ようこそ いらっしゃいました。日常生活から同人妄想(腐女子)を書いている管理人です。
爆丸のシュンダン及デジクロのキリタイに萌えてます!
一緒に萌をしましょう(笑)
ブログに掲載されている画像や文章の無断持ち出し、転載、複製は硬くお断りしますのでどうぞご理解よろしくお願いいたします。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
どうも!
今日は少し湿気があって、ジメジメでした;;
今日の妄想は、デジクロ キリタイ小説っス!!
なんか今日は、生命・きずなの日らしい。そんな日にちなんで?妄想できあがったぁぁ!!
ありきたりだが、頑張って書いたよ!!
設定的には、一応一期です。でも私デジクロの一期アニメ見てないので読んでて妙でもお許しを。
あと、こんな題名的には良い日なのに、妄想やつはギャグなのかキャラが壊れているといいますか・・・
うん、キリハはこんなセリフ言わないだろ!?と自分でも書いてて思っていたりする。
もう、ひっちゃかめっちゃかだぁ!(壊)
しかも続きになってしまった。一回で終わらなかったわ
さて、これより先は同人要素がございます。
BL・女体化といった内容が嫌いな方・苦手な方・知らない方は読まれないほうがいいですよ?
デジクロ キリタイ小説となります。
大丈夫!とい方のみどうぞ~
今日は少し湿気があって、ジメジメでした;;
今日の妄想は、デジクロ キリタイ小説っス!!
なんか今日は、生命・きずなの日らしい。そんな日にちなんで?妄想できあがったぁぁ!!
ありきたりだが、頑張って書いたよ!!
設定的には、一応一期です。でも私デジクロの一期アニメ見てないので読んでて妙でもお許しを。
あと、こんな題名的には良い日なのに、妄想やつはギャグなのかキャラが壊れているといいますか・・・
うん、キリハはこんなセリフ言わないだろ!?と自分でも書いてて思っていたりする。
もう、ひっちゃかめっちゃかだぁ!(壊)
しかも続きになってしまった。一回で終わらなかったわ
さて、これより先は同人要素がございます。
BL・女体化といった内容が嫌いな方・苦手な方・知らない方は読まれないほうがいいですよ?
デジクロ キリタイ小説となります。
大丈夫!とい方のみどうぞ~
デジクロ
キリタイ
(注意)
設定は、一期になります。
キリハのキャラが果てしなく変です(苦笑)
キリハのイメージを壊したくない方は読まれない方がいいかも、しれません。
「到着!」
「新しいゾーンに無事着いたな」
タイキ達クロスハート達は新しいゾーンへとやってきた。
辺りは木々が生え一見平和そうにも見える。
「ここはまだバグラ軍に襲われてないのか?」
「ここにいても仕方ない。ここに住むデジモン達を探そう」
「そうだな」
周りにはデジモン達の気配はなく、タイキ達は村や町がある筈だと歩き出す。
「それにしても、ここはなんのゾーンなんだ?」
未だに木々が沢山ある中、空には、なにやら数字がいくつも浮かんでいる。
何か意味があるのだろうか?とタイキは空を見ていたらシャウトモンが声を上げながらある方向を指差す。
皆そちらへ目線を向ければ、見えてきたのは大きな街。
その周りには沢山のデジモン達がわんさかと群がっていた。
「バグラ軍か!?」
「いや、あれは……」
一瞬バグラ軍かとも思ったがどうやら違うようだ。
だが、なんだか騒々しくはあった。
ともかくタイキ達はそこへいってみることにした。
だが、行った瞬間思わず行かなければ良かったと思った。
何故ならタイキ達はデジモン達に追いかけ回されていた。敵意や殺意などではない。だがオーラが果てしなく恐ろしいとだけは言えよう。
なぜなら、追いかけ回してくるデジモン達は目が血走っていたからだ。
「タイキ!タイキ!なんなんだよ、あいつらは!?」
「ぉぉぉ、俺だって分からないよ!けど、なんか捕まったら凄い怖いことが起きる!そんな予感がする!」
タイキは皆に絶対捕まるな!と全力で走りつづけた。
だが、運が悪いというのか岩壁にぶちあたってしまった。
「Σげっ!?」
「タイキ!どうすんのよ!?」
「ん~……」
すると後方から追いかけてきたデジモン達。
タイキ達が逃げれないと分かると、ジリジリ追いつめてきた。
「ちょ、ちょっと待て!俺達は君たちに危害は加えにきたんじゃないんだ」
タイキはどうにかして説得しようと試みる。
だがデジモン達の目は血走ったまま。
思わず顔がひきつるタイキ。
すると後ろから地響きが……なんだ?と全員後ろを向けと、岩壁から現れたのはメイルバードラモン。
そして、その背から飛び降りてきたのは……
「Σキリハ!?」
「タイキ」
スタッと見事に着地したキリハ。
目の前にある光景に「ここもか」と小さくボヤいたキリハはメイルバードラモンをクロスローダーへと戻す。タイキは何か知っている素振りのキリハに訪ねてみた。
「キリハ、お前何か知らないか?」
「……」
するとキリハは視線をタイキ、そしてその他へとやると口元をあげた。
「ちょうどいい」
「へ?」
何がちょうどいいんだ?とタイキは首を傾げた瞬間キリハに抱きしめられた。
一瞬何が起きたのか分からないタイキは目を丸くするも、キリハに抱きしめられていると分かるや否や顔を赤くさせ騒ぎ出した。
「お、おまッ!いきなりなんだよ!?つか離せッ///!!」
ジタバタ暴れキリハから離れようとするタイキだが思った以上にキリハの力が強く離れることができない。
するとキリハはタイキを抱きしめたまま、目を血走っているデジモン達の方へと向く。
「おい、お前等。見ての通りこっちは既に成立している。他を探すんだな」
「は?」
いきなり何をいってるんだ?とタイキは目を丸くする。
すると先程まで目を血走っていたデジモン達が慌てるように騒ぎ出した。
「Σそんなァ!?」
「せっかくのチャンスだったのにィ!」
ギャァギャァ騒ぐデジモン達に何がなんだか?とキリハ以外は現状についていけなかった。
すると、一匹のデジモンが興奮するように声をあげてきた。
「納得いくか!どれとどれが成立してるか言ってみろ!」
些か少し涙目に叫ぶデジモンにキリハは面倒な顔をしながら、タイキの腰に回す腕をさらに強めた。
「見ての通り、まず俺とタイキ」
「は?おい、キリハ……何いって、つか!離せよ!」
タイキは抱き締められていたことを忘れていたようで再び暴れ出すもキリハの腕の中から脱出できずにいた。そんなタイキをよそにキリハは話を続けた。
「次に、そこの頭が悪そうな二人」
次にキリハが目だけやったのは、ゼンジロウとアカリ。
「Σちょっと!誰が頭悪そうですってぇ!」
「そうだ!大体いきなり現れて何をいって…「次に」話を聞けぇえ!」
ゼンジロウの話を遮りキリハは会話を続けた。
「そこの獣コンビ」
「獣……」
「僕たちの事ッキュ?」
次に目線を向けたのは、ドルルモンとキュートモン
「ちょっと待て!そうなるとそこの赤いやつが残るぞ!?」
「へ?俺?」
突然指さされたシャウトモンは目を丸くする。
それにキリハは面倒そうな顔をしながらクロスローダーに手をそえ、中からグレイモンをリロードしてきた。
「そこの赤はコイツが相手だ」
「……そうなっと、全員成立」
「そういう事だ」
ガクッと床にへたり込むデジモン達。
一体なんなんだ?と状況についていけないタイキ達。
すると、後方から先程聞いた地響きが強くなる。
「きたか」
「へ?キリハ、一体何がくるんだ?」
タイキは問いかけたと同時に岩壁から大量のデジモン達が飛び降りてきた。
アカリとゼンジロウは驚きのあまり声をあげた。
それはそうだろう、目の前に目を血走ったデジモン達と同様に飛び降りてきたデジモン達も目が血走っていたからだ。
するとキリハはタイキの腕を引っ張り走り出した。
「Σちょ!おいキリハ!いきなりなんなんだよ!つか、説明しろぉ!」
「おい、お前等。そいつらから相手探すんだな」
キリハはそう言うとグレイモンをクロスローダーに戻し戦闘というなの修羅場からとっとと立ち去ることに。
シャウトモン達は勝手にタイキを連れて行くキリハを慌てて追いかけた。
「一体、なんなんだよ」
タイキのボヤキは後方から聞こえる騒音で消された。
ようやく落ち着ける場へときたタイキ達。
「おいキリハ一体なんなんだよ、さっきのは?ちゃんと説明しろよ」
「ふん、説明するまでもないな」
「いやいや、してくんなきゃ分からないし。しかもいつまで人の腕掴んでんだよ、離せ」
「断る」
なんなんだ?とタイキは首を傾げていると、後ろからシャウトモン達がようやく追いついてきた。
「よかったタイキ!無事だったぁ!」
「お~お前等も大丈夫か?」
全員どっと疲れたように地面に座る中キリハはメイルバードラモンを出すとタイキの腕を引っ張り乗せようとした。
「ちょ、おい!」
「なんだ、こっちはとっととコードクラウンを取りに行きたいんだ。早くしろ」
「Σいやいや、それで何で俺を連れてくんだよ!?」
一人で行けよ!と慌てるタイキに説明する事すら面倒なキリハは肩をすくめる。
タイキは思いっきり腕を振りどうにかキリハの拘束から解かれ間合いをとる。
「何がしたいのか全く分かんねぇし、さっきの事だって状況がピンとこない。なぁキリハ、お前このゾーンの事なんか知ってんだろ」
教えて欲しいというタイキの言葉にキリハは仕方ないとばかりにため息をつく。
「ハァ~……簡単に言えば、このゾーンは毎日が『何かの日』をしなくてはいけない決まりだ」
「『何かの日』って、なんだそりゃ?」
キリハの説明だとこういう事らしい。
このゾーンでは、毎日が『何かの日』という決まりで出来ている。
ある日は猫の日、またある日はメイクの日、和菓子の日など毎日がこの様に決まっているらしい。
ちなみに猫の日は猫耳に尻尾をつけ、メイクの日は顔に厚化粧をするなど必ずしなければならない。
しなければデジモン達はデリートされるようだ。
命令をきけないデジモンなど生かしていても意味はない、それがこのゾーンを支配する者の考えらしい。
「なんか何かの日ってのは、呆れるけどデリートだなんて酷すぎる」
タイキはいつもの癖、ほっとけない症状がでたらしい。
だが、ここで一つ疑問が浮かぶ。
「そうなると、さっきのデジモン達は今日が『何かの日』だからそれを実行する為に追いかけてきたのか?」
「そうだ、ちなみにこのゾーンのコードクラウンはあの街にある。だが強い電流のようなのが張り巡らしてあり、入ることは不可能」
「キリハにしちゃ、珍しい発言だな。いつもなら力とかで、そんな電流吹き飛ばしそうなもんなのに」
「もちろんしたさ。だが、弾き飛ばされたのさ」
肩をすくめるキリハにタイキは嘘はついていないように見えたが、そんな事でキリハが力というのを曲げることに違和感を感じた。
「だが、その街にも日々ある実行をすれば入ることができる。」
そういうとキリハはタイキに近づいていく。
「話は終わりだタイキ。大人しく俺とこい」
「いやいや話途中だし、第一キリハについていく事と今日が何の日か説明されてないし」
今の今まで黙っていたシャウトモン達は「そうだそうだ!」と騒ぎ出す。
「……今日は『生命、又はきずなの日』。この指示は各二組パートナーを作ればいいだけの事だ」
「へぇ……で、なんで俺がキリハとそれになんなきゃいけないんだ?」
全くのご質問。
するとキリハは妖笑しタイキの腕を掴み顔を近づけた。
「今日、この日は色々あってな。わざわざ俺が迎えにきてやったんだ。有り難く思うんだな」
そういうとキリハはタイキの腹を強く蹴りをいれてきた。
さすがに突然の不意打ちにタイキは防御する暇もなく、そのまま気を失いキリハはタイキを抱き留めた。
シャウトモン達は驚きすぐにタイキを助けようと走り出したが、それより先にメイルバードラモンが攻撃してきた。
その隙にキリハはメイルバードラモンに乗ると街の方へと向かってしまった。
シャウトモン達は慌てて、自分達も街の方へと走り出す。
キリハのいった、生命・きずなの日とは何をする日なのだろうか?
その姿は街の中にある
続く
キリタイ
(注意)
設定は、一期になります。
キリハのキャラが果てしなく変です(苦笑)
キリハのイメージを壊したくない方は読まれない方がいいかも、しれません。
「到着!」
「新しいゾーンに無事着いたな」
タイキ達クロスハート達は新しいゾーンへとやってきた。
辺りは木々が生え一見平和そうにも見える。
「ここはまだバグラ軍に襲われてないのか?」
「ここにいても仕方ない。ここに住むデジモン達を探そう」
「そうだな」
周りにはデジモン達の気配はなく、タイキ達は村や町がある筈だと歩き出す。
「それにしても、ここはなんのゾーンなんだ?」
未だに木々が沢山ある中、空には、なにやら数字がいくつも浮かんでいる。
何か意味があるのだろうか?とタイキは空を見ていたらシャウトモンが声を上げながらある方向を指差す。
皆そちらへ目線を向ければ、見えてきたのは大きな街。
その周りには沢山のデジモン達がわんさかと群がっていた。
「バグラ軍か!?」
「いや、あれは……」
一瞬バグラ軍かとも思ったがどうやら違うようだ。
だが、なんだか騒々しくはあった。
ともかくタイキ達はそこへいってみることにした。
だが、行った瞬間思わず行かなければ良かったと思った。
何故ならタイキ達はデジモン達に追いかけ回されていた。敵意や殺意などではない。だがオーラが果てしなく恐ろしいとだけは言えよう。
なぜなら、追いかけ回してくるデジモン達は目が血走っていたからだ。
「タイキ!タイキ!なんなんだよ、あいつらは!?」
「ぉぉぉ、俺だって分からないよ!けど、なんか捕まったら凄い怖いことが起きる!そんな予感がする!」
タイキは皆に絶対捕まるな!と全力で走りつづけた。
だが、運が悪いというのか岩壁にぶちあたってしまった。
「Σげっ!?」
「タイキ!どうすんのよ!?」
「ん~……」
すると後方から追いかけてきたデジモン達。
タイキ達が逃げれないと分かると、ジリジリ追いつめてきた。
「ちょ、ちょっと待て!俺達は君たちに危害は加えにきたんじゃないんだ」
タイキはどうにかして説得しようと試みる。
だがデジモン達の目は血走ったまま。
思わず顔がひきつるタイキ。
すると後ろから地響きが……なんだ?と全員後ろを向けと、岩壁から現れたのはメイルバードラモン。
そして、その背から飛び降りてきたのは……
「Σキリハ!?」
「タイキ」
スタッと見事に着地したキリハ。
目の前にある光景に「ここもか」と小さくボヤいたキリハはメイルバードラモンをクロスローダーへと戻す。タイキは何か知っている素振りのキリハに訪ねてみた。
「キリハ、お前何か知らないか?」
「……」
するとキリハは視線をタイキ、そしてその他へとやると口元をあげた。
「ちょうどいい」
「へ?」
何がちょうどいいんだ?とタイキは首を傾げた瞬間キリハに抱きしめられた。
一瞬何が起きたのか分からないタイキは目を丸くするも、キリハに抱きしめられていると分かるや否や顔を赤くさせ騒ぎ出した。
「お、おまッ!いきなりなんだよ!?つか離せッ///!!」
ジタバタ暴れキリハから離れようとするタイキだが思った以上にキリハの力が強く離れることができない。
するとキリハはタイキを抱きしめたまま、目を血走っているデジモン達の方へと向く。
「おい、お前等。見ての通りこっちは既に成立している。他を探すんだな」
「は?」
いきなり何をいってるんだ?とタイキは目を丸くする。
すると先程まで目を血走っていたデジモン達が慌てるように騒ぎ出した。
「Σそんなァ!?」
「せっかくのチャンスだったのにィ!」
ギャァギャァ騒ぐデジモン達に何がなんだか?とキリハ以外は現状についていけなかった。
すると、一匹のデジモンが興奮するように声をあげてきた。
「納得いくか!どれとどれが成立してるか言ってみろ!」
些か少し涙目に叫ぶデジモンにキリハは面倒な顔をしながら、タイキの腰に回す腕をさらに強めた。
「見ての通り、まず俺とタイキ」
「は?おい、キリハ……何いって、つか!離せよ!」
タイキは抱き締められていたことを忘れていたようで再び暴れ出すもキリハの腕の中から脱出できずにいた。そんなタイキをよそにキリハは話を続けた。
「次に、そこの頭が悪そうな二人」
次にキリハが目だけやったのは、ゼンジロウとアカリ。
「Σちょっと!誰が頭悪そうですってぇ!」
「そうだ!大体いきなり現れて何をいって…「次に」話を聞けぇえ!」
ゼンジロウの話を遮りキリハは会話を続けた。
「そこの獣コンビ」
「獣……」
「僕たちの事ッキュ?」
次に目線を向けたのは、ドルルモンとキュートモン
「ちょっと待て!そうなるとそこの赤いやつが残るぞ!?」
「へ?俺?」
突然指さされたシャウトモンは目を丸くする。
それにキリハは面倒そうな顔をしながらクロスローダーに手をそえ、中からグレイモンをリロードしてきた。
「そこの赤はコイツが相手だ」
「……そうなっと、全員成立」
「そういう事だ」
ガクッと床にへたり込むデジモン達。
一体なんなんだ?と状況についていけないタイキ達。
すると、後方から先程聞いた地響きが強くなる。
「きたか」
「へ?キリハ、一体何がくるんだ?」
タイキは問いかけたと同時に岩壁から大量のデジモン達が飛び降りてきた。
アカリとゼンジロウは驚きのあまり声をあげた。
それはそうだろう、目の前に目を血走ったデジモン達と同様に飛び降りてきたデジモン達も目が血走っていたからだ。
するとキリハはタイキの腕を引っ張り走り出した。
「Σちょ!おいキリハ!いきなりなんなんだよ!つか、説明しろぉ!」
「おい、お前等。そいつらから相手探すんだな」
キリハはそう言うとグレイモンをクロスローダーに戻し戦闘というなの修羅場からとっとと立ち去ることに。
シャウトモン達は勝手にタイキを連れて行くキリハを慌てて追いかけた。
「一体、なんなんだよ」
タイキのボヤキは後方から聞こえる騒音で消された。
ようやく落ち着ける場へときたタイキ達。
「おいキリハ一体なんなんだよ、さっきのは?ちゃんと説明しろよ」
「ふん、説明するまでもないな」
「いやいや、してくんなきゃ分からないし。しかもいつまで人の腕掴んでんだよ、離せ」
「断る」
なんなんだ?とタイキは首を傾げていると、後ろからシャウトモン達がようやく追いついてきた。
「よかったタイキ!無事だったぁ!」
「お~お前等も大丈夫か?」
全員どっと疲れたように地面に座る中キリハはメイルバードラモンを出すとタイキの腕を引っ張り乗せようとした。
「ちょ、おい!」
「なんだ、こっちはとっととコードクラウンを取りに行きたいんだ。早くしろ」
「Σいやいや、それで何で俺を連れてくんだよ!?」
一人で行けよ!と慌てるタイキに説明する事すら面倒なキリハは肩をすくめる。
タイキは思いっきり腕を振りどうにかキリハの拘束から解かれ間合いをとる。
「何がしたいのか全く分かんねぇし、さっきの事だって状況がピンとこない。なぁキリハ、お前このゾーンの事なんか知ってんだろ」
教えて欲しいというタイキの言葉にキリハは仕方ないとばかりにため息をつく。
「ハァ~……簡単に言えば、このゾーンは毎日が『何かの日』をしなくてはいけない決まりだ」
「『何かの日』って、なんだそりゃ?」
キリハの説明だとこういう事らしい。
このゾーンでは、毎日が『何かの日』という決まりで出来ている。
ある日は猫の日、またある日はメイクの日、和菓子の日など毎日がこの様に決まっているらしい。
ちなみに猫の日は猫耳に尻尾をつけ、メイクの日は顔に厚化粧をするなど必ずしなければならない。
しなければデジモン達はデリートされるようだ。
命令をきけないデジモンなど生かしていても意味はない、それがこのゾーンを支配する者の考えらしい。
「なんか何かの日ってのは、呆れるけどデリートだなんて酷すぎる」
タイキはいつもの癖、ほっとけない症状がでたらしい。
だが、ここで一つ疑問が浮かぶ。
「そうなると、さっきのデジモン達は今日が『何かの日』だからそれを実行する為に追いかけてきたのか?」
「そうだ、ちなみにこのゾーンのコードクラウンはあの街にある。だが強い電流のようなのが張り巡らしてあり、入ることは不可能」
「キリハにしちゃ、珍しい発言だな。いつもなら力とかで、そんな電流吹き飛ばしそうなもんなのに」
「もちろんしたさ。だが、弾き飛ばされたのさ」
肩をすくめるキリハにタイキは嘘はついていないように見えたが、そんな事でキリハが力というのを曲げることに違和感を感じた。
「だが、その街にも日々ある実行をすれば入ることができる。」
そういうとキリハはタイキに近づいていく。
「話は終わりだタイキ。大人しく俺とこい」
「いやいや話途中だし、第一キリハについていく事と今日が何の日か説明されてないし」
今の今まで黙っていたシャウトモン達は「そうだそうだ!」と騒ぎ出す。
「……今日は『生命、又はきずなの日』。この指示は各二組パートナーを作ればいいだけの事だ」
「へぇ……で、なんで俺がキリハとそれになんなきゃいけないんだ?」
全くのご質問。
するとキリハは妖笑しタイキの腕を掴み顔を近づけた。
「今日、この日は色々あってな。わざわざ俺が迎えにきてやったんだ。有り難く思うんだな」
そういうとキリハはタイキの腹を強く蹴りをいれてきた。
さすがに突然の不意打ちにタイキは防御する暇もなく、そのまま気を失いキリハはタイキを抱き留めた。
シャウトモン達は驚きすぐにタイキを助けようと走り出したが、それより先にメイルバードラモンが攻撃してきた。
その隙にキリハはメイルバードラモンに乗ると街の方へと向かってしまった。
シャウトモン達は慌てて、自分達も街の方へと走り出す。
キリハのいった、生命・きずなの日とは何をする日なのだろうか?
その姿は街の中にある
続く
PR
// この記事にコメントする //