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ようこそ いらっしゃいました。日常生活から同人妄想(腐女子)を書いている管理人です。 爆丸のシュンダン及デジクロのキリタイに萌えてます! 一緒に萌をしましょう(笑) ブログに掲載されている画像や文章の無断持ち出し、転載、複製は硬くお断りしますのでどうぞご理解よろしくお願いいたします。
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2011/12/20 (Tue)                  爆丸―二期―「現在と過去-3-」
どうも
ようやく、というのだろうか・・・続き物アップ完了!!取りあえず続き物なので「1」から読んだほうがいいですよ??
爆丸でシュンダン(女体化)です!今回ちょっと←スペちゃんが加わってる感じです。キャラ壊れまくってます。はい。カッコいいスペちゃんもいいが、壊れてるスペちゃん書くのもたのしいね☆
さて、一応また下にも注意書き記入したので再確認のためお読みになってから妄想読んでくださいね(苦笑)
でも今回の妄想結構楽しかったな・・・オリキャラネタのリク。これ結構好きvvもう書きたくて仕方なかった☆
一応後日・・・かな?ダンが過去に行った妄想もアップする予定!まだ出来上がっていないのだ(苦笑)頑張って書こう!よしっ
さて、毎度ながら同人・BL・女体化といった内容が嫌いな方・苦手な方・知らない方は読まれないほうがいいですよ??

爆丸
二期37話前

シュンダン♀←スペ?

続き物

注意1:今回少しダンが弱いです(苦笑)内面的に。そんなダンは見たくない!という方はこのままページを閉じてください。

注意2:スペクトラのキャラが壊れてます。イメージがかなり壊れる可能性があるので、イメージ壊したくない方は、このままページを閉じてください。

以上簡単な注意点なんか全然OK!と、いう方だけどうぞ











ガチャ

「マルチョ」

「どう?」

「残念ながら……ダンさんのガントレット反応をキャッチする事は出来ませんでした」

あの後マルチョはダンのガントレット反応をキャッチしようと、あれこれしたがやはり出来なかった

「困ったわね」

「……どうしたものか」

ハァと重い溜息を皆ついた瞬間、部屋に異様な空気が流れた
それに皆バッと立ち上がり部屋を見渡す。
すると、部屋の中心に信じられない人物が現れた



それは









「ふん、随分と勢揃いだな」

「「スペクトラ!?」」

そう突如現れたのはスペクトラだ。
ついにスペクトラまで地球にやってきた。だが、一体どうやってここの居場所が分かったのか、警戒する中スペクトラは辺りを見渡す

「空操弾馬がいないようだが?どこにいる」

「けっ!誰がテメェなんかに教えるかよ!」

とっとと帰りやがれ!とスペクトラを睨み付けるエース。
すると口元を上げ楽しそうに笑い出したスペクトラに皆眉を寄せる

「そう簡単に帰ると思うか?」

「このッ!」

異様な空気が流れる中、部屋の扉が開く。
皆一斉にそちらを向けば、入ってきたのはシュンとシュンに抱き上げられているダン。
シュンは一瞬部屋の空気に疑問を感じだがそれもすぐに分かった。
スペクトラが目に入った瞬間警戒すると共にダンを強く抱きしめる。

「??」

「俺から離れるな」

ダンは訳が分からなかったがシュンから感じるオーラに頷くと強く抱きつく

「ほぉ、どうやら実験は成功したようだな」

『Σ!?』

スペクトラの言葉に全員目を見開く。

「ぉぃ、テメェ……今のどういう意味だ」

「ふん、何故俺がわざわざ一人で貴様等の処にきたと思ってる。」

「まさか」

「その子供、空操弾馬だろ」

「テメェか、ダンをこんなにしたのは」

ギッとエースはスペクトラを睨み付ける中彼はシュンに抱き上げられているダンから目を離さなかった。

「なに、少し時間軸の実験をしたにすぎない」

「時間軸、だと」

一体どういう意味だと皆スペクトラをみる中以外にも彼はその説明をし始めた。


「ちょうど面白いデータを入手してな。時間軸……現代の空操弾馬と、昔の空操弾馬を入れ替えたのだ」

「入れ替えたって」

「簡単に言えば、大体5歳くらいの空操弾馬を今の時代に。そして今の時代の空操弾馬は昔、つまり目の前にいる5歳の時代に飛ばさせてもらった」

「Σなっ!?」

「じゃぁ、ダンは」

「昔にタイムスリップしたってこと!?」

「正確には、本人が入れ替わったにすぎない」

「んな事して、一体なにが目的だ」

「ふん、しれたこと」

そういうとスペクトラは一方足を踏み出した。
それにシュンは警戒し後退する。どうみても奴の狙いはダンだからだ。
シュンはダンを抱きしめる力を無意識に強めた。

「5歳の空操弾馬を俺に懐かせれば歴史は変わり、今の時代の空操弾馬が戻ってきた瞬間歴史は変わり俺の手の内となる!そして、このフリフリドレスを着させる!」

「「………」」

なんかカッコつけて拳を握り締めているが内容がなにやら危ない気がするのは気のせいだろうか?と皆言葉がでなかった。
しかもフリフリのドレスって……皆痛い目でスペクトラを見つめていた。
しかしそんな視線もなんのその。スペクトラはダンを渡せと近づいていく。

「貴様のような奴にダンは渡さない」

「ふん、自慢かのごとくいつまでも幼少時代の空操弾馬を抱き上げてるな!俺様に渡せ!」

スペクトラはこんなキャラだっだろうか?と皆頭が痛くなっていた。
ともかく今はスペクトラを追い出す方が先決だ、と皆動こうとした瞬間再び稲妻の様な音が部屋に響く。
そしてその音はダンから……


「Σなっ!?」

「これは!?」

「なにがッ!?」

「クッ!……時間切れか」

凄まじい音と共に子供のダンは消えていく。
そして、それと引き替えに現れたのは……今の時代のダンだ

ダンは、シュンの腕の中に現れ驚きと戸惑いの瞳をしていた。
そしてその瞳からは涙が流れ落ちていた。

「ダン……」

「ぁ……シュ、ン?」

目を丸くし目の前にうつるシュンを見つめるダン。
状況が理解出来ていないようで混乱しているのだろう、辺りをキョロキョロと見渡す。
と、後方にいたスペクトラと目があい思わず固まってしまったダン。
そして涙を流すダンを見て、こちらも固まっているスペクトラ。

「………ふっ、どうやら時間切れの様だ。今日の所は泣き顔姿の空操弾馬が見れたことで見逃してやるとしよう」

そういってスペクトラは消えてしまった。
カッコ良く去っていったが手に持つフリフリのドレスは如何なものかと……なんて、そんな突っ込みを入れるものなどいるはずもない


「ダン」

「ぁ、シュン」

そっと頬を伝うダンの涙を指ですくい頬に手を添える

「怪我はなかったか」

「ぁ、えっと。あの」

ダンはまだ混乱しているのか、うまく言葉がでなかった。その間も瞳からは涙が止まることなくあふれ出ていた。

「……」

シュンは徐にダンを抱き上げると、泣顔を自分の胸板にもっていき隠すように抱きしめた

「すまない、ダンを一旦部屋に連れて行く」

そういったシュンの行動は早くあっという間にその場を後にした。
残った他は唖然としながらも、シュンに任せた方がいいと皆そんな表情をしていた。


***


シュンは自分の部屋につくと、ダンをソファに座らせた。一旦ダンから離れようとしたがダンは一向に離す気はないらしくシュンはそのままダンを抱きしめ続けた

「ダン」

「……」

「聞きたいことは山ほどあるが、今は落ち着け。な?」

ポンポンと優しく背中を撫でてやればダンの腕が弱々しく背中に回ってきた

「シュン」

「なんだ?」

「ッ……会ったんだ」

「誰に?」







「リクに」








その言葉に、シュンは『あぁ、やはりダンはリクに会ってしまったんだな』と自身の瞳をゆっくりと閉じていく。
先程のスペクトラが話した時間軸の内容を聞いた瞬間嫌な感じがした。
だが、やはりダンは会ってしまった


今はもういない


リクと


小さい頃のリクと出会ったのだ



「リク、元気で……」

「あぁ」

「俺の大好きなリク、で………」

「あぁ」

「リクの笑顔、眩しかったんだ」

「ッ……あぁ」

一つ一つ言葉を放つダン。その言葉は涙声になっていた。
泣きながらも必死にリクと会ったことをシュンに伝えようとしているのだ。


「リク、リク………リクッ!!」


ダンは何度もリクの名を呼ぶと共に泣き続けた。
その様子にシュンはダンが落ち着くまで強く抱きしめてあげた。
ダンの気がすむまで……



暫くしてダンが静かになった。そっと顔を覗けば眠っていた。どうやら泣き疲れてしまったのだろう。
シュンは、そっと抱き上げダンをベッドへと寝かせてやる。
目元は沢山泣いたせいか赤くなっていた。
後でタオルで冷やしておかないと、と思いながらダンの前髪をそっと触る

「ダン」

シュンの小さな声は部屋に静く消えていく




***



日もふけ、目覚めたダンは落ち着きを取り戻したようで皆の所へシュンと共に戻ることにした。
ダンは突然過去に行ったことを皆に話す変わりに皆も小さい頃のダンが現れたことを話した

「で、小さいダンたらシュンにしか懐かなかったんだから」

「へ、へぇ;」

「ベッタリよ、ベッタリ!他には見向きもしなかったんだから」

「一回抱き上げたかったわ」

うんうん、と頷く女性人にダンは苦笑いするばかり。

「で、ダンは昔にいってどうだったの?懐かしさとかあった?」

ミラの言葉に一瞬ダンは小さく目を見開いた。勿論小さい反応だったせいか誰も気がつかなかった。
シュン以外は……

「あぁ、突然外にいてさ。腕にガントレットつけてたからHEXに居場所がバレちまう!って慌てマルチョ家に行こうとしたら、ドデカい家がねぇときた。あれはビビッたな」

「まだ、その時代には僕の家はないでございますからね」

話はつきることなく、時間が経つのも忘れて話し込むダン達。
しかし、そろそろ寝ようと言うことになり全員部屋に戻る中ダンは今日もまたシュンの部屋に訪れていた。

「……」

「ダン、平気か?」

シュンの言葉にダンは小さく頷き再びシュンに抱きつく。
皆の前では気丈にふるっていたが、やはりどこか悲しげな瞳はあった。ダンが泣いていたことには皆振れなかった。振れてはいけないと感じたからだ。

「シュン」

「なんだ?」

優しく頭を撫でてやれば、ダンは小さく口を開く

「リクに、な。会って徐々に消えていくリクの声とか、温もりとか記憶のカケラがまた蘇った気がしたんだ」

「そうか」

「スペクトラの奴が妙な事がしてくれたお陰で、ってのも変だけどよ。感謝してる……また、リクと会えたから。またリクに……」

「ダン?」

言葉を止めたダンに声をかけたら、猫のように甘えてきた。

「リク、にな………『ダン』って呼んでくれたんだ」

「……」

「まるでリクには俺だって分かってるみたいに。優しく呼んでくれたんだ」

「そうか」

「ん……バカみたいに泣いちまった。でも、そんな俺を見てもリクは呆れないで優しく微笑んでくれたんだ」

「リクらしいな」

「あとな、小さい頃のシュンにも会ったんだ」

「俺に?」

ダンは皆の前では、懐かしい街並みの事しか話さなかった。
リクのこと、シュンについては皆の前では話さなかったのだ。

「ん……小さい頃のシュン、さ。生意気だったぜ」

「よく喧嘩してたからな」

「でも……」

「ダン?」

ダンの声が徐々に小さくなっていき、どうした?と声をかけたが返答がない。
そっと顔をのぞけば眠っていた。
寝たのに、寝たりなかったのかと苦笑いし、ダンをベッドに寝かせてやる。
寝顔をのぞけば、とても嬉しそうな表情で眠っていた。今回リクに会えたことはダンにとって良いことでもあり悲しい事でもあった。二度と会えないリクに会えた事でダンの中に隠れて降り続けていた雨に、なんらかの影響を与えたに違いない。
いつか、その雨から暖かな虹がでることを信じて



終わり
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