようにダンの頭を撫でていけば、まだ少し不機嫌ながらも立ち上がるダン
「自分で拭くか?」
「ん~ん、いらない」
シュンが差し出してくれたタオルに目をやるダンだったが、顔を左右にプルプルと振ると羽をバサバサとし始めた。
例えて言うなら、犬が濡れた体から水を跳ね飛ばすような行動だ
「ふぅ~!乾いた!」
そういって、ダンはサッパリしたと言わんばかりな顔をし羽を広げた。
確かに乾いてはいるが、先程飛ばした水しぶきが辺りに飛び散ったのは言うまでもない
「ハァ~……」
シュンは溜息一つつくと、次からはやり方を変えようとひっそり思っていた。
あの後シュンの母親が夕飯の仕度整え食事となったのだが、ダンにとっては見たことのない食べ物ばかりな物がある事からいつもは静かな食事が騒がしいなとシュンは思いながらも、どこか楽しいと感じていた。
「じゃ~ダンちゃん。寝る場所なんだけどシュンと同じ部屋でいいかしら?」
シュンの母親に言われるがまま、シュンの部屋で寝ることにした。
始めてみる布団に恐る恐る入るダンに、つい面白くて表情が緩んでしまうシュン
「寝るぞ、明日お前の仲間探そう」
「ん」
ダンは小さく頷くと、もそもそ布団の中に入っていく。
それを確認しシュンは部屋の電気を消し眠ることに。
カチ
カチ
カチ
部屋に小さく聞こえる時計の針の音
そして、葉のすれる音
いつもと変わらない音
だが、そんな音の中キシッと誰かが動く音が
シュンはゆっくりと瞳をあけ、身体を起きあがらせその音へと目をやる
「どうした」
「……」
そこにはダンが立っていた。
キュッと衣服を握りしめ、その表情はどこか我慢している瞳をしていた
「……眠れないのか?」
「……」
「ハァ~……黙ってると分からないぞ」
「ッ」
するとダンはトテトテと小さく音を立てながらシュンに抱きついてきた。
「……」
「どうした?」
「寝れねぇ」
「……子供だな」
「ッ!……いつも寝るときはドラゴと一緒だった!」
「大きな声を出すな。夜中だぞ」
ダンはギュゥとシュンの背中へと腕を回し抱きついてきた。
その行動にシュンはやれやれと小さな溜息をつくと、その状態のまま布団の中へと入っていく
「もう寝るぞ。夜更かしして明日支障はさせたくないだろ?」
「……」
ダンは無言のまま頷くとシュンの首に顔をうめた状態で眠りに入ってしまった。
さすがにシュンにとったら、この体制はキツいのだがダンの腕が以外にも強く無理に離すことができず、その状態のまま自分も眠ることにした。
都会の中心部にある一角
そこには多数のモニターと数字が所狭しと映し出されていた
「どうだ?」
「今は反応がありません」
「そうか」
「しかし、再び反応するかもしれん。目をこらせ」
「はっ!」
「しかし、本当なのか?」
「以上なまでの歪みが発生、続けて出た反応。間違いはないかと」
「内密にするよう、外部にもらすな」
「おまかせください」
様々な声が発せられる中、彼らは作業を続けた
小さな時が動きだそうとしている
~おまけ~
「あらあら、仲良しね」
「フェニックス」
二人の光景を微笑ましく見つめるフェニックスに、シュンは少々疲れきったような声をだす。
「まだ小さいんですもの。寂しいのよ」
「……そうかもしれない」
シュンはそっとダンの寝顔をのぞけば、そこにはスヤスヤと眠るダンが
先程までの不安な瞳が嘘かのようによく眠っている
シュンもその様子に無意識か表情が和らぎ自身も眠ることにした。
「微笑ましいわね」
フェニックスは二人の光景を暖かく見守りながら自身も眠ることに。
早くこの小さな爆丸から満面の笑顔が出ますようにと祈りながら
続く
~あとがき~
シュンと一緒に布団で寝る所が書きたかった!
甘えながら寝るダンって、絶対可愛い気がする。
しかもまだまだ甘えたい年頃なんで
羽他人に触られたら異常なまでの反応。コレはもう王道だが必見しょ!
簡単な設定
ダンが爆丸(擬人化)
見た目十歳くらい
シュン
年齢は二期設定
十三歳
パートナー:フェニックス
祖父の家に住んでいる
シュン・祖父・シュンの母親の三人暮らし
一応1話からご覧になられた方が分りやすいかと思います。
お初の方は、1話からご覧ください。
光の道しるべ
1話 2話 3話からご覧ください。
「ただいま戻りました」
「……」
あの後シュンは、ダンを抱き上げたまま自宅へと戻った。
玄関の戸を開け、シュンのか声にいち早く気付き出てきたのは、シュンの母親だった。
「お帰りなさい。シュン、調べもの、は………あら、その子は?」
シュンの母親はすぐダンの存在に気付き目を丸くするも、警戒されないよう優しい空気をだす。
シュンも、その空気に気付き説明しようとすると奥から祖父が姿を現す
「戻ったか」
「はい」
「して、どうだった?」
「はい、それが………ダン?」
シュンは、祖父に説明しようとすると抱きしめているダンの腕の力が強まったのに気付き顔をのぞく。
「……」
「大丈夫だ、祖父に俺の母さんだ」
「……」
シュンが大丈夫だと説明するも、ダンから警戒心は解かれることなくキッと二人を睨みつけていた。
「ハァ~」
シュンは一つ小さな溜息をつくと、ダンの頬を強めにひねり引っ張り出した。
「Σいぃ!?」
「警戒心を解け、この二人はお前に危害は加えない」
「……」
まだ少し不服なのか、眉間に皺を寄せるも小さく頷いたダンに、やれやれと肩をすくめながらシュンは頬から手を話すと二人に先程の雷の事を説明した。
「……もう少し詳しく聞く。奥へ来なさい」
そう言って奥へと行ってしまった祖父にシュンも後をおう。
その間シュンは一旦ダンをおろそうとしたが、おりる気がないのか、離れる気が全くないダンに仕方ないと、祖父の部屋についても同じ状態のまま説明をするシュンであった。
***
「なるほどの」
「雷の中から、この子が……」
シュンから話を聞き、やはり驚き戸惑う祖父とシュンの母親
視線は未だシュンに抱きついたままでいるダンへと向けられた。
「ダンの他に爆丸がきたそうです。なので、その爆丸を探したいと思います」
「ふむ……そうしてやりなさい」
「はい」
「じゃ~改めて自己紹介しなくちゃね」
先程までの真面目な話から一変。突如明るい口調で手をあわせ言ってきたシュンの母親に祖父もシュンも思わずポカンとしてしまった。
「じゃ~まず、こちらに座っているのがシュンの祖父よ。そして、私はシュンの母親。よろしくね」
そういってニッコリと笑みを向けたその表情に今まで警戒心していたダンから小さくだが、力が抜けたのをシュンは気付いた。
「アナタのお名前、改めて聞きたいわ」
ニッコリと笑みをするシュンの母親にダンは小さく戸惑いながらチラッとシュンの顔を見る。
すると小さく頷いたシュンにダンはキュッとシュンの服を握り小さく口を開く。
「俺は、ダン」
「ダンちゃんね。よろしくね」
そういい、ニッコリと優しい笑みを向けるシュンの母親にダンから完全に警戒心が解かれた
「じゃ~まずダンちゃんはお風呂に入ってこないとね。怪我してるけど、なにより身体綺麗にしないと」
そう言われダンは改めて自身を見れば確かに汚れてはいる。
だが……
「フロって、なんだ?」
「あら、お風呂を知らないの?」
ダンの言葉に皆ポカンとすると、シュンの母親はニッコリと笑みをするとシュンに一緒に入るよう伝えた。
「ダンちゃん一人じゃあれだし、何より懐いてるシュンとのほうがいいでしょうからね」
シュンは小さく頷くとダンを抱き上げ風呂場へと向かうことにした。
「なぁなぁ!フロって、なんだ?」
ダンはフロというのが気になるのか何度も同じ言葉を繰り返す。
それにシュンは体を洗う場だと、こちらも又同じ言葉を繰り返す。
「よくわっかんねぇ」
「いけば分かる」
そうこうしてる間に風呂場へと到着すると、シュンはダンをおろし、衣服を脱ぐよう言う
「水遊びすんのか?」
「違う、風呂に入るといっただろ」
ハァ~と小さく溜息をつくシュンは早くしろと手伝いながらダンの衣服を脱がしていく。
「なぁなぁ!シュンも入るんだろ?」
「入るといっても、体を洗ってやるだけだ」
「……」
シュンの言葉にダンは眉間に皺を寄せふてくされてしまった。
「シュンも入れ!」
「……命令か?」
「シュンも!」
だだをこねる子供という言葉が一番似合うとばかりにダンはグイグイとシュンの服を引っ張る
「シュンも一緒に水遊びしようぜ!」
「水遊びじゃなくて、風呂だ」
ハァ~と重い溜息を一つすると仕方ないとばかりに結局一緒に入ることにしたシュンであった
入っている間、初めての風呂にダンは大はしゃぎし落ち着くよう言うシュンは後半ぐったりと疲れ切っていた。
今はようやく落ち着いたのか、温かい湯に肩までつかるシュンとダン
「なぁ~シュン、地球の奴らってこうやって風呂に入るのか?水遊びじゃないのか?」
「小さな子供なら水遊びするが、毎日こうやって風呂に入る」
「ふぅ~ん」
ダンは温かな湯に手でパチャパチャ音をたてながら、のぼせてきたのか端っこに腕をダラァンとたらしはじめた
「熱くなったのか?」
「ん」
そうシュンが問うとダンは小さく頷き、羽を弱々しく動かす。
シュンは上がるようダンに言うと二人は早々に湯から上がる。
タオルでダンの体をふいていく中、ふいに目に入ったダンの背中から生える羽
それを改めて見てシュンは不思議と羽へ視線がいってしまった。
「……本当に生えているんだな」
「なんか言ったか?」
「いや」
小さな声だったせいか、ダンには聞こえなかったようでシュンははぐらすと、今度はダンの羽をふくべくタオルをもっていくと……
「みぎぁぁ!?」
「Σ!?」
突然の声にシュンは驚き思わず目を見開く。
又ダンもプルプルと震えながらしゃがみ込んでしまった。
「ど、どうした?」
シュンは恐る恐る声をかければ、ダンはゆっくりと顔を上げながら振り向いてきた。
その瞳は少々涙目だ
「羽触んなよ!」
「……痛かったのか?」
なるべく痛みがこないように、そっとタオルでふいたつもりだったのだが、ダンにはどうやら痛かったようだ
「すまなかったな」
落ち着かせるようにダンの頭を撫でていけば、まだ少し不機嫌ながらも立ち上がるダン
「自分で拭くか?」
「ん~ん、いらない」
シュンが差し出してくれたタオルに目をやるダンだったが、顔を左右にプルプルと振ると羽をバサバサとし始めた。
例えて言うなら、犬が濡れた体から水を跳ね飛ばすような行動だ
「ふぅ~!乾いた!」
そういって、ダンはサッパリしたと言わんばかりな顔をし羽を広げた。
確かに乾いてはいるが、先程飛ばした水しぶきが辺りに飛び散ったのは言うまでもない
「ハァ~……」
シュンは溜息一つつくと、次からはやり方を変えようとひっそり思っていた。
あの後シュンの母親が夕飯の仕度整え食事となったのだが、ダンにとっては見たことのない食べ物ばかりな物がある事からいつもは静かな食事が騒がしいなとシュンは思いながらも、どこか楽しいと感じていた。
「じゃ~ダンちゃん。寝る場所なんだけどシュンと同じ部屋でいいかしら?」
シュンの母親に言われるがまま、シュンの部屋で寝ることにした。
始めてみる布団に恐る恐る入るダンに、つい面白くて表情が緩んでしまうシュン
「寝るぞ、明日お前の仲間探そう」
「ん」
ダンは小さく頷くと、もそもそ布団の中に入っていく。
それを確認しシュンは部屋の電気を消し眠ることに。
カチ
カチ
カチ
部屋に小さく聞こえる時計の針の音
そして、葉のすれる音
いつもと変わらない音
だが、そんな音の中キシッと誰かが動く音が
シュンはゆっくりと瞳をあけ、身体を起きあがらせその音へと目をやる
「どうした」
「……」
そこにはダンが立っていた。
キュッと衣服を握りしめ、その表情はどこか我慢している瞳をしていた
「……眠れないのか?」
「……」
「ハァ~……黙ってると分からないぞ」
「ッ」
するとダンはトテトテと小さく音を立てながらシュンに抱きついてきた。
「……」
「どうした?」
「寝れねぇ」
「……子供だな」
「ッ!……いつも寝るときはドラゴと一緒だった!」
「大きな声を出すな。夜中だぞ」
ダンはギュゥとシュンの背中へと腕を回し抱きついてきた。
その行動にシュンはやれやれと小さな溜息をつくと、その状態のまま布団の中へと入っていく
「もう寝るぞ。夜更かしして明日支障はさせたくないだろ?」
「……」
ダンは無言のまま頷くとシュンの首に顔をうめた状態で眠りに入ってしまった。
さすがにシュンにとったら、この体制はキツいのだがダンの腕が以外にも強く無理に離すことができず、その状態のまま自分も眠ることにした。
都会の中心部にある一角
そこには多数のモニターと数字が所狭しと映し出されていた
「どうだ?」
「今は反応がありません」
「そうか」
「しかし、再び反応するかもしれん。目をこらせ」
「はっ!」
「しかし、本当なのか?」
「以上なまでの歪みが発生、続けて出た反応。間違いはないかと」
「内密にするよう、外部にもらすな」
「おまかせください」
様々な声が発せられる中、彼らは作業を続けた
小さな時が動きだそうとしている
~おまけ~
「あらあら、仲良しね」
「フェニックス」
二人の光景を微笑ましく見つめるフェニックスに、シュンは少々疲れきったような声をだす。
「まだ小さいんですもの。寂しいのよ」
「……そうかもしれない」
シュンはそっとダンの寝顔をのぞけば、そこにはスヤスヤと眠るダンが
先程までの不安な瞳が嘘かのようによく眠っている
シュンもその様子に無意識か表情が和らぎ自身も眠ることにした。
「微笑ましいわね」
フェニックスは二人の光景を暖かく見守りながら自身も眠ることに。
早くこの小さな爆丸から満面の笑顔が出ますようにと祈りながら
続く
~あとがき~
シュンと一緒に布団で寝る所が書きたかった!
甘えながら寝るダンって、絶対可愛い気がする。
しかもまだまだ甘えたい年頃なんで
羽他人に触られたら異常なまでの反応。コレはもう王道だが必見しょ!
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